2017年3月3日金曜日

春の気配とイースター

ドイツでの厳しい冬が終わりに近づいています。最近では最高気温が10℃を超えることも多く、


日の入りも以前のように4時半前なんてこともないし、晴れている日は日向暖か〜い!と思えるほど。


真冬は朝起きても家を出る少し前まで真っ暗で、冷えた空気が肌に痛いし、最高気温がプラスにはならないし、これは気が滅入るわという感じでした。


そして春が近づいてきている=イースターが近づいてきているということで、お店には春のデコレーションやイースター関連のものが数週間前から並ぶようになりました。






そもそもイースターはドイツ語ではOstern(オースターン)で、これまたキリスト教関係の行事です。


キリストが十字架に架けられ、亡くなった3日後に蘇ったことから、そのことを祝う復活祭がオースターンです。


春分の日の後の満月の次の日曜日(ややこしい!)がオースターンと決められているので、移動祝祭日。今年は4月16日です。


そしてオースターンには何すんの?という感じですが、子どものいる家庭ではOstereier(オースターアイヤー:イースターエッグ)ハントや、卵にペイントが定番でしょう。




卵ペイントキットもたくさん売られていますよ。ちなみに生卵ではなく、ゆで卵にペイントします。


オースターンのシンボルはOsterhase(オースターハーゼ:イースターのうさぎ)とイースターの卵で、そのうさぎが卵を持ってくるという設定だそう。


うさぎは多産、卵は新しい命の象徴とされており、今やうさぎや卵をかたどったチョコレート産業にえらく貢献しているようです。







これでもか!!というくらいにオースターン関連のチョコが並べられていて、見てるだけでお腹いっぱいになるくらい。


他には枝に卵型の飾りを吊るしたりするようですが、私個人としては『枝に…ぶら下がった卵…?』という感じで違和感しかないので


子どもたちとは卵のペイントとチョコエッグハントするくらいかなぁと思っています。ちなみにオースターンの日で断食期間が終わりなので


肉料理や卵、バターをたっぷり使ったケーキなどを作ってお祝いするそうです。引っ越してきてやっとオーブンが使えるので、オーブン焼きのお肉料理はありかな。断食はしていませんが(笑)


日本では毎日乗っていた体重計は船便で送っていたので、ドイツに引っ越してきてから先日初めて体重を測り、2キロ減っていたのでした…


ドイツは日本より重力が弱いなんてことはないはずなので、不思議です。ドイツに来て食欲減ったせいかも。


旦那にはそれ以上減らしたらダメと言われたので、オースターンに肉料理で取り戻すか!?さすがに2キロの肉は無理か。


今日はここまで。



0 件のコメント: