『ここなら何でも揃う!』と聞いていたのですが、私たち夫婦は『いやいや、そんなことないやろ(笑)』と言いながら行きました(笑)
そして実際、何でも揃うかというと、まぁそんなことはないわけで。一般的なドイツ料理の食材を買い求めるなら、新鮮なものが『何でも買える』といったところ。
他にはトルコ食材店、ハンガリー食材店など、国に特化したお店もありましたが、主に食材によって専門店があるという感じです。
チーズ、青果、花、乾物、魚介類、パン、肉などが主でした。乾物屋にはおせんべいも売ってましたよ。
でもスーパーと比べると、新鮮(乾物は新鮮とか言えるのか不明ですが)な分お値段も高め。
青果店
チーズ屋
肉屋
ヌガー店
乾物、ナッツ類の店
鮮魚店
そして今回の買い物の主な目的は、鮮魚店でした。そして買いたいものが見つかれば、買ってみようか〜と。
とりあえず全体をぐるっと回り、鮮魚店を見つけたのでショーケースを見ていると、魚の卵らしきものを発見!
何の卵か聞いてみると「Dorsch(ドーッシュ)」という返答。でも「ドイツ語でその魚が何なのかわからない(笑)」と旦那が言うので当然私がわかるはずもなく、
店員さんが英語でも教えてくれましたが、結局ネットで検索…タラの卵でした。「あータラね!魚の名前が日本語でしか分からなくて〜」と旦那は店員に言っており
帰宅後「あれって日本語でしか魚の名前わかんない ドヤァなん?」と聞いてみたら「むしろドイツ人なのにドイツ語でわからない 恥ずかしー!や」とのこと。逆でした(笑)
そして買ってきたのがこれ。スモークしたタラの卵と、ニシンと赤ビートのサラダ。タラの卵は154gで7ユーロ55セント。決して安くはありません。
でも一般的なスーパーでは手に入らない分、たまにならいいかなーという感じです。ちなみにこのビジュアルが衝撃的な
ピンクのニシンと赤ビートのサラダですが、これは意外と普通のスーパーにも売っていたりします。ニシンはドイツでも結構食べるようなので。
肝心の味ですが、タラの卵はスモークの風味がしっかりしていて、でもたらこのように塩気が強くないのでめっちゃご飯がすすむ!というほどではありませんでした。(パンに乗せて食べたけど)
次にピンクのサラダ。ニシンが酢漬けになっているので、基本的な味としてはマヨネーズくらいのレベルの酸っぱさです。赤ビートは小さく角切りにして入っていました。
Rote Bete(ローテベーテ:赤ビート)はスーパーにも売っていて、カブに似た中まで赤紫色の野菜です。とても硬いので、40分ほど茹でないと食べられる硬さにならないそう…
茹でてあるものが瓶詰めでも売ってあるのですが、どちらにしろ私は使い方が分からないのでまだ買ったことはありません。
有名なのはロシア料理のボルシチに使うそうですが、秋の野菜なので今年の秋になったら試してみようと思います。
ただしこの赤紫色は服につくと二度と取れないらしいので、調理中は細心の注意を払うか、全身黒の服ですね。
マルクトハレは月〜金曜7:30〜18:30、土曜7:00〜17:00で営業しており、1914年開業なので建物もアールデコ調、趣があります。
2階部分には日用品やレストランもあり、特に買い物をする用事がなくてもぶらっと見に行ってみるだけでも普通のスーパーと違った楽しさがありますよ。
呼び込みがすごい!なんてことは全くないので(むしろ呼び込みをしていない)、是非シュトゥットガルトに来た際は行ってみてください。
今日はここまで。
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