そしてドイツの駅には改札がありません。いきなりホームに着くので、違和感がすごいです。でもしっかり切符はありますよ。
このような機械が、ホームに上がる/下りる前やホーム上にあるので、この機械で切符を購入しましょう。
外国語にも対応してくれています。ドイツ語以外には英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、トルコ語がありました。生憎日本語はありませんが(笑)
1回乗車するだけなら、行きたい駅名を入力するだけなので簡単です。他にはお得な2往復券など、様々なチケットプランがあります。
ホームはこんな感じです。点字ブロックがないのは何だか慣れません。『◯◯行きの電車が△分で到着』と書いてある電光掲示板は便利だと思いました。
そして乗車券を買ったら、電車に乗る前に絶対にしなくてはいけないのが、切符への印字です。
こういった小さい機械が色んな場所に立っているので、切符を入れましょう。2cm程までしか入りませんが、ガシャンと日にちと時間を刻印してくれます。
これを忘れると、切符を買っていても無賃乗車です。改札がないのにどうやってわかるのか?と言いますと
私服係員が乗り合わせていることがあり、駅と駅の間の逃げられないタイミングで「切符を拝見〜」が始まります。
そして無賃乗車の場合、罰金を支払うことに。金額は40〜50ユーロと聞いていますが、都市によって差がありそうです。
ここだけの話ですが、私は1度切符の刻印を忘れました。1駅分乗っただけですが、子連れだったこともあり切符の検査がないかハラハラしました…
さて、電車が来たら何となーくみんな電車の方に近づいていきますが、日本のようにドアの位置が決まっているわけではないので、そもそも2列に並んで待っているとかもありません。
そして、『降りる人が先』というのはドイツでも同じです。自分が近づいていった乗車ドアの向こう側にいる人(つまり下車しようとしている人)が、
停車後にこの丸い緑のボタンを押します。するとドアが開くので、降りる人がいなくなれば乗車しましょう。
ちなみにこの緑のボタンは、電車が停まって押せるタイミングになると緑に点灯します。ドアの内側にも外側にも付いているので、下車する人がいない場合は乗車する人が押します。
この時は平日の昼過ぎだったので、特に混み合っている様子もなく、全員が座っていました。ボックス席が大半です。
でもベビーカー、車椅子、自転車を持ち込んで乗車する人のために、横並びの椅子もあります。
しかも映画館の椅子のように、誰も座っていない時は閉じている状態なので、しっかりスペースも空いています。
ただし、ドイツのベビーカーは基本的にゴツいので、同じスペースに乗り合わせるとちょっと狭いです。
このスペースのある車両の場所は、電車の車体に自転車マークが描いてあるので、乗る前に確認することができます。
ちなみにさらっと書きましたが、ドイツは自転車を持ち込んで乗車できるんです。その場合は自転車料金の切符を買うのを忘れずに。
特急列車など、事前に自転車持ち込みの予約が必要な電車もありますが、普段使いする短距離電車では予約なしで持ち込めます。
ドイツ人は自転車が好きですし、日曜日の何もお店が開いていない日に少し郊外まで電車で行き、サイクリングを楽しむこともできますよ。
日本も自転車が気軽に持ち込めるようになると、駅前の大量の自転車とか解消されるんじゃないか…とも思いますが
ベビーカーを畳まずに電車に乗るな!とかいう論争が起きているような国では、まず無理な気しかしませんね。
今日はここまで。
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