2018年12月21日金曜日

エスリンゲンの中世スタイルなクリスマスマーケット

今週は初めてエスリンゲンのクリスマスマーケットへ行ってきました。シュトゥットガルト中央駅からは電車で15分ほどで


クリスマスマーケットのある、エスリンゲン駅(Esslingen Neckar)に到着します。意外と近い!


駅からはStatdmitte(中心街)という駅構内の矢印に従い、Bahnhofstraßeを通って徒歩5分ほどでこの塔が見えてきたら正解。





1階部分がアイスクリーム屋さんになっていて、夏場は大繁盛だそうですが、今は冬なので閉まっていました。





ロスネッカー運河にかかるアグネス橋(Agnesbrücke)を渡り、奥に福音教会の聖ディオニスが見えてきます。





そしてクリスマスマーケットの入り口に到着。入り口前に大きいブロックが置いてあるのは、車で突っ込んでくるテロの防止かな…


まず、適当にぶらぶら。

















第一印象としては、屋根飾りが素朴。シュトゥットガルトの屋根飾りはどこも主張が強めで、飾ってます!って感じなんですが(屋根飾りコンテストもある)


こちらエスリンゲンのは木でできている飾りが多くて、色使いも落ち着いていました。更に奥へ進んで行くと何やら門らしき物が。





真ん中にぶら下がる木の板を見てみると、Mittelaltermarkt(ミッテルアルターマルクト:中世の市場)の文字が。ここを境に、店員さんの服装からして違う!



 おもちゃの騎士の武器








グラグラするハシゴを登って、上のベルを鳴らせれば良いという遊びでしたが、ものすっごいグラグラしてて


見てる限りでは誰もできていませんでした(笑)この黄色いローブみたいなのを着てる人が店員さん。





お昼はここで買ってみることに。で、ここの店員さんが値段を言う時「5.50ターラーね!」と言ってきて





え?ターラーって何?と思いつつ普段通りユーロで支払い。店員のお兄さんにも文句言われなかったし、聞き間違いか?





と思いつつ、ファラフェルみたいなカレーっぽい味のこちらを食べつつまたぶらぶら。中世エリアでは屋根飾りがそもそもなくて





めちゃくちゃ素朴!!お店も普段見かける物が全然なくて、むしろ新鮮。店員さん達の服装もあって『ドラクエの世界』と


よく言われるようですが、私、ドラクエやったことなくて全然わからないんですよね(笑)



木製用品店


錬金術師と医者の店
めちゃくちゃ胡散臭いけど3時からって書いてあって誰もおらず


鍛冶屋 



掲示板みたいな所に木工細工が。
回すと文字が合わさって読める仕掛け



ここから先は子どもの広場




手動のメリーゴーラウンドや、手動の観覧車にたくさん子どもが乗っていました。手動って大変そうすぎる…!




革製のボードゲーム店


 弓矢で的当て



 本物のネズミを使って賭けるゲーム
(動物愛護団体から文句言われないのか?)



ボーガンで的当て


クリスマスマーケットと言えば、スパイスや柑橘類などで味付けしたホットワインのGlühwein(グリューヴァイン)が


有名なので、行くと1杯は飲むようにしているので、ここでも飲んでみることに。ただ目の前にあったという理由だけで選んだ





このZum wilden Hahnというお店、カップが素焼きの陶器でできていて、ここの雰囲気にぴったり!





しかも今まで飲んだ中で1番美味しかったんです!ただしメニュー表の字体が読むの苦手なやつで、注文前に必死で見てたら




店員のおっちゃんに「読めへんのか?」って聞かれて読みにくいのバレバレでした。グリューヴァインはお店に貼ってある説明を読むと、




中世時代のレシピで作っているそう。ワインは醸造者から、スパイスはオーガニック、蜂蜜は養蜂家のもの。




サーバーは意外とめちゃくちゃ現代的でしたけどね(笑)他にも卵リキュール・ラム・白ワインのグリューヴァインを




混ぜたパンチを飲んだり、枝に刺して焼いたパンを食べたりで、かなりお腹いっぱいになりました。







私がターラーって何?と思っていた件ですが、聞き間違いではなく中世エリアではお金の単位に『ターラー』が使われているらしく


お店の金額表示もTaler(ターラー)と書かれていました。でも使用通貨はユーロなので、ご心配なく!


 ワイン店


またおもちゃの武器屋 



大人用弓矢の的当て 



鍛冶屋 


 マンモスの牙用品店



ワイン店



 まさかのお風呂。大きい樽が風呂桶です。





 パン・ピザ屋


 どうみても魔女のほうきやけどブラシ店


クリスマスマーケットには大概イエスが産まれた時を再現しているコーナーがあります。


エスリンゲンのクリスマスマーケット自体は1978年に始まり、現代スタイルのものは今年で40周年、


中世スタイルは20周年です。今年2018年には『最も美しいクリスマスの街』に選ばれ、今後も客足が伸びるんではないでしょうか。


シュトゥットガルトからかなり近いので、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行くなら是非エスリンゲンも


足を延ばして行ってみてほしいです。ドラクエ経験者は特に!(笑)


今日はここまで。

2018年12月13日木曜日

ドイツにも売っていた!メラミンスポンジ

日本ではよく水回りの掃除に使っていたメラミンスポンジ。パッケージには『ドイツ生まれの』なんて


書いてあったので、ドイツに行けば余裕で買えるやろって思ってたんですが、実際全く見つけられず2年経過…


でも、ついに発見!見つけられなかった主な理由は、メラミンスポンジのドイツ語を知らなかったことと


パッケージデザインが全く思ってたのと違ったことです。では、まずスポンジ売り場を見てみましょう。




色んなブランドのスポンジ、薄いスポンジなど色々あるのですが、商品名+コップなどの写真+箱入りの


商品もたくさんあるのが分かるでしょうか。となると、外国人の私としては、商品自体が見えないので


商品名と写真のイメージで中身を必死に想像するしかないのです。そしてやっと見つけたメラミンスポンジはこちら!




私の視界よりはるか上、棚の一番上にありました〜しかも何?この靴の写真?綺麗にする対象じゃなくて


商品の写真も載せてくれよ!と思うのは私だけでしょうか。メラミンスポンジはドイツ語でSchmutzradierer(シュムッツ ラディアー)と


呼ばれていて、スニーカーなど白いゴム部分を綺麗にするのに使うようです。もちろん裏面には


キッチン用品や、お風呂場などにも使えると書いてありましたが、靴掃除を前面に押し出してくるとは予想外…




中身はこのサイズのスポンジが6つ入っていたので、このまま使うも良し、好きなサイズにもっと小さく切っても良し。


ゴム部分が白いスニーカーを私が持っていないので、硬水ですぐに白くなってしまう蛇口部分を掃除してみることに。


掃除前


掃除後


どうでしょうか。普段はお風呂場掃除用のスプレーをして、スポンジで磨いて〜ってやってたんですが


洗剤なしで綺麗にできる方が断然良いですよね。しかもスプレーすると細かくなった液剤をどうしても


吸い込んでしまうのが気になっていたので…というのも、我が家の猫忍者は、私が家事で家中ウロウロするのを


いちいち確認しについてくるので、化学洗剤はやっぱり体の小さい猫には吸い込んで欲しくないですからね。


ドイツでメラミンスポンジをお探しの方、意外と簡単に手に入ったので(2年かかりましたが)、是非!


今日はここまで。