クリスマスマーケットのある、エスリンゲン駅(Esslingen Neckar)に到着します。意外と近い!
駅からはStatdmitte(中心街)という駅構内の矢印に従い、Bahnhofstraßeを通って徒歩5分ほどでこの塔が見えてきたら正解。
1階部分がアイスクリーム屋さんになっていて、夏場は大繁盛だそうですが、今は冬なので閉まっていました。
ロスネッカー運河にかかるアグネス橋(Agnesbrücke)を渡り、奥に福音教会の聖ディオニスが見えてきます。
そしてクリスマスマーケットの入り口に到着。入り口前に大きいブロックが置いてあるのは、車で突っ込んでくるテロの防止かな…
まず、適当にぶらぶら。
第一印象としては、屋根飾りが素朴。シュトゥットガルトの屋根飾りはどこも主張が強めで、飾ってます!って感じなんですが(屋根飾りコンテストもある)
こちらエスリンゲンのは木でできている飾りが多くて、色使いも落ち着いていました。更に奥へ進んで行くと何やら門らしき物が。
真ん中にぶら下がる木の板を見てみると、Mittelaltermarkt(ミッテルアルターマルクト:中世の市場)の文字が。ここを境に、店員さんの服装からして違う!
おもちゃの騎士の武器
グラグラするハシゴを登って、上のベルを鳴らせれば良いという遊びでしたが、ものすっごいグラグラしてて
見てる限りでは誰もできていませんでした(笑)この黄色いローブみたいなのを着てる人が店員さん。
お昼はここで買ってみることに。で、ここの店員さんが値段を言う時「5.50ターラーね!」と言ってきて
え?ターラーって何?と思いつつ普段通りユーロで支払い。店員のお兄さんにも文句言われなかったし、聞き間違いか?
と思いつつ、ファラフェルみたいなカレーっぽい味のこちらを食べつつまたぶらぶら。中世エリアでは屋根飾りがそもそもなくて
めちゃくちゃ素朴!!お店も普段見かける物が全然なくて、むしろ新鮮。店員さん達の服装もあって『ドラクエの世界』と
よく言われるようですが、私、ドラクエやったことなくて全然わからないんですよね(笑)
木製用品店
錬金術師と医者の店
めちゃくちゃ胡散臭いけど3時からって書いてあって誰もおらず
鍛冶屋
掲示板みたいな所に木工細工が。
回すと文字が合わさって読める仕掛け
ここから先は子どもの広場
手動のメリーゴーラウンドや、手動の観覧車にたくさん子どもが乗っていました。手動って大変そうすぎる…!
革製のボードゲーム店
弓矢で的当て
本物のネズミを使って賭けるゲーム
(動物愛護団体から文句言われないのか?)
ボーガンで的当て
クリスマスマーケットと言えば、スパイスや柑橘類などで味付けしたホットワインのGlühwein(グリューヴァイン)が
有名なので、行くと1杯は飲むようにしているので、ここでも飲んでみることに。ただ目の前にあったという理由だけで選んだ
このZum wilden Hahnというお店、カップが素焼きの陶器でできていて、ここの雰囲気にぴったり!
しかも今まで飲んだ中で1番美味しかったんです!ただしメニュー表の字体が読むの苦手なやつで、注文前に必死で見てたら
店員のおっちゃんに「読めへんのか?」って聞かれて読みにくいのバレバレでした。グリューヴァインはお店に貼ってある説明を読むと、
中世時代のレシピで作っているそう。ワインは醸造者から、スパイスはオーガニック、蜂蜜は養蜂家のもの。
サーバーは意外とめちゃくちゃ現代的でしたけどね(笑)他にも卵リキュール・ラム・白ワインのグリューヴァインを
混ぜたパンチを飲んだり、枝に刺して焼いたパンを食べたりで、かなりお腹いっぱいになりました。
私がターラーって何?と思っていた件ですが、聞き間違いではなく中世エリアではお金の単位に『ターラー』が使われているらしく
お店の金額表示もTaler(ターラー)と書かれていました。でも使用通貨はユーロなので、ご心配なく!
ワイン店
またおもちゃの武器屋
大人用弓矢の的当て
鍛冶屋
マンモスの牙用品店
ワイン店
まさかのお風呂。大きい樽が風呂桶です。
パン・ピザ屋
どうみても魔女のほうきやけどブラシ店
クリスマスマーケットには大概イエスが産まれた時を再現しているコーナーがあります。
エスリンゲンのクリスマスマーケット自体は1978年に始まり、現代スタイルのものは今年で40周年、
中世スタイルは20周年です。今年2018年には『最も美しいクリスマスの街』に選ばれ、今後も客足が伸びるんではないでしょうか。
シュトゥットガルトからかなり近いので、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行くなら是非エスリンゲンも
足を延ばして行ってみてほしいです。ドラクエ経験者は特に!(笑)
今日はここまで。
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