2018年8月30日木曜日

ドイツ現地公立校へ通う長男の入学前準備

以前こちらに入学前準備しないと!と書きましたが、夏休みも終わり幼稚園にまた通い始めたので、


昼間の子どもたちがいない今のうちに!とただ今入学準備大詰めといったところです。(明日の金曜日で長男は幼稚園最終日)


入学用品は夏休みの間にみんなで買いに行き、全て揃ったので公開したいと思います。




こちらが長男の入学予定の小学校から送られてきた必需品リスト。もちろんドイツ語なので、日本語で書いていきますね。


1年生に必要なもの:

反射板の付いたドイツ版ランドセル(ドイツ語ではSchulranzen (シュールランツェン)と言います)

太い色えんぴつ(赤、青、黄、緑)

えんぴつ(太くて三角軸のもの)

色えんぴつセット(細いもの)

スティックのり

粘土(ケースに入れ、名前を書くこと)

スケッチブック A3サイズ

スケッチブック用ファイル A3サイズ(多分描いたのを入れる)

ハサミ(必要であれば左利き用)

えんぴつ削り(細い・太い両方の太さが削れるもの)

以下のものは名前を書いた靴の箱に入れること

お絵かき用スモック

水彩固形絵の具(12色)

絵の具筆(中くらいと太いの1本ずつ)

筆洗いバケツ

雑巾

クレヨン

はい、以上です。




こう見ると、そんなに量が多くない上に『名前を書くように』と指示があったのは粘土ケースと靴の箱のみ。


ちなみに靴の箱というのは、靴を買った際店員さんに「箱はご入用ですか?」と聞かれるあの靴の箱です。


我が家は基本的に靴の箱は「いりませーん」と断るタイプなので、靴の箱とかない!と思っていたんですが


旦那が靴屋さんに行って、いらない箱をもらってきてくれました。そもそも、靴の箱って指定がざっくりすぎる…


サイズ的に子ども靴の箱だと小さすぎますが、婦人用と紳士用でも結構サイズに違いがあるような。


まぁそんなちょっとした違いはどうでも良いんやろうなと判断しています。文房具の指定もざっくりですし。


色えんぴつとかクレヨンとか、何色あれば良いん!?と悩みましたけどね…(なぜか水彩固形絵の具だけ12色と指示が)


なので、結果的に小さいおはじき等の名前書きに追われることなく、入学準備が完了しました。


物によっては名前を書く欄があったので、そこには一応書いておきましたが。準備していてちょっと気になったのは


消しゴムが必要品リストになかったこと。ノートはリストの右下に『親が学校の先生と話し合う日(Elternabend:エルターンアーベント)の


初日に先生経由で買ってもらいます』と書いてあるのですが…ノートに記入はしても消しゴムはいらないんでしょうか?消さない主義?


旦那が小学生の時に使っていたのは万年筆だったそうで(低学年の間は使うのが難しかったらしい、そらそうや)、


それなら消しようがないし消しゴム不要なのは分かりますが。まぁこれは入学してからそのうち判明するでしょう。


ランドセルについては長男が実際に背負った時にまた改めて書こうと思っています。(まだ見せずに隠してる)


さて、入学必需品以外に入学前の子どもたちが楽しみにしているのがSchultüte(シュールテューテ)!


こちらの記事の最後の方にも説明しましたが、旦那にもっと詳しく聞いてみると「学校で必要な文房具は入れない」


と言われ…まぁ確かに一緒に買いに行ってるし驚きもゼロか…シュールテューテは別名Zuckertüte(ツッカーテューテ)とも言い


ツッカー=砂糖なので、お菓子も入れたりするんですが「あんまりお菓子ばかりはダメ、でもお菓子ゼロでもダメ」


とか何それ?さじ加減難しすぎやろ!な指示をもらい、普段長男が欲しがっているちょっとした物を


たくさん買ってきてみましたが、何せ入れ物がデカすぎてギチギチに詰めるレベルまで入れるのがなかなか難しく…




長男のシュールテューテはこちら。斜めに立てかけていますが、真っ直ぐにすると隣の棚とほぼ同じ高さです。(88cm)




これだけ買って入れてみたんですが、まだ少し余裕があるので、もう少し何か買い足さないといけません…


入学用品よりシュールテューテの準備の方が大変です。何せ私、経験していませんからね!


『あの時めっちゃ大きいシュールテューテもらって〜中身は〜』みたいな思い出、ゼロですから!!(旦那は中身を一切覚えていないそう)


なので旦那の口頭でイメージを膨らませて色々買っていっております。ちなみにこれだけ色々長男に渡して


次男に何もなし…というわけにもいかないので(絶対泣く)、次男にはミニシュールテューテを用意しています。


入学必需品は小学校によって違うと思うので、参考程度にしてくださいね。


今日はここまで。


2018年8月28日火曜日

ガルミッシュ=パルテンキルヒェン 旅行 2日目

さて、2日目から早速山へ!初日に向かったのはPartnachklamm(パートナッハクラム:パートナッハ峡谷)です。



白く見えているのがアルプシュピッツェ
(2,628m)


宿泊先から徒歩で行ける近さでしたよ。天気も良いし、どこを見ても綺麗な山の景色が広がっています。





道中所々にある地図で、今日のルート確認。どこかの頂上を目指すのではなく、長く歩くハイキングにしました。




峡谷に近づくにつれて、石灰分の多い白い岩がどんどん視界に入ってくるように。石灰成分で水も白濁気味。




こちらがパートナッハ峡谷入り口です。手前にカウンターがあり、入場料を払います。私たちは観光客カードを


宿泊先でもらったので、大人1人5ユーロから1ユーロ引きの、1人4ユーロ、子ども(6〜14歳)は1人2ユーロ。


次男はまだ4歳なので無料でした。私たちがこの入り口に到着したのと、観光グループが到着したタイミングが同じで


観光グループが私たちの前だったので、写真で立ち止まりまくる集団を目の前になかなか進めずヤキモキ。










峡谷の一部を通れるようにくり抜いた部分を歩いていきます。陽が当たらないのと、時々水しぶきがかかるのとで


かなり肌寒かったです。時々トンネルになった部分も通りましたが、そこは本当に真っ暗で


手探りで進みました。スマホのライトやヘッドライトを使っている人もいましたよ。




やっとトンネルを抜けると峡谷の迫力がすごい。岩に直接生えてるみたいにしか見えない木もすごい!(生命力が)


観光グループの目的はここまでだったようで、開けた場所に出た途端さっさと追い抜かし、ようやくハイキングへ。




めちゃくちゃ良い天気だったものの、森の中の木陰に入ると涼しいのがさすが空気の乾燥したドイツ。




6歳と4歳の子どもたちがそもそもどのくらい歩けるのか不明なので、ちょこちょこ休憩を挟みつつ進みました。




森を抜け、時々羊に出会う牧歌的な野原を過ぎるとレストランがあったので、お昼はそこで。





頻繁に休憩を取り、その度に少しずつ飲んだり食べたりしていたので、あまり空腹ではなかったのですが、


たくさん歩いているのにリュックに入れてきた軽食だけというわけにもいかないので、私はチーズパンを注文。


チーズでパンが見えていませんが、1番下にパンがありました(笑)飲食店に入るとトイレにも行けるので


女性としては助かります。息子たちは道中で何度も用を足していましたが、私はさすがに立ってできないので…


帰りは観光客で混み合うパートナッハ峡谷は通らずに行こうと旦那が言っていたんですが、


うっかり道を間違えたようでしっかり元来た場所に戻って来てしまいました(笑)なのでまた人口密度の高い




こういった通路を通り、宿泊先まで戻る羽目に。帰りはお昼すぎくらいでちょうど一番気温の高い時間な上に


登り口から宿泊先までの一般道はほぼ陰がなかったので、直射日光がかなりしんどかったです。




登り口付近まで観光馬車もありましたが、私は馬車より馬に直接乗りたいな…と思いつつ


みんな無事に帰りました。帰ってからGPS付きの腕時計を使用している旦那から、家族みんなに発表が。


「今日は5時間程かけて合計21km歩きました!」


え!?そんなに!?距離だけならハーフマラソン、山の中はアップダウンもあったので、平坦な21kmとは


大変さのレベルが違います。6歳と4歳って、こんなに歩けるん…!?そもそも4歳の次男、


『疲れた、抱っこして、歩きたくない』など文句の1つも言わずしっかりついて来ていたんですが


それ、どんな体力!?子どもの体力の限界なんて普通試さないので、どこが限界か分かりませんが…


しかも宿泊先に戻ってからも昼寝などせず、また兄弟2人で遊びまわっていました。私と旦那は昼寝しましたよ!


翌日もまた歩く予定ですが、アップダウンの少ない所にしようと決め、またまたさっさと就寝しました。


今日はここまで。


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2018年8月25日土曜日

ガルミッシュ=パルテンキルヒェン旅行 1日目

8月18日〜24日まで、家族旅行でガルミッシュ=パルテンキルヒェンに滞在していました。


地名が長すぎる上にどこやねんと思う方が大半だと思うので、地図を載せますね。




青い丸が普段住んでいるシュトゥットガルトで、赤い丸がガルミッシュ=パルテンキルヒェンです。


オーストリアの国境付近にあり、シュトゥットガルトからは200kmほど離れています。何があるのかと言えば、


山がたくさんあり、ドイツ最高峰もここにあります。ドイツ最高峰のツークシュピッツェ山は2,962mとギリギリ3,000mに届かず


『惜しい!』という感じですが、国境を決める際『ドイツにも3,000m級の山を』と、このツークシュピッツェ山がドイツ内にも


含まれたものの(ドイツとオーストリアをまたいでいます)、正確に測量できるようになってから


『3,000mにちょっと足りなかった...』と判明したと聞いています。(旦那談)残念すぎる!


夏は登山、冬はウィンタースポーツが盛んで、1936年には冬季オリンピックも開催されました。


元々はガルミッシュとパルテンキルヒェンはそれぞれ別の街だったものの、この冬季オリンピック開催のため


ナチス政府が1つの街とし、開催地の基準を満たせるようにしたという背景があります。なので地名が長いのも納得ですね。


さて、ここには車で行ったのですが、途中でミュンヘンに立ち寄り友だち家族と会ってきました。


ランチを一緒に食べる約束をしており、ミュンヘンと言えばビアガーデン!ということで、


ヨーロッパ最大のビアガーデン、Hirschgarten(ハーシュガルテン:直訳すると鹿の庭)へ。






ビアガーデンというより、広大な公園の一部がビアガーデンになっている感じ。そして名前の通り鹿もいました!何故かヤギも...




実は旅行の前日17日が私の誕生日だったので、友だち家族からはプレゼントにコスメをもらい、


私はご機嫌。(誕生日当日は旅行準備に追われていましたが)ビアガーデンではミュンヘンらしく子どもの顔以上ある巨大プレッツェルや、




1リットルジョッキ入りのラドラー(ビールとレモネードを1:1で混ぜたもの)を飲み、鯖を丸々1匹炭火焼きにしたものを




つまみながら(当然ながらお箸がなくて残念)、美味しく楽しく過ごしました。鯖の身を子どもたちのために


必死にほぐしているうちにほとんど食べられましたけどね...ドイツでは常に魚介類に飢えているので、


見つけ次第いつも魚介類を選択しているのですが、子どもたちも魚を食べてくれるのは嬉しいことです。


さて、ミュンヘンをあとにしてやっとガルミッシュ=パルテンキルヒェンへ!今回はホテルに宿泊せず、


Ferienwohnung(フェアリエン ヴォーヌング:休暇中に借りられる家やマンションのこと)に宿泊しました。




私たちは屋根すぐ下の部分に滞在、その下の階には別の家族が滞在していましたよ。こういうベランダに花を植えてあるのって


スイスっぽいと思っていたんですが、アルプス付近の観光に力を入れているエリアではあるあるなのかもしれません。




オーナーには「毎日夕方、お花に水をあげてね」と頼まれたので、ガーデニング好きの私としては


「喜んで!!!」(居酒屋風)という感じでした。実際には「オッケー!」としか言ってませんけどね。







リビングダイニングはこんな感じ。木の家具で統一されていて、暖かい雰囲気です。寝室は2つあり




子ども2人はこちら(写真上)で寝かせ、私たち夫婦はリビングダイニングと続いている方の寝室を使用しました。




ここに置いてある枕、写真で見る限りは何とも思わないかもしれませんが、実際使おうとすると


正方形で…!しかも巨大!!頭から背中の真ん中くらいまであるサイズ、しかも分厚いやつだったんです。


「いや、これ枕じゃなくて巨大クッションやろ!?」と文句を言いながら初日はそのまま使いましたが


首がおかしくなりそうだったので、翌日からはバスタオルを折りたたんだものを枕代わりに寝ました。


正方形の枕は結構ドイツに多くて、旦那曰く「昔は正方形のしかなかった」そうなんですが、


どう考えても使いにくくないか!?慣れの問題なのか…?我が家では長方形枕を採用しております。


この宿泊先はキッチン付きだったので、荷物を置いてから食材を買いにスーパーへ。1週間分だけ買うって難しい!


晩ご飯はこちらのホテル兼レストランのHotel Drei Mohrenでいただきました。テキトーに街に出て決めただけですけどね(笑)





私は鶏肉を注文


子どもたちは席についた途端、塗り絵と色鉛筆を渡され、退屈することなく過ごせました。


むしろ塗りきれなくて悔しそうだったほど(笑)この日は翌日に備えて早く就寝。また続きます。


今日はここまで。


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2018年8月15日水曜日

顔パック レビュー

みなさんお盆はいかがお過ごしでしょうか。シュトゥットガルトのある、バーデン=ヴュルテンベルク州は、


(学校基準の)夏休みが7/26〜9/8なので、まさに今が夏休みの真っ最中です。ドイツは州によって夏休みの期間が


違うので、例えばザクセン州(7/2〜8/10)ならもう夏休みは終わっています。このシステムだと旅行シーズンのピークが


分散されて良いですよね。日本も採用すれば良いのに…と思いますが 、日本はお盆という習慣があるのでなかなか難しいかな。


さて、今日は顔パックの話。少し前にドラッグストアのdm(デーエム)へ立ち寄った際見つけたもの。




顔パックシリーズをたくさん出しているSchaebens(シェーベンス)の、保湿用パック3種類です。


パッケージも何だかカワイイので、3種類とも買ってしまいました。1つにつき3回分になっており


各1ユーロくらいだったので、気に入らなくても許せるお値段でしょ(笑)さて、まずは1番左から。


商品名はバニラフルーツボンブ。バニラ、アーモンドオイル、シアバター配合。謳われている効果は


・お肌をより柔らかく、たっぷりとケア
・保湿をより高める
・艶やかで輝く肌に


ドイツの顔パックは、シートタイプよりもクリームやジェルなどの塗るタイプが多く、こちらもクリームタイプ。


使用後は洗い流すものや、拭き取るものなど、様々です。こちらは洗顔後の顔、デコルテに塗り10分後


ティッシュなどで拭き取るか、そのまま顔になじませるか、どちらでも良いと書かれています。


顔に塗る際、手のひらに出してみるとバニラの黒いツブツブが!バニラアイスに入っているやつですよ!


香りもバニラで良い感じ。マスクの量も多すぎず(よくある)ちょうど良い。10分後、私はそのまま顔に


なじませたんですが、翌朝顔がめちゃくちゃしっとりしていてビックリ。なじませてもベトつかず、


寝る時顔に髪の毛が貼り付いて困る!なんてことにもなりませんでした。


さて、2つ目は真ん中のポメグラナタフルーツボンブ。ザクロのことです。ザクロエキス、シアバター、オレンジオイル配合。効果は


・肌細胞のターンオーバーを活性化
・肌に再活力を与え、保護
・艶やかで輝く肌に


商品名にオレンジの『オ』の字も含まれていない上に、裏の説明をちゃんと読まずに使ったため


ものすごいオレンジの香りに騙された感が!え?何でザクロじゃなくてオレンジ?と戸惑いました(笑)


でも爽やかな香りなので良し。使い方は1つ目と全く同じです。使用感も似ていますが、朝のしっとり感は


1つ目のバニラの方が断然上でした。ターンオーバー活性化とか、1晩じゃ効果わからないですしね(笑)


さて、最後の1番左はチェリーフルーツボンブ。チェリー、パパイヤ、パンテノール(抗炎症・小じわ防止作用等)配合。効果は


・集中的に肌をリフレッシュ、ケアする
・ナチュラルでフレッシュな刺激
・艶やかで輝く肌に


こちらだけクリームではなくジェルタイプだった上に、めちゃくちゃ『フレッシュ推し』だったので


保湿効果はあまり期待できないかなーと思い、10分後拭き取ろうとすると、肌の上でジェルが乾いて貼り付いた


感じになっており、全然拭き取れず…渋々なじませることにしたんですが、これが意外にも正解。


指でなじませていると、なぜかまた滑らかな質感に戻り、顔にオイルをなじませているような


感覚になりました。香りは予想通りのチェリーで、オレンジのようにビックリすることもなく


何より不思議な質感でしばらく顔をくるくるマッサージ。フレッシュさはそんな言うほど感じませんでしたよ(笑)


これも意外と翌朝顔がしっとりで、チェリーとバニラを買い足しておこうかなぁと思っています。


ここのメーカーはたくさんの種類の顔パックを50セントくらいで売っているので、お土産にもオススメです。


ドイツに来て初めの方は、シートタイプじゃない顔パックってちょっと面倒…と思っていたのですが


案外そんなに面倒でもないな、と最近は思うようになってきました。多分慣れただけですね(笑)


今日はここまで。