2017年3月17日金曜日

自家製はちみつ

今週、旦那が職場の同僚からはちみつをもらって帰ってきました。え?なんでいきなりはちみつ?と思っていたら


なんと、その方の飼っているミツバチが作ったはちみつだそう!ミツバチ飼ってるってどういうこと!?とびっくりしていたのですが


どうやらお父さんから引き継いだミツバチだそうで、家からちょっと離れたところに巣箱を置いているらしいです。


そして思い出したのは、日本に住んでいた時にできた友人ドイツ人一家のこと。「長男がミツバチを飼いたいって言ってるから、


ドイツに戻ったらミツバチを飼うつもりなの」と奥さんが言っていたのです。そして私は「えぇ〜ミツバチなんかそんな簡単に飼えるもんなん?」と聞いてみると


「毎日病気になってないか巣箱を覗くだけでいい」という回答。やたら簡単…!でもその一家は大都会出身ではないので


田舎の方ならではなのかと思いきや、こんな身近な旦那の同僚がミツバチを飼っているなんて!どうもドイツでは趣味の養蜂が盛んなようです。


屋上やベランダの一角に巣箱を置いておくだけで良いらしく、子どもも飼ったりするとのこと。カブトムシとかクワガタ飼う感覚なんでしょうか。


しかも田舎でなくとも、都会でもミツバチは飼育可能!特に個人の庭やベランダで育てている花は無農薬のことがほとんどなので、良いはちみつが出来るのです。


こちらはドイツなので、飼われているのは西洋ミツバチだと思いますが、西洋ミツバチは年に何度もはちみつが採取できます。(日本ミツバチは年1回)


同僚の方は年3回採取しているそうですが、2人暮らしなので消費しきれないのでしょうか(笑)私たち一家がはちみつを食べると聞いた時は嬉しそうな反応だった、とのこと。


特に今は長男がはちみつにハマっており、毎朝の朝食で食パンにはちみつを塗って食べています。




今回もらったのは『夏の花のはちみつ』で、季節によって咲く花も違う分、はちみつの色も違うそう。こってりしていて美味しいです!


私は主に喉が痛くなった時、温かいハーブティーにはちみつを入れて飲むのですが、知っている人が飼っているミツバチが


頑張って作ってくれたはちみつと考えると、しっかり味わっていただける方法の方がいいんかなぁなんて思ったりしました(笑)


ミツバチ1匹が一生のうちに作れるはちみつはティースプーン半分にも満たないそうなので、何だか希少価値が上がりました。(考えすぎでしょうか)


そして同僚の方がどのようにはちみつを採取しているのかは知らないのですが、よく知られているのは白い防護服を着て


蜂の巣に煙を吹きかけながら、ミツバチを巣箱からはらい、遠心分離機にかけて採取する方法ですが


発想の転換といいますか、とても画期的な方法で簡単にはちみつ採取できる巣箱が数年前に開発されました。


こちらにリンクを貼っておくので、気になる方は見てみてくださいね。ミツバチもストレスなく、養蜂者にも安全な巣箱兼はちみつ採取装置です。


自分で育てたものを食べるというのは食育としてとても良いので、去年の夏はベランダでミニトマトを育てて子どもたちと食べましたが、ミツバチもいいなぁと思えてきました。


虫全般が苦手な人にはなかなか難しいかもしれませんが、生態系にとても重要な役割を担っているミツバチをサポートし


(ミツバチの大量失踪が問題になっていますし)採れたてのはちみつも食べられるって、一石二鳥という感じがしませんか?


今日はここまで。

0 件のコメント: