「めっちゃ早生まれやな!」と笑われていましたが、その日が出産予定日だったので出産予定日の時点でも笑われておりました。
でもドイツに来て学年の区切りが4月ではなくなったので、早生まれ関係なくなりましたね。ついでに言うと長男と私も出産予定日に生まれました。
12月26日が誕生日の長男も、クリスマスと近すぎて正直かわいそうに思いますし、去年なんて誕生日当日は
ミュンヘンの義理兄宅からシュトゥットガルトまで帰る日だった上に、引っ越し前だったのでオーブンがなくて
ケーキを焼いてあげることもできず、プレゼントだけあげるという誕生日でした。何かごめん。
せっかく引っ越ししてオーブンもあるし、次男の誕生日にはケーキを焼こう!ということで
幼稚園に送り届けた後すぐに取りかかりました。日本でもお菓子作りはよくしていたのですが
日本で使っていたのはオーブンレンジのオーブン機能。ドイツの家にあるのはビルトインタイプのもので、レンジ機能は無し。
火力が何だか強くて、庫内が大きいのに余熱もすぐ完了するので、今まで使っていたレシピでは
一発で焼きが成功するが不安だったため、ケーキミックスを使いました。誕生日なので見た目が賑やかという理由でこれを選びました。
今回は次男が主役なので、グルテンフリーではありません。旦那よ、ごめん。Papageienkuchen(パパガイエン クーヘン:オウムのケーキ)です。味は知りません。
カラフルだからこのネーミングなんでしょうが、似たようなカップケーキをいつぞやのホワイトデーに旦那が作ってくれたことがあり、私には既視感!
このケーキミックス以外に用意するものは、卵3個、ミネラルウォーター(なぜかガス入り指定)、食用油だけ。
材料を全て混ぜ、3等分した後はうち2つに色を入れます。濃いピンクはベリーっぽい香りがしましたが
果たして長男は食べてくれるでしょうか…(赤い食べ物全般ダメな人)そして緑は香りではわかりませんでしたが
ここはドイツなので日本のようにメロンではなく、おそらくWaldmeister(ヴァルトマイスター:クルマバソウ)という薬草だと思います。
グミ、ゼリー、ドリンクなど意外と色々なものにフレーバーとして使われていますので、ドイツで緑の食べ物、飲み物を見てもメロン味だとは思わないようにしましょう。
そして、それぞれの色をスプーンですくって天板に落としていく作業…色が重なると綺麗じゃないし、
当然生地がどろっとしているので、この作業が一番時間かかりました…しばらくやりたくないなと思ったほど(笑)
何とか広げ終えたので、早速オーブンへ。焼き時間は25分でした。
焼いた生地を冷ました後はデコレーションなのですが、デコレーション用の粉を水と混ぜ合わせるところの説明が
ドイツ語だから私の読解力の問題か、元々ざっくり書いてあるのか分かりませんが、とにかくどの程度のどろっと感が
必要なのかわからず、半分くらい塗ってみたところで「これ全面に塗るには足りないんじゃ?」となり
もっと水を追加して、何とか全面に塗れました。端5センチくらい塗れずに終えたらどうしようかと思いましたし。
最後にチョコスプレーのようなものをパラパラとかけて出来上がり。でもまずこの白いアイシングの表面が
すごい早さでつるっとなったので、すぐにパラパラかけても全然くっついてくれなくて、端の方とか転げ落ちていってしまいました。
正直このパラパラ、いらないんではないかとも思いましたが、初めてのオウムのケーキなので一応かけておきました。
このケーキでのお祝いは夜にします。果たして美味しいのか…不安ではありますが、喜んでくれるといいな。
今日はここまで。