2017年1月29日日曜日

シュトゥットガルトのテレビ塔とカフェ

土曜日はシュトゥットガルトのランドマーク、Fernsehturm(フェアンゼートゥーム:テレビ塔)に登ってきました。

こちらに引っ越してきて比較的すぐの頃から、行きたいねとは言っていたものの、曇りの日が多くなかなか行けなかったのです。


今週は晴れ続きで最高気温も高く、久々にプラスの温度になったほど。土曜日の恒例行事、車でスーパーに買い物(日曜日は店が全部閉まる)も午前中に済ませたので、晴れを逃すまいと午後から行ってきました。


シュトゥットガルトは盆地で、あまり高い山は周りにないのですが、それでも結構な傾斜の坂道を上がっていった先にテレビ塔がありました。つまり低いものの山の上に建っているのです。



駐車場から見たところと、さらに近づいた時の写真



高さは217m、1956年に建設され、鉄筋コンクリート製のテレビ塔としては世界初。そう、去年で60周年だったのです。ちなみに2013年に防火上の理由から一般公開は中止となりましたが

180万ユーロを町とSWRという南西ドイツ放送が共同負担し改修、60周年の去年再び一般公開となったそうです。




入り口の看板には公開時間が書いてありました。夜11時まで開いてるなんてドイツではすごい!ちなみに閉館日は12月24日と一番下に小さく書いてありました。ほぼ年中無休!

エントランスから入ってすぐのところにチケットカウンターがあり、少し列になっていました。それでも並んだ時間は2、3分ほど。

子どもは5歳まで無料なので、息子たち2人とも無料でした。私たち夫婦は1人7ユーロ。子ども料金(6〜15歳)は4ユーロです。誕生日の人は年齢に関係なく無料。午前10時まで、もしくは午後8時以降は大人1人4ユーロで子どもは無料。

料金プラン多…!と思いました(笑)年間パスや家族割引、団体割引もありましたがここでは端折ります。

チケットカウンターが部屋の真ん中に位置しており、その周りはお土産グッズが置いてありました。それらを眺めつつ、チケットを購入してすぐにエレベーターへ向かいます。


エレベーター到着前の壁には、テレビ塔にまつわる色々な説明がドイツ語と英語で展示されていました。パッと見一番わかりやすかったのがこれ。

世界のタワーたちですね。一番左がシュトゥットガルトのテレビ塔なのですが、世界のタワーと高さを比べるつもりはないのか、大きく表示されていました。

グレーで表示されている世界のタワーたちは、左から順にミュンヘン260m(ドイツ)、カイロ217m(エジプト)、ベルリン362m(ドイツ)、神戸97m(日本)、モスクワ537m(ロシア)、ハンブルグ272m(ドイツ)、フランクフルト331m(ドイツ)、東京スカイツリー634m(日本)です。

個人的にはなぜ97mのみの神戸を入れたのか気になりました(笑)スカイツリーがタワー名で紹介されているのは、東京タワーと区別するためでしょう。

そしてあまり広くはないエレベーターに乗り込み、数十秒で展望階の150m地点に到着。展望階は柵で囲ってあるだけなので、思いっきり外で眺めは当然良かったです。

でもここ数ヶ月のシュトゥットガルトは大気汚染警報が出ていて、この日もバッチリ警報が出ていたので景色は何だか霞んで見えました…

ちなみに大気汚染警報が出ている時は、公共交通機関の料金が半額になります。車の使用を控えてもらうためですね。バスや電車では子ども料金を支払えばオッケーとなります。


とにかく平べったいシュトゥットガルト…この平べったさにまだ慣れません。

展望階を1階降りるとカフェがありました。カフェ自体は2階分ありましたが、そもそも敷地面積があまりない上に結構席が埋まっており、

窓からの景色はもちろん良いのですが、そこまで景色にこだわりのない私たち夫婦は早々にエレベーターで降りることに。

1階部分にもカフェがあったので、そこで一息休憩してきました。ショーウィンドーからケーキを選んだのですが、とにかくケーキの名前がどれも書いてなくてわからなさすぎて(笑)

「上側の棚の1番左から2番目の」と頼むとウエイターが「え?どれ?」と戸惑っておりました。みんな普通はケーキ名で注文するのでしょうか。

「チーズのやつか」と確認されましたが、そもそも何のケーキかわからないので正解とも不正解とも言えず(笑)「全部白のやつか」という一言でやっと「Ja」(ヤー:はい)と言えました。


で、頼んだカフェラテと共に運ばれてきたチーズケーキ。めっちゃフツーな味でした…いや、正直に言うとあまり美味しくなかったです。

でも子どもたちの頼んだチョコレートケーキは美味しかったようで、1口しか分けてもらえませんでした。

そしてドイツの不思議、ケーキに添えられているフォークはケーキに刺さった状態で提供されることと、ホットドリンクもストローで提供されることの2つをしっかり満たしてくれていました。

フォークについては旦那曰く「運んでいる間にお皿から落ちないように」とのことですが、そもそも日本では食事が運ばれてくる前にカラトリー類が運ばれてくるパターンも多いですし

ましてやフォークを店員がブッ刺して提供するなんて日本では経験したことがないので、前から知っていたことと言えどいつもビジュアルに驚きます。

ホットドリンクもストローで飲むというのは、旦那と知り合ってすぐの頃、某有名コーヒーチェーン店に一緒に行った時、ホットドリンクをストローで飲んでいたので忘れもしません。

個人的な話ですが私は猫舌なので、ストローを使うことにより熱い飲み物が舌をピンポイントで攻めてくることになるので、全く好きな習慣ではありません。むしろ危険です。

『ホットドリンクに添えられているストローで飲まなくてもマナー違反ではない』ことをこの日旦那に一応確認取りました(笑)

ドイツのテレビ塔はベルリンのものが有名ですが、シュトゥットガルトにも修繕済みのがありますので、是非!

そして展望階下にあるカフェのケーキは美味しかった!とかあれば教えてください。
今日はここまで。

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