2017年1月27日金曜日

クリスマスツリー

思いっきり季節外れですがクリスマスツリーの話。日本にもあるIKEAでは、生木のクリスマスツリー販売を数年前からしているので、生木のツリーの存在を知っている人は多いかと思います。

日本での浸透率はあまり…な印象ですが、ドイツではクリスマスツリーは生木という人が多いです。

幼稚園へ行く途中に花屋があるのですが、そこでは広い敷地にツリー用の針葉樹がたくさん植えてあり、クリスマス前には道に看板を出して

『クリスマスツリー売ってます』と宣伝もしていました。他には街の広場に切り出した生木を売っていたり、買った生木を車に付けたカーゴで持ち帰る人を見かけたり。


クリスマス関連の飾りは家が決まってからの来年にしよう、と去年から言っていたので、1か月前のクリスマスにはツリーなど家には何も飾りませんでしたが

義兄家族は生木のツリーを飾っていましたし、オフィスビルのエントランスなどにも飾ってあったのでクリスマスツリーは日本のように色んなところで見かけました。

そこで私が気になったのは「このデカイ生木、どうやって捨てるんやろ」という点。自治体が回収してくれるのは何とな〜く想像していたのですが

1月2日、冬休み明けの幼稚園初登園日(お正月がないから登園日が早い)、いきなり捨てられているクリスマスツリーを登園途中の道で見つけました。

普段は何もないちょっと開けた場所なのですが、そこにSammelplatz(ザメルプラッツ:直訳は集める場所)という看板が立っていました。


しかもツリーのマークも簡易ながら描かれていて、分かりやすいなぁと思っていましたが、この話を旦那にすると

「あーそれ、今日他の道でも見たで。ツリーの集積所やったんか〜ザメルプラッツやから、誰かの集合場所かと思ってた!ハイキングとか行くグループの」

と意味不明なことを言っていました。誰が1月2日に集団で集合してハイキングに行くのか。ザメルプラッツ、集合場所という意味でももちろん正解ですが。

そしてこの捨てられた生木たち、針葉樹だからわかりにくいだけかもしれませんが、葉っぱとかしおれた様子もなく何だかまだピンピンしていました。

いつ回収されていくのかと、平日は毎日通る道なので見ていましたが、日に日に木は増えていき、最終的にはこんな感じに。


もはやザメルプラッツの看板すら見えませんでした。そしてやっっっと先週の水曜日あたり、背後にある木々がなぜかカットされツリーと一緒に回収されていました。

回収後慌ててツリーを捨てに来た人もいたようで、もうザメルプラッツの看板はないのに数本生木が捨てられています。この木たちはどうなるんやろう…

私たちが今年のクリスマスに生木を買うかどうかはわかりません。わざわざクリスマスのデコレーションのためだけに木を伐採するの(例えそのために植えられた木でも)って

ちょっとどうなん?という考えが、私たち夫婦の共通認識なので。でもクリスマスのデコレーション自体は好きなので、日本に住んでいた頃もやっていました。

クリスマス関連は日本よりドイツの方が本場なので、今年の年末はクリスマス関連のものを買うことを楽しみにしている次第です。

今日はここまで。

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