2017年1月10日火曜日

スーパーで買い物



普段私1人で行くことが多い買い物。もちろん飲み物系の重いものを買う時は旦那に車を出してもらいますが…

今住んでいる場所から徒歩圏内のスーパーが2つあり、そのうちの遠い方が品揃えが多いのでよく行きます。


ドイツのスーパーのカートは日本の物よりもっと大きくて、カートとカゴ一体型。コストコに行ったことのある人なら、あのでかいカート!と言えばわかりやすいかも。

でもドイツのカートはお金を入れないと使えません。ちなみにお金はカートをもとの場所に戻せば返ってきますよ。



カートの持ち手部分に硬貨を入れるところがあるので、そこに入れると1つ向こうのカートの鍵が押し出されて外れます。

ちなみにこの硬貨、1ユーロのみしか受け付けてくれないカートが大半で、絶対使わない1ユーロをお財布に入れている人多いです。(このカートは2ユーロ、1ユーロ、50セント硬貨が使えて良心的)


1ユーロ硬貨と同じサイズをしたプラスチックコインもあり、カート用にお財布に入れている人もいるそう。

私はそのプラスチックコインが欲しいんですが今のところ見つけられていません…

話を戻して無事カートの鍵を外したら買い物スタート。私がよく行くスーパー、カウフランドはカゴがないのが不満です。

あまり買うものがないのに、このでかいカートを押して広い店内をまわるのが嫌なので。

ちなみにあまり買うものがない人たちは、
・手に抱える
・持参したエコバック又は籠に入れる
・ベビーカー下の荷物入れに入れる
という対策をしています。

ちなみに私は全て実践しましたが、下2つはあまり居心地よくありませんでした(笑)悪いことは何もしていないけど…

さてドイツのスーパー、野菜と果物コーナーから始まるのは日本と同じです。



でもパッケージに入っている物はグラム表示してあるのが私は新鮮でした。

いつも1パックとか1束とかの単位で日本では買い物をしていたので、ニンジン1kgってこのくらいなんや〜と初めて体験。

野菜果物はパッケージ入りのものと、自分で好きなのを選び重さを計って自分で値札シールを貼るものとがあります。



カウフランドでは自分で値札シールを貼るシステムなので、計り忘れるとレジの人にものすごく嫌な顔をされます。

そしてレジ近くの計りに急いで行くハメに。旦那は2回やらかしていました(笑)

他のスーパーでは、レジのバーコードリーダーと計りが一体化していて客が値札シールをつける必要がない所も。

パンコーナーもあり、パン棚の下に袋が置いてあるので自分で袋に入れます。パンをつかむためのトングが棚に置いてありますが、他の人を観察したところなぜかみんな素手でパンをつかんでいました。

パンはそれぞれ値段が違うので、数種類買う場合は袋を別々にした方がレジの人には親切かな。



大きいパンはスライサーを使ってあらかじめスライスできます。厚さも選べるようですが、私はまだ使ったことがありません。

あとは店内をまわって必要な商品をカートに入れるなり、抱えるなりしてレジへ向かいます。

そしてレジ前に待ち受けているのがベルトコンベアー。そこに購入する商品をひたすら並べましょう。



ちなみにここでは並べる順番に気をつけなければ、あとで後悔することになります。

並べ終わったらベルトコンベアーの側面に置いてある仕切りを、自分が置いた最後の商品の後に置きます。

これで私が買うのはここまで!とレジの人に示すことになります。

あなたの前に並んでいる人が最後の仕切りを置いていない場合は、置いておく方が無難です。

ここからが私が買う分!とハッキリさせられるので。でもレジがガラガラの場合は特に置く必要はなさそうです。

そしてレジの人がものすごい速さでバーコードをピッとしていき、商品を次々横に流して行くので急いでカバンなりエコバックなりに入れましょう。レジ袋は有料です。

レジの人には「Hallo!」(ハロー:こんにちは)と挨拶するのを忘れずに。

横に流していく先に比較的スペースがある店ならまだしも、ほぼスペースがないところもあるので

のんびりしていると商品が山積みに、しかも即支払い金額を告げられます。

お金を払い終わると次の客のバーコード読み取りがすぐ始まるので、何だかプレッシャーです。

ちなみにベルトコンベアーに並べる順番の話をしましたが、カバンなりエコバックなりに入れる場合

重いものを下に入れたいですよね?でも何も考えずベルトコンベアーに並べてしまうと

それができなくなり、カバンに詰める段階でめっちゃヤキモキします。

無事支払いを終えれば「Danke!Tschüss!」(ダンケ!チュース!:ありがとう!じゃあね)と挨拶してレジを離れます。

レジの人は日本と違ってイスに座りっぱなしだし、お釣りは手を添えて渡すなんて絶対にないですが

客からも声を出して挨拶をするって日本ではほぼしてこなかった分、何だかいいなと思うドイツ文化の1つです。



最後はカートをもとの場所に返して買い物完了です。自分のカートを押し込んだ先のカートについている鍵を差し込むと、硬貨が押し出されて返ってきます。

硬貨を使わせるシステムなのは、旦那に言わせると「そうしないとみんなカートをもとの場所にちゃんと返さないから」だそう。

力技な気もしますが…あのでかいカートが、途中でカート不要になった客によって店内に点在している場合を想像すると

ゲンナリするので、このシステムで合ってるんやろうなぁと思いました。

長くなりましたが今日はここまで。

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