2017年1月12日木曜日

ドイツのティッシュペーパー

生活必需品、ティッシュペーパー。子どものいる家庭では消費スピードが早いものの一つだと思います。

子どもが2人いる我が家もティッシュは何かと毎日使うので、家の中のあらゆる場所はもちろん、コートのポケットやカバンにも常備しています。

ドイツに来てすぐ、ティッシュは買ったのですが箱ティッシュが見当たらずポケットティッシュのみでした。

「旦那に聞いても日本にあるようなのはドイツで見たことない」なーんて言うので素直にそうなんかと思っていたのに

幼稚園の慣らし保育中、毎日付き添っていた私は早い段階で箱ティッシュを見つけてしまったのでした。

そして即旦那(慣らし保育一緒に行ってた)に「箱ティッシュあるやん!!!」と非難も込めつつ報告。

「え〜何か特別な医療用とかなんちゃうの?」とか何とか言ってましたが、スーパーで探してみたら案外あっさり見つかりました。

『ないもの』と認識していたので、そもそも夫婦ともに探そうともしてませんでしかたらね。でも日本のように5箱セットではなく、1箱ずつのバラ売り…

何ででしょうか。基本はやはりポケットティッシュなんでしょうか。ちなみに箱ティッシュの形状は日本のものとお同じですが、ポケットテッシュは全然違います。




写真のものは、ただ1番近くにあったものを写しただけで、全てのパッケージが竹というわけではありません。

ポケットテッシュはもちろん小さい方で、1袋の厚みが結構あります。しかもなぜかシール付きで開け閉めできます。

1袋10枚入りがスタンダードのようですが、1枚1枚のティッシュが4枚重ねです。4枚も重なってるとティッシュが全く肌に優しくない硬さなので

この間、鼻風邪をひいた時は鼻の下がとっても荒れて辛かったです。硬さでいうとキッチンペーパーに似ています。

なので日本のごく一般的なポケットティッシュよりは丈夫で、エコ意識の高いドイツ人たちは、このティッシュで鼻をかみ、一旦ポケットにしまい込みます。

そしてまた鼻をかみたくなったら、先ほどの使用済みティッシュをもう一度使います…!何回再使用を繰り返すのかは、個人差が大きそうなので特に確認していません(笑)

ちなみに昔からの習慣で鼻をかむ用のハンカチを持っている人もいます。旦那と知り合った頃は彼もハンカチを使っていましたが

「それいつ洗ってるん?」と聞いた時「……。」という反応だったので、衛生面でもちょっとどうなの?という印象です。

箱ティッシュは4枚重ねのものが多いですが、店によっては3枚重ねも置いています。私は使用感が日本のものに似ている3枚重ね派なので、そちらを使っています。

日本に10年住んでいた旦那は、日本在住時いつも「日本のティッシュは薄い!鼻かんだらティッシュが破れて鼻水が手につく!」(汚い話ですみません)

と文句を言っていたものの、なぜか箱ティッシュは薄めがいいらしく私と同じく3枚重ね派です。

ドイツの厚いティッシュといえば、トイレットペーパーもその1つ。今のところ、シングルやダブルは一切見かけていません。最低3枚重ねのものから売っています。






一体何枚重ねまであるのか売り場を見てみましたが、5枚重ねまで見つかりました。デラックス(DELUXE)と書いてあり、何だか高級感のあるパッケージデザイン。

5枚重ねは使ったことがないので使用感は不明ですが、トイレットペーパーも何だか丈夫なので(濡れるとすぐ破れるわけではない)うっかり使いすぎるとトイレが詰まりそうな気がします。

ついでにティッシュとドイツで言うと机(Tisch)という意味なので気をつけましょう。ティッシュペーパーはPapiertaschentuch(パピエタッシェンテューヒュ)というやたら長い名詞。

パピエは紙、タッシェンテューヒュはハンカチのことで、直訳すると紙ハンカチに。つまり、昔からの『鼻はハンカチでかむもの』という習慣を思えば、紙ハンカチを何度も再利用するのは理解できなくもない…かな?

今日はここまで。

0 件のコメント: