2017年1月29日日曜日

シュトゥットガルトのテレビ塔とカフェ

土曜日はシュトゥットガルトのランドマーク、Fernsehturm(フェアンゼートゥーム:テレビ塔)に登ってきました。

こちらに引っ越してきて比較的すぐの頃から、行きたいねとは言っていたものの、曇りの日が多くなかなか行けなかったのです。


今週は晴れ続きで最高気温も高く、久々にプラスの温度になったほど。土曜日の恒例行事、車でスーパーに買い物(日曜日は店が全部閉まる)も午前中に済ませたので、晴れを逃すまいと午後から行ってきました。


シュトゥットガルトは盆地で、あまり高い山は周りにないのですが、それでも結構な傾斜の坂道を上がっていった先にテレビ塔がありました。つまり低いものの山の上に建っているのです。



駐車場から見たところと、さらに近づいた時の写真



高さは217m、1956年に建設され、鉄筋コンクリート製のテレビ塔としては世界初。そう、去年で60周年だったのです。ちなみに2013年に防火上の理由から一般公開は中止となりましたが

180万ユーロを町とSWRという南西ドイツ放送が共同負担し改修、60周年の去年再び一般公開となったそうです。




入り口の看板には公開時間が書いてありました。夜11時まで開いてるなんてドイツではすごい!ちなみに閉館日は12月24日と一番下に小さく書いてありました。ほぼ年中無休!

エントランスから入ってすぐのところにチケットカウンターがあり、少し列になっていました。それでも並んだ時間は2、3分ほど。

子どもは5歳まで無料なので、息子たち2人とも無料でした。私たち夫婦は1人7ユーロ。子ども料金(6〜15歳)は4ユーロです。誕生日の人は年齢に関係なく無料。午前10時まで、もしくは午後8時以降は大人1人4ユーロで子どもは無料。

料金プラン多…!と思いました(笑)年間パスや家族割引、団体割引もありましたがここでは端折ります。

チケットカウンターが部屋の真ん中に位置しており、その周りはお土産グッズが置いてありました。それらを眺めつつ、チケットを購入してすぐにエレベーターへ向かいます。


エレベーター到着前の壁には、テレビ塔にまつわる色々な説明がドイツ語と英語で展示されていました。パッと見一番わかりやすかったのがこれ。

世界のタワーたちですね。一番左がシュトゥットガルトのテレビ塔なのですが、世界のタワーと高さを比べるつもりはないのか、大きく表示されていました。

グレーで表示されている世界のタワーたちは、左から順にミュンヘン260m(ドイツ)、カイロ217m(エジプト)、ベルリン362m(ドイツ)、神戸97m(日本)、モスクワ537m(ロシア)、ハンブルグ272m(ドイツ)、フランクフルト331m(ドイツ)、東京スカイツリー634m(日本)です。

個人的にはなぜ97mのみの神戸を入れたのか気になりました(笑)スカイツリーがタワー名で紹介されているのは、東京タワーと区別するためでしょう。

そしてあまり広くはないエレベーターに乗り込み、数十秒で展望階の150m地点に到着。展望階は柵で囲ってあるだけなので、思いっきり外で眺めは当然良かったです。

でもここ数ヶ月のシュトゥットガルトは大気汚染警報が出ていて、この日もバッチリ警報が出ていたので景色は何だか霞んで見えました…

ちなみに大気汚染警報が出ている時は、公共交通機関の料金が半額になります。車の使用を控えてもらうためですね。バスや電車では子ども料金を支払えばオッケーとなります。


とにかく平べったいシュトゥットガルト…この平べったさにまだ慣れません。

展望階を1階降りるとカフェがありました。カフェ自体は2階分ありましたが、そもそも敷地面積があまりない上に結構席が埋まっており、

窓からの景色はもちろん良いのですが、そこまで景色にこだわりのない私たち夫婦は早々にエレベーターで降りることに。

1階部分にもカフェがあったので、そこで一息休憩してきました。ショーウィンドーからケーキを選んだのですが、とにかくケーキの名前がどれも書いてなくてわからなさすぎて(笑)

「上側の棚の1番左から2番目の」と頼むとウエイターが「え?どれ?」と戸惑っておりました。みんな普通はケーキ名で注文するのでしょうか。

「チーズのやつか」と確認されましたが、そもそも何のケーキかわからないので正解とも不正解とも言えず(笑)「全部白のやつか」という一言でやっと「Ja」(ヤー:はい)と言えました。


で、頼んだカフェラテと共に運ばれてきたチーズケーキ。めっちゃフツーな味でした…いや、正直に言うとあまり美味しくなかったです。

でも子どもたちの頼んだチョコレートケーキは美味しかったようで、1口しか分けてもらえませんでした。

そしてドイツの不思議、ケーキに添えられているフォークはケーキに刺さった状態で提供されることと、ホットドリンクもストローで提供されることの2つをしっかり満たしてくれていました。

フォークについては旦那曰く「運んでいる間にお皿から落ちないように」とのことですが、そもそも日本では食事が運ばれてくる前にカラトリー類が運ばれてくるパターンも多いですし

ましてやフォークを店員がブッ刺して提供するなんて日本では経験したことがないので、前から知っていたことと言えどいつもビジュアルに驚きます。

ホットドリンクもストローで飲むというのは、旦那と知り合ってすぐの頃、某有名コーヒーチェーン店に一緒に行った時、ホットドリンクをストローで飲んでいたので忘れもしません。

個人的な話ですが私は猫舌なので、ストローを使うことにより熱い飲み物が舌をピンポイントで攻めてくることになるので、全く好きな習慣ではありません。むしろ危険です。

『ホットドリンクに添えられているストローで飲まなくてもマナー違反ではない』ことをこの日旦那に一応確認取りました(笑)

ドイツのテレビ塔はベルリンのものが有名ですが、シュトゥットガルトにも修繕済みのがありますので、是非!

そして展望階下にあるカフェのケーキは美味しかった!とかあれば教えてください。
今日はここまで。

2017年1月27日金曜日

クリスマスツリー

思いっきり季節外れですがクリスマスツリーの話。日本にもあるIKEAでは、生木のクリスマスツリー販売を数年前からしているので、生木のツリーの存在を知っている人は多いかと思います。

日本での浸透率はあまり…な印象ですが、ドイツではクリスマスツリーは生木という人が多いです。

幼稚園へ行く途中に花屋があるのですが、そこでは広い敷地にツリー用の針葉樹がたくさん植えてあり、クリスマス前には道に看板を出して

『クリスマスツリー売ってます』と宣伝もしていました。他には街の広場に切り出した生木を売っていたり、買った生木を車に付けたカーゴで持ち帰る人を見かけたり。


クリスマス関連の飾りは家が決まってからの来年にしよう、と去年から言っていたので、1か月前のクリスマスにはツリーなど家には何も飾りませんでしたが

義兄家族は生木のツリーを飾っていましたし、オフィスビルのエントランスなどにも飾ってあったのでクリスマスツリーは日本のように色んなところで見かけました。

そこで私が気になったのは「このデカイ生木、どうやって捨てるんやろ」という点。自治体が回収してくれるのは何とな〜く想像していたのですが

1月2日、冬休み明けの幼稚園初登園日(お正月がないから登園日が早い)、いきなり捨てられているクリスマスツリーを登園途中の道で見つけました。

普段は何もないちょっと開けた場所なのですが、そこにSammelplatz(ザメルプラッツ:直訳は集める場所)という看板が立っていました。


しかもツリーのマークも簡易ながら描かれていて、分かりやすいなぁと思っていましたが、この話を旦那にすると

「あーそれ、今日他の道でも見たで。ツリーの集積所やったんか〜ザメルプラッツやから、誰かの集合場所かと思ってた!ハイキングとか行くグループの」

と意味不明なことを言っていました。誰が1月2日に集団で集合してハイキングに行くのか。ザメルプラッツ、集合場所という意味でももちろん正解ですが。

そしてこの捨てられた生木たち、針葉樹だからわかりにくいだけかもしれませんが、葉っぱとかしおれた様子もなく何だかまだピンピンしていました。

いつ回収されていくのかと、平日は毎日通る道なので見ていましたが、日に日に木は増えていき、最終的にはこんな感じに。


もはやザメルプラッツの看板すら見えませんでした。そしてやっっっと先週の水曜日あたり、背後にある木々がなぜかカットされツリーと一緒に回収されていました。

回収後慌ててツリーを捨てに来た人もいたようで、もうザメルプラッツの看板はないのに数本生木が捨てられています。この木たちはどうなるんやろう…

私たちが今年のクリスマスに生木を買うかどうかはわかりません。わざわざクリスマスのデコレーションのためだけに木を伐採するの(例えそのために植えられた木でも)って

ちょっとどうなん?という考えが、私たち夫婦の共通認識なので。でもクリスマスのデコレーション自体は好きなので、日本に住んでいた頃もやっていました。

クリスマス関連は日本よりドイツの方が本場なので、今年の年末はクリスマス関連のものを買うことを楽しみにしている次第です。

今日はここまで。

2017年1月26日木曜日

コンタクトレンズ

タイトル通り、私は毎日コンタクトレンズを装着しています。遡ること小学校6年生の頃から。

裸眼でめっちゃ見えそうやのに!とはよく言われますが(顔のせいか)、裸眼だとほぼ全てボヤけています。視力検査の1番上のCみたいなのが見えないレベル。

使い始めは1日使い捨てのものでしたが、出国前まで使っていたのは2週間使い捨てのもの。

使い放題のプランだったので、乾燥の酷い季節は2週間のを1週間で交換して使っていました。

そしてドイツに引っ越してくる際には、3か月分くらいの予備を持ってきていました。でもギリギリになる前に、と買いに行くことに。

日本では眼科併設のところで買っていたので、ドイツでも眼科行くのかーと何となく思っていましたが

何とドイツでは処方箋なしでコンタクトレンズが買えます。日本でもネットで買えますが、定期的な検査は必要と聞きますよね。

でもドイツでは全くそんなことはないらしく、むしろ大手ドラッグストアのdm(デーエム)にもコンタクトレンズが当然のように置いてあり、1枚ずつバラで売られています。

そして私が買いに行ったのは、近所の眼鏡屋さん。日本で使っていたものの空きパッケージも持参しました。

コンタクトレンズを買いたい旨を伝えると、持参した空きパッケージを持って店の奥へ消える店員のお姉さん。

使い捨てなら1日と1か月、どっちがいいか聞かれ、『え?選択肢それだけ?その間の2週間のないん?』と思いましたが

1日か1か月かしかないそうなので、1か月のものをまずお試しで1セットタダでくれました。

ドイツは日本より空気が乾燥しているのに、不思議と目の乾燥も酷くなく、何の違和感もなくお試しの1か月が終わったのでとりあえず半年分を買いました。

両目で90ユーロ。契約して定期的に買うというプランもあるそうですが、何せまだ住む家が未定なので、今後この眼鏡屋さんから遠くなるかもしれないし…ということで契約はしませんでした。

旦那はずっと裸眼の人なので、ドイツのコンタクトレンズ事情がよくわからないらしく、同僚のコンタクトレンズ使用者に聞いてくれましたがその人も契約をしていないそう。

理由はコンタクトレンズは次々に新商品が出るし、そっちを買うとオマケで洗浄液をくれたりするから、だそう。なるほど。でも店舗によるのかもしれません。

定期購入の契約に関しては、眼球のカーブが平均的でない方の場合は契約しておくと入荷待ちせずスムーズの買えるのかも?と思いました。(確認していないので不確かです)

ちなみに洗浄液もドイツで買ったものを使っていますが、またまたdm(デーエム) で買ったものを使っています。ソフトレンズ用。




使い方も簡単で、こすり洗いはしなくて良いのです。はずす際は洗浄ケースに洗浄液とコンタクトレンズを入れ数時間おき、装着前にケースを振り、装着。

ケースを振って汚れを振り落としているっぽいのですが、私はレンズの汚れが気になるので、ケースに入れる前に洗浄液で軽くゆすいでいます。


出国前に「コンタクトレンズ、買いだめしとかなくていいん?」と聞いてくる友だちがなぜか多数いましたが


未開拓の秘境に住むわけでもないし、ドイツでも買えることをここで証明します。そもそも日本は欧米会社のコンタクトレンズがほとんどやし!(笑)

今日はここまで。

2017年1月25日水曜日

エレベーターと階の数え方

海外旅行のガイドブックにはよく載っている、エレベーター表示の違い。ドイツに住む前に海外旅行は何度かしたことがあるので、その違いについては頭の片隅にありました。

ドイツの場合だと、そもそも日本の1階が1階とは呼ばれません。エレベーターではただ『E』や『ED』と表示されています。

ここで1階に行きたい!と思って1のボタンを押しても、日本でいう2階に着くので要注意。



『E』や『EG』とは、Erdgeschoss(エアドゲショス:直訳すると地面の階)の略で、それより上から1階、2階と数えます。

エアドゲショスより上はObergeschoss(オーバーゲショス直訳すると上の階)の略で『OG』と表示されていることもあります。

写真にあるエレベーターのボタンの『UG』は、Untergeschoss(ウンターゲショス:直訳すると下の階)の略で地下階のことです。『U』とだけ表示されていることもあります。

なので、日本式の地下2階〜3階まである建物の場合、ドイツ式の表記は

2(数字の前に『O』がつく場合あり)
1(同上)
U1
U2

となります。さらに、地下階の『U』が代わりに『K』の場合も。これはKeller(ケラー)の略で、地下倉庫のことです。

ドイツの集合住宅には地下倉庫があるのが一般的で、そこが駐車場兼地下倉庫になっているところや、地下倉庫だけのパターンもあります。

地下倉庫は1年を通して滅多に使わないものや、保存期間の長い食料を置いている人が多いです。

各部屋に鍵付きの倉庫が割り当てられているので、防犯も一応できているし、日本のマンションにも標準設備としてあればいいなぁと思っております。

そしてドイツのエレベーターの話に戻りますが、載せている写真でもわかるように、日本にはあるボタンがこちらにはありません。

さて何でしょう??(もう一度写真を載せておきます)


答えは“閉じるボタン”でしたー。子連れで出かける時はまだベビーカーを使うので、駅、ショッピングセンター、集合住宅などでエレベーターは使っていますが

“閉じるボタン”が見当たりません。“閉じるボタン”なしの生活をしていても、人が乗り降りした後はエレベーターのドアが比較的サッと閉まってくれるのであまり気になりませんが。

“閉じるボタン”を何となく探してしまうのは日本のエレベーターを使ってきた習慣ですね。しかもドアが閉まるの、何だか日本のエレベーターより気持ち早めな気がするので…

あとエレベーター内の「◯◯階です」というアナウンスがないのも、初めはちょっと気になりました。別段必要としているわけではないので、ないのに気づいた程度です。

今日はここまで。

2017年1月24日火曜日

恥の経験

昨日は住んでいる国の言語を話せない外国人として、ちょっと恥ずかしい出来事がありました。ドイツに住んでいつの間にか2ヶ月が経ち

もちろん毎日アジア人ではない顔立ちの人々を見、ドイツ語を聞き、必要とあらばカタコトのドイツ語を話して生活していますが

家族内にドイツ人が前からいるので、特に上記のことに関してはもう特別感がありません。

そして昨日あったこと。朝幼稚園に子供たちを普段通り連れて行くと、園児たちが上靴に履き替える場所の隅にカゴが置いてあり

めちゃくちゃデカイスリッパが山積みされておりました。そして壁に張り紙があり、長々とした文をざっと読んでみたものの

理解できたのは「床が汚れないように、園内に入る際はこれを履くこと」でした。確かに普段、親は土足で園内に入り、子どもを先生に引き渡します。

そして今は冬で、道には雪があるので靴底が濡れ、そのまま幼稚園に入ると当然園内の床は濡れ、汚れます。

なので土足文化で育ってきていない私にとって、スリッパを履くことには何の疑問も感じず素直に従いました。でもカゴに積まれている時点で思っていたこと…それは…


(靴のサイズは日本人女性の平均的な23.5cmです)

スリッパデカすぎ!!!いくらドイツ人が大きいからってこれはおかしい!!と内心色々突っ込んでいましたが、夕方お迎えに行って気付きました。私が間違っていたことに。



そもそも、靴のまま履くスリッパでした…朝靴を脱いでスリッパを履いた私の靴下は、床と同じように汚れたのでしょうか…

『スリッパ=靴を脱いで履く』という固定観念で生きていたらダメなんだと学びました。しかも幼稚園に来てた他の親は誰も教えてくれなかった!!(笑)

そして昨日は幼稚園を中抜けして、長男だけ小児科へ連れて行ってきました。咳が2週間ほど続いていたため。

肺の音もきれいで、耳も問題なく、ただ喉が赤いだけという診断で、処方箋をもらったので薬局へ。

咳の薬を処方する前に薬局のお姉さんが何やら私に聞いてきました。

お姉さん「◯△※⬜︎◯△※⬜︎?」
私   「(…何やろう息子について何か聞いてきてるから、とりあえず5歳の)5?」と半疑問系で答えると
お姉さん「いやさすがに5kgは信じられへんわww」(←いきなり言ってることわかった)
私   「キロか…!17kg  です(笑)」

というやりとりがありました。咳の薬の摂取量を体重から計算してくれました…お姉さんはドイツの店員にしては珍しく、終始笑顔で対応してくれたので精神衛生上良かったです。

今のところドイツ語は自宅で自習しているだけなのですが、実際こういう経験をして会話をする方が語学は断然早く身につきます。経験を通しての方が記憶に残りやすいので。

買い物やお迎えで外を一人で歩いている時も、これはドイツ語でどうやって言うんやろ?と考えながら歩いていることが多いのですが

これは私が旦那と知り合ってすぐの頃、英語でやっていたことで、学習中の外国語文を作る訓練になりました。

ドイツ語は勉強すればするほど好きになれない言語ですが、メキメキドイツ語スキルを上げていっている子どもたちの会話を理解するためにも

且つ昨日のようなちょっと恥ずかしい経験を減らすためにも、今日もドイツ語学習頑張ります。
今日はここまで。

2017年1月21日土曜日

暖房

冬が長く厳しいドイツ生活に欠かせないもの、Heizung(ハイツング:暖房)!この暖房のお陰で屋内でも凍えることなく、快適に暮らしています。

家の様々なところに設置されていて、洗面所兼お風呂場にあるものは特に助かっています。お風呂上がり(基本はシャワーの国ですが)が冷えない!

形も様々で、見ていて面白いです。1番上の写真はお風呂場に設置されているものですが、タオルがかけやすい形状になっていて便利です。(偶然かな?)





ちなみにこの暖房はオイルヒーターではなく、中にお湯が流れています。強弱の調節ができるのですが、調節メモリが最小の部分に❄︎マークが書いてあるので

offマークではなさそうと思って調べてみると、これは凍結防止のためのメモリだそう。認識としては暖房切っているでいいと思いますが。

何よりこのお陰で冬場の朝でも凍えながらベッドから出なくていいし、部屋の暖かさと元々の乾燥した空気で室内干ししている洗濯物は乾くしで、私は大満足です。

エアコンは不快な乾燥の仕方で好きではないし、ガスや灯油は子どもが火傷すると大変なので…

ドイツに来てすぐ、この暖房を壁の一部か何かだと思った長男がうっかり触り、「熱!!!」と言っていましたが火傷するような熱さでは決してありません。

ドイツで賃貸する場合、月々の家賃に暖房費込みかどうかが書かれているのですが、暖房費別途の物件に昔住んでいた旦那曰く

「上下左右の人が暖房入れてると自分の部屋も暖かくなるから、暖房いらず」だそう。建物の保温性が高く、日本よりも電気代と水道代が高いドイツならではだと思いました。

今住んでいるところは暖房費込みなので、特に気にせずちょっと寒いかなと思った時につけています。とにかくハイツング大好き!

今日はここまで。

2017年1月20日金曜日

ドイツで緑茶

先ほどスーパーで買い物をしてきました。普段の常飲茶はルイボスティーなのですが、もうすぐ茶葉がなくなりそうだったので茶葉コーナーにいた私。

ドイツは紅茶などのお茶の種類が多く、バニラやキャラメルなどのフレーバー付きティーもたくさん売られています。

そこで緑茶を発見。緑茶は大概どこのスーパーの茶葉コーナーに置いてありますが、ここでもドイツのフレーバー付き好きを発揮してきます。



左上から時計回りに、緑茶+オレンジと生姜フレーバー、緑茶+レモンフレーバー、緑茶+バニラフレーバー、普通の緑茶(フレーバーなし)です。

いや、緑茶にフレーバーいる…!?ちなみにペットボル入りの緑茶はレモンフレーバー付きのものをよく見かけますが

外国の緑茶はフレーバーだけに留まらず、砂糖入りも多いので私は未だドイツで買ったことはありません。(以前知らなくてバリで買ったことあり)

緑茶にはカフェインが入っているので子どもには飲ませませんが、家にはプライベートブランドの安い緑茶(55セント)を一箱買ってあります。

もちろんノンフレーバー!!

お昼過ぎのちょっと眠くなる時間、よくコーヒーを飲むのですが、コーヒーの気分じゃない時はこの緑茶を飲んでいます。

緑茶を飲むと旅館に宿泊する思い出が蘇るのは私だけでしょうか。宿泊部屋まで案内してくれる仲居さんが淹れてくれるイメージ…

今はまだ借りる家が決まっていないので色々荷物を増やしすぎないよう生活していますが、ちゃんと住む場所が決まってからは

色んなフレーバーのお茶を試してみたいと思っています。(もちろんいつかはフレーバー付き緑茶も!)使いやすくてシンプルなデザインのティーバック入れも欲しいな…

今日はここまで。

2017年1月17日火曜日

雪かき

1月に入ってようやく雪が降ってきたシュトゥットガルト。普段幼稚園は徒歩通園をしているので、道がどうか不安になりました。

というのも、1つ前の冬の経験から。この時は日本に住んでいたのですが、滅多に降らない雪がたくさん積もるほど降り

当時自転車で幼稚園の送り迎えをしていた私は自転車に乗れるはずもなく、未就園児だった次男をベビーカーに乗せ、長男は徒歩でというまさに今の通園スタイルで仕方なく家を出ました。

でも歩道はものすごく雪がこんもり積もっていて、ベビーカーを押しながら雪も押すような状態。もちろん幼稚園は間に合いませんでした。

この嫌な思い出が蘇り、道どうなんやろうと心配していましたが、心配する必要はなかったのです。

さすが雪国という印象ですが、朝早くの4時頃から除雪車が走り、しっかり歩道も含めて除雪してくれていました。

雪が降り始めた初日以降は、日中も働く大小さまざまな除雪車を見かけます。本当に感謝!




日本に住んでいたのは滅多に雪が降らない場所だったため、役所でも個人でも雪かき道具って持ってないんですよね。なので一概には責められません。

でもドイツの冬は遅かれ早かれ雪が降るので、雪かきショベルを家に置いているようです。




というのも、自宅前の歩道はその家の住人が雪かきをする義務があるからで、雪かきを怠り、通行人が滑って転けた!となると責任を問われるからです。

「じゃあ夜のうちに雪が降る日は朝早く起きて、窓から歩道の雪の積もり具合を確認するの?」と聞くと

「そうだ」と言っておりました。た、大変すぎる…!私たちはまだ借りる家を見つけられておらず(シュトゥットガルトの住宅不足についてはまた別に)

引っ越してきてからずっと旦那の職場のゲストハウスに住んでいるので、雪かきについてはまだ何も心配する必要がありません。

周りの歩道は、旦那の職場の清掃担当の方々が小さい除雪車で早朝から除雪してくれているからです。

一軒家ではなく、集合住宅の場合は当番制が多いと聞きますが、私はそもそも雪かきの経験ゼロなのでちゃんとできるか不安はありますが

外を歩いていると、おじいちゃんやおばあちゃんもでかいショベルで雪かきをしているので、恐らく私にもできるだろうと予想しています。

除雪されているとはいえ、雪道を歩くのはスリップに注意しているからか、いつもと違う脚の筋肉を使うようでしばらく筋肉痛になった私。

でも道の端っこの方、誰にも踏まれていない辺りにはよく犬の足跡があり、動物好きの私は内心ちょっとほっこりしています。




今日はここまで。

2017年1月16日月曜日


冷蔵庫に常備している食材の1つは、日本でもドイツでも変わらず卵です。

日本に住んでいた時はほぼ毎日お弁当を作っていたこともあり、卵焼きのために卵は欠かせませんでした。

こちらに引っ越してからまだ卵焼きは作っていませんが、ゆで卵はよく作ります。

ドイツのスーパーで売っている卵も10個入りが最大ですが、入れ物がまず違います。

厚めの紙のようなものに入っていてで、中身が見えません。




なので卵を買う前にはみんな卵ケースを開けて、割れているものがないかしっかり確認しています。

旦那が卵ケースを開け出したのを初めて見た時はビックリしましたが、どうもみんなやるようです。

日本の透明ケースだと一度開けると閉められませんが、そもそも透明ケースだと開ける必要がありませんね。

実際派手に割れている卵を売り場で見たこともあるので、卵を買う際は要確認!




そして卵ケースの蓋に消費期限が書いてあります。

上の写真の場合は03.02と右上に書いてありますが、ドイツは日月年の順に表記するので

3/2までではなく、2/3までです。これ、私は慣れ切ってなくて一瞬戸惑います。

その下に書いてある28.01というのはお察しの通り1/28のことですが

これは1/28以降は冷蔵保存するようにという意味です。

でも私は買ったらすぐに冷蔵庫に入れるので、この日付は特に気にしていません。

ちなみにドイツでは生卵を食べる文化がないので、日本の消費期限よりは長めです。

箱を開けると蓋内側部分に何やら説明らしきものが書いてあります。





これは卵に印字されているコードの説明で、左側の数字0〜3は飼育方法のコード。

0は有機飼育、1は放し飼い、2は平飼い、3はケージ飼育です。

ちなみにドイツでは約10年前にケージ飼育が違法となっています。

真ん中のアルファベットは採卵した国名で

DEはドイツ、ATはオーストリア、NLはオランダ、ITはイタリア、FRはフランスです。

右側の数字の並びは農家と家畜小屋の登録番号。




なので、今回買った卵は平飼いのドイツ産ということになります。

写真の卵がちょっと汚れているのは卵洗浄をしていないから。羽毛がついていることもあります。

生で食べる前提ではないので、卵洗浄はしないそうです。

余談ですがドイツで暮らし始めて初めの方は、スーパーでカラフルに塗られた卵を買っている人を何人も見かけて

「え?イースターの残り物のセール品?でもイースターって5月やし、残り物セール期間長すぎるか…」と不思議だったカラフル卵。



ある日旦那に聞いてみたら、「ゆで卵やん」と当然のように返答されました。いやいや、こんなカラフルに塗ってる卵、子ども向けの何かかと思うやん!

しかも結構買っている人を見かけるので、需要は多い様子。ゆで卵くらい家で作れば…?と思うのは私が主婦だからでしょうか。

今日はここまで。

2017年1月13日金曜日

子どもたちの朝食

ドイツに来てすぐの頃は、ドイツは美味しいパン屋多いし!と旦那が張り切ってパン屋でBrötchen(ブロッチェン:小さいパン、大きさは成人男性の拳くらい)を買ってきていました。



ブロッチェンを食べる時は、パンに垂直にナイフを入れるのではなく水平に入れ、上下半分になるよう切り分けます。

そして切り口部分にバターを塗ったり、ハムやチーズを乗せたりして食べるのです。で、この食べ方が子どもたちにとっても不評…!!

硬い!というのが一番嫌がられたポイントのよう。その証拠に幼稚園の給食に出てくる焼きたてふわふわなパンはもりもり食べています。


私はパンのカリカリ部分が好きで、バゲットは端っこが欲しいタイプなのでこの気持ちをわかってあげられませんでした。


このままでは毎日の朝食がスムーズにいかないということで、次は食パンを買ってみました。ドイツの食パンは何だか小ぶりです。


正方形で、一辺9cmしかありません。(測りました)厚みは日本でいう8枚切りくらいなので薄め。これはブロッチェンよりマシ、と初めは食べてくれたのですが、長くは続かず。

日本でも食パン食べてたのに何で!?と思いましたが、ドイツに引っ越してきてまだトースターを買っていないのでした。そりゃ買って数日経つとパサついてくるやんな…

次に買ったのがコーンフレーク。ちなみに旦那はグルテンフリー生活をしているので(食べると体調を崩す)、朝食にはグルテンフリーコーンフレークを食べており

それを見ている子どもたちが「パパのやつ食べたい」としょっちゅう言っていたのでした。コーンフレークは牛乳に浸かっているので、トーストされていない食パンのようにパサついていなくて食べやすいようです。

コーンフレークは数種類買ってみましたが、一番最近買ったこれが私の(子どものではない)中で大ヒット!




大手スーパーREWE(レーヴェ)のプライベートブランド、ja!(ヤー)のものです。このコーンフレークを見た瞬間の旦那は「うわ〜これか…せんべいっぽい味するから昔から嫌いやねんなー…」(せんべいを臭いという人)

と言っており、私は「それどんなコーンフレークやねん」と思っていましたが、食べた途端

「ポン菓子の味やんか!!!!」と叫びました。が、半分日本人である我が子たちにすら「ポン菓子」という単語が通じませんでした(悲)日本では時々食べてたのに…

ちなみにさっきから『コーンフレーク』と分かりやすいように書いていますが、パッケージからしてもコーンは一切入っているようには見えません。

原材料を見てみたところ、60%が小麦でした。あとは砂糖、グルコースシロップ、はちみつ(2%)、ひまわり油と書いてあります。

私は特別ポン菓子が好きというわけではありませんが、ドイツのお菓子ってグミ、チョコ、クッキー、チッップスがほとんどで、せんべい(甘くない上に油っこくないお菓子)や

和菓子(甘すぎずもちもちしている)みたいなのがないので、少し日本のお菓子を彷彿とさせるものに出会えて良かったです。

長男と私はこのポン菓子フレークが気に入り朝食に食べていますが、次男は好きな味ではないそう。

長男は絶対に食べようとしないベリー類ジャム好きの次男なので(兄弟間で食の好みが違いすぎる不思議)、食パンが多少パサついていようがあまり気にならないようです。

ドイツがジャム豊富で良かった。
今日はここまで。

2017年1月12日木曜日

ドイツのティッシュペーパー

生活必需品、ティッシュペーパー。子どものいる家庭では消費スピードが早いものの一つだと思います。

子どもが2人いる我が家もティッシュは何かと毎日使うので、家の中のあらゆる場所はもちろん、コートのポケットやカバンにも常備しています。

ドイツに来てすぐ、ティッシュは買ったのですが箱ティッシュが見当たらずポケットティッシュのみでした。

「旦那に聞いても日本にあるようなのはドイツで見たことない」なーんて言うので素直にそうなんかと思っていたのに

幼稚園の慣らし保育中、毎日付き添っていた私は早い段階で箱ティッシュを見つけてしまったのでした。

そして即旦那(慣らし保育一緒に行ってた)に「箱ティッシュあるやん!!!」と非難も込めつつ報告。

「え〜何か特別な医療用とかなんちゃうの?」とか何とか言ってましたが、スーパーで探してみたら案外あっさり見つかりました。

『ないもの』と認識していたので、そもそも夫婦ともに探そうともしてませんでしかたらね。でも日本のように5箱セットではなく、1箱ずつのバラ売り…

何ででしょうか。基本はやはりポケットティッシュなんでしょうか。ちなみに箱ティッシュの形状は日本のものとお同じですが、ポケットテッシュは全然違います。




写真のものは、ただ1番近くにあったものを写しただけで、全てのパッケージが竹というわけではありません。

ポケットテッシュはもちろん小さい方で、1袋の厚みが結構あります。しかもなぜかシール付きで開け閉めできます。

1袋10枚入りがスタンダードのようですが、1枚1枚のティッシュが4枚重ねです。4枚も重なってるとティッシュが全く肌に優しくない硬さなので

この間、鼻風邪をひいた時は鼻の下がとっても荒れて辛かったです。硬さでいうとキッチンペーパーに似ています。

なので日本のごく一般的なポケットティッシュよりは丈夫で、エコ意識の高いドイツ人たちは、このティッシュで鼻をかみ、一旦ポケットにしまい込みます。

そしてまた鼻をかみたくなったら、先ほどの使用済みティッシュをもう一度使います…!何回再使用を繰り返すのかは、個人差が大きそうなので特に確認していません(笑)

ちなみに昔からの習慣で鼻をかむ用のハンカチを持っている人もいます。旦那と知り合った頃は彼もハンカチを使っていましたが

「それいつ洗ってるん?」と聞いた時「……。」という反応だったので、衛生面でもちょっとどうなの?という印象です。

箱ティッシュは4枚重ねのものが多いですが、店によっては3枚重ねも置いています。私は使用感が日本のものに似ている3枚重ね派なので、そちらを使っています。

日本に10年住んでいた旦那は、日本在住時いつも「日本のティッシュは薄い!鼻かんだらティッシュが破れて鼻水が手につく!」(汚い話ですみません)

と文句を言っていたものの、なぜか箱ティッシュは薄めがいいらしく私と同じく3枚重ね派です。

ドイツの厚いティッシュといえば、トイレットペーパーもその1つ。今のところ、シングルやダブルは一切見かけていません。最低3枚重ねのものから売っています。






一体何枚重ねまであるのか売り場を見てみましたが、5枚重ねまで見つかりました。デラックス(DELUXE)と書いてあり、何だか高級感のあるパッケージデザイン。

5枚重ねは使ったことがないので使用感は不明ですが、トイレットペーパーも何だか丈夫なので(濡れるとすぐ破れるわけではない)うっかり使いすぎるとトイレが詰まりそうな気がします。

ついでにティッシュとドイツで言うと机(Tisch)という意味なので気をつけましょう。ティッシュペーパーはPapiertaschentuch(パピエタッシェンテューヒュ)というやたら長い名詞。

パピエは紙、タッシェンテューヒュはハンカチのことで、直訳すると紙ハンカチに。つまり、昔からの『鼻はハンカチでかむもの』という習慣を思えば、紙ハンカチを何度も再利用するのは理解できなくもない…かな?

今日はここまで。

2017年1月10日火曜日

スーパーで買い物



普段私1人で行くことが多い買い物。もちろん飲み物系の重いものを買う時は旦那に車を出してもらいますが…

今住んでいる場所から徒歩圏内のスーパーが2つあり、そのうちの遠い方が品揃えが多いのでよく行きます。


ドイツのスーパーのカートは日本の物よりもっと大きくて、カートとカゴ一体型。コストコに行ったことのある人なら、あのでかいカート!と言えばわかりやすいかも。

でもドイツのカートはお金を入れないと使えません。ちなみにお金はカートをもとの場所に戻せば返ってきますよ。



カートの持ち手部分に硬貨を入れるところがあるので、そこに入れると1つ向こうのカートの鍵が押し出されて外れます。

ちなみにこの硬貨、1ユーロのみしか受け付けてくれないカートが大半で、絶対使わない1ユーロをお財布に入れている人多いです。(このカートは2ユーロ、1ユーロ、50セント硬貨が使えて良心的)


1ユーロ硬貨と同じサイズをしたプラスチックコインもあり、カート用にお財布に入れている人もいるそう。

私はそのプラスチックコインが欲しいんですが今のところ見つけられていません…

話を戻して無事カートの鍵を外したら買い物スタート。私がよく行くスーパー、カウフランドはカゴがないのが不満です。

あまり買うものがないのに、このでかいカートを押して広い店内をまわるのが嫌なので。

ちなみにあまり買うものがない人たちは、
・手に抱える
・持参したエコバック又は籠に入れる
・ベビーカー下の荷物入れに入れる
という対策をしています。

ちなみに私は全て実践しましたが、下2つはあまり居心地よくありませんでした(笑)悪いことは何もしていないけど…

さてドイツのスーパー、野菜と果物コーナーから始まるのは日本と同じです。



でもパッケージに入っている物はグラム表示してあるのが私は新鮮でした。

いつも1パックとか1束とかの単位で日本では買い物をしていたので、ニンジン1kgってこのくらいなんや〜と初めて体験。

野菜果物はパッケージ入りのものと、自分で好きなのを選び重さを計って自分で値札シールを貼るものとがあります。



カウフランドでは自分で値札シールを貼るシステムなので、計り忘れるとレジの人にものすごく嫌な顔をされます。

そしてレジ近くの計りに急いで行くハメに。旦那は2回やらかしていました(笑)

他のスーパーでは、レジのバーコードリーダーと計りが一体化していて客が値札シールをつける必要がない所も。

パンコーナーもあり、パン棚の下に袋が置いてあるので自分で袋に入れます。パンをつかむためのトングが棚に置いてありますが、他の人を観察したところなぜかみんな素手でパンをつかんでいました。

パンはそれぞれ値段が違うので、数種類買う場合は袋を別々にした方がレジの人には親切かな。



大きいパンはスライサーを使ってあらかじめスライスできます。厚さも選べるようですが、私はまだ使ったことがありません。

あとは店内をまわって必要な商品をカートに入れるなり、抱えるなりしてレジへ向かいます。

そしてレジ前に待ち受けているのがベルトコンベアー。そこに購入する商品をひたすら並べましょう。



ちなみにここでは並べる順番に気をつけなければ、あとで後悔することになります。

並べ終わったらベルトコンベアーの側面に置いてある仕切りを、自分が置いた最後の商品の後に置きます。

これで私が買うのはここまで!とレジの人に示すことになります。

あなたの前に並んでいる人が最後の仕切りを置いていない場合は、置いておく方が無難です。

ここからが私が買う分!とハッキリさせられるので。でもレジがガラガラの場合は特に置く必要はなさそうです。

そしてレジの人がものすごい速さでバーコードをピッとしていき、商品を次々横に流して行くので急いでカバンなりエコバックなりに入れましょう。レジ袋は有料です。

レジの人には「Hallo!」(ハロー:こんにちは)と挨拶するのを忘れずに。

横に流していく先に比較的スペースがある店ならまだしも、ほぼスペースがないところもあるので

のんびりしていると商品が山積みに、しかも即支払い金額を告げられます。

お金を払い終わると次の客のバーコード読み取りがすぐ始まるので、何だかプレッシャーです。

ちなみにベルトコンベアーに並べる順番の話をしましたが、カバンなりエコバックなりに入れる場合

重いものを下に入れたいですよね?でも何も考えずベルトコンベアーに並べてしまうと

それができなくなり、カバンに詰める段階でめっちゃヤキモキします。

無事支払いを終えれば「Danke!Tschüss!」(ダンケ!チュース!:ありがとう!じゃあね)と挨拶してレジを離れます。

レジの人は日本と違ってイスに座りっぱなしだし、お釣りは手を添えて渡すなんて絶対にないですが

客からも声を出して挨拶をするって日本ではほぼしてこなかった分、何だかいいなと思うドイツ文化の1つです。



最後はカートをもとの場所に返して買い物完了です。自分のカートを押し込んだ先のカートについている鍵を差し込むと、硬貨が押し出されて返ってきます。

硬貨を使わせるシステムなのは、旦那に言わせると「そうしないとみんなカートをもとの場所にちゃんと返さないから」だそう。

力技な気もしますが…あのでかいカートが、途中でカート不要になった客によって店内に点在している場合を想像すると

ゲンナリするので、このシステムで合ってるんやろうなぁと思いました。

長くなりましたが今日はここまで。