2017年9月18日月曜日

DHLからの配達をただひたすら待つという1日

収納を増やそうということになり、先週棚を2つネットで注文。今日届くという連絡があり(まさかの手紙で!)


しかも配達時刻は8:00〜16:00とめっちゃ幅広い。私は普段朝8時頃家を出て子どもたちを幼稚園に送っていくのですが


この日はそれを旦那に任せてひたすら家で待機…お昼ご飯を食べ終えても来ない…何せ持ってくるのは


悪名高い(失礼)DHLなので不安だ…しばらくすると配達員から電話があったらしい旦那からメッセージが。


「配達員とドイツ語で話さないで!」


え?そんな断片的すぎる情報与えられても困る。ドイツ語を話さないとなると、私には


①英語で話す ②日本語で話す ③微笑みを浮かべる の3択しかないやないかい。


さらに「今すぐ帰る!」というメッセージも。何でそんなに急いで帰ってくるのか。そもそも配達員より早く家に着くとか無理では?


そんな短いやり取りをしている間に玄関チャイムが鳴り、ドアスコープを覗くとおっちゃんが1人。




不機嫌そうな顔で「この荷物で合ってるか?」とドイツ語で確認してきたので受取人の名前を確かめ「合ってます」。


「ここ、サイン」と言ってペンも渡してくれずサッと荷物を取りに出て行ったので、とりあえずペンを自分で出してきてサイン…


計130kgある棚で、ダンボール4つ分だったのでかなり重そうにふぅふぅ言いながら運んでいる間に、配達員の名前を確認。


名前だけだとロシア系かな。おっちゃんが帰って5分後くらいにやっぱり間に合わなかった旦那が帰宅し、


何で急いで帰ってきたのか説明してくれました。仕事中に配達員のおっちゃんから電話があり(以下:お)


お「俺、家」
旦「!?オ、オッケー…(何が言いたいんやろう)」
お「よし、良かった」
旦「いや、良かったじゃない、家にいるのは妻だから!」
お「くそっ」 一方的に電話を切る


というやり取りがあったらしく、おっちゃんは重い重い荷物を運ぶの、手伝ってもらおうとしていたようです。


そして『これドイツ語全くアカンやつや』と判断した直後、私に「ドイツ語で話さないで」メッセージを送ってきました。


広ーい配達時間内に持ってきてくれたのは良いとしても、重いからと客にも運ばせることを期待していたり


私、あなたの位置関係も全くはっきりしないドイツ語能力しかない人が、カスタマーサービス担当ってどうなのか


と散々文句を言って、また旦那は仕事に戻って行きました。お疲れさま…ただ無駄に必死に帰ってきただけ、みたいになったしな…


確かに、配達込みで注文している客側としては、家まで運び込むのを配達員に手伝わされるなら、


実店舗で買って自分たちで家に持ち帰るのと変わらないですしね。外国人が単純労働者(配達員、工事現場作業員や清掃員)として働いているのは


ドイツに来てすぐに気づいたことで慣れていますし、そもそも私も外国人の1人ですので、特に言うことはありませんが


旦那としては「外国人従業員のドイツ語能力も企業はケアすべき!実際に顧客と接する従業員がまともに話せないって致命的」


ととっても不満なようでした。語学は本人のやる気次第なところが大きいので、企業側がどれだけ頑張っても


あまり成果がないといったこともあるかと思います。ちなみに私はそのおっちゃんとドイツ語で意思疎通できたので、


個人的には嫌な思いをしませんでしたが、客との電話口で「くそっ」なんて言って一方的に切るのはさすがにアカンやろ、と思いましたよ。


それドイツ語能力云々の前に、もうただの失礼な人ですから。でもドイツに来てから、接客サービスに対する期待値はぐっと下がったので


ニコニコしている人に当たっただけで『今日は良い日!』と思えるようになりました。それでもさすがに「くそっ」なんて言われたら


全く良い気はしませんけどね。逆に日本滞在中は『このお店の人、めっちゃ喋るやん〜ポイントカードはとか、お札を一緒に数えるとか、


言わなあかんこと多すぎて聞いてていちいち返事するの疲れる…』と過剰気味な日本の接客サービスに疲れていました。


両国の間くらいで程良さそうなのですが、これはやっぱり無い物ねだりなんでしょうか?


今日はここまで。


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