2017年9月26日火曜日

思いがけず栗(?)拾い

週末はルートヴィヒスブルク城に遊びに行って来たことをこちらで書きましたが、お城に入る前、ごく一般的な歩道を歩いていました。


すると、少し前を行くおばあさんがちょこちょこ何かを拾っています。何をしているのか気になったので見ていると


なんと栗を拾っていました…!そして確かによく見てみると、芝生の間にツヤっと光る栗が見えます。(ドイツはあらゆる所に芝生あり)



この街路樹の下で拾いました


日本語で子どもたちに「ちょ、あれ見て。おばあさんじゃなくておじいさんも(恐らく夫婦)めっちゃ栗拾ってる…!」と言うと


子どもたちは嬉々として栗を拾い始めました。子どもって、どんぐりとか拾うの好きですよね。





イガ部分はこんなの
ドリアンみたい


旦那は城の入り口はまだかと若干イライラしておりまして、『のんびり拾ってないで!!』みたいな無言の圧をかけてきていましたが


おじいさんおばあさんに倣って拾いを始めたため、そのおじいさんまで子どもに協力し始めてくれたので旦那、言うに言えず!状態でした。


あまりに拾いすぎても荷物が増えるだけなので(子どもは持っててくれないし)、上着のポケットいっぱいになったら終わりとしましたが


長男が「この栗で栗ご飯食べたい!」と言うので、ネットで焼き栗レシピを検索してオーブンで焼いてみたところ





「何これ、めっちゃ苦ー!!」な焼き栗が完成しました。去年のクリスマスマーケットでは焼き栗を食べましたし、栗を食べないことはないはずなんです。


その後、これは栗の実ではなく、セイヨウトチノキの実であることがわかりました…焼き方の前に植物の種類をちゃんと調べるべきでしたね(笑)


じゃあ何であのおじいさんおばあさんは熱心に拾ってたのかって?そりゃ、飾りにしたりするためでしょうね(笑)


旦那はドイツの野菜果物、動植物については全くアテにならないほど詳しくは知らないので


「食べられへんのちゃう?」なんて曖昧で何の助けにもならないコメントしかしてきませんでしたからね。


長男の『栗ご飯食べたい!』という何とも日本人らしい願いは、先日私がたまたまスーパーで見つけて買っておいた




天津甘栗ならぬ、ヨーロッパ蒸し栗パックで作ろうと思っています。日本で食べる甘栗ほど甘くはないのですが、ちゃんと栗です。


ちなみにドイツも栗は日本と同じような細い針状のイガに入っています。ドリアンみたいなのには入っていません。


もう秋を迎えているドイツは木の実があらゆる所になっており、冬眠前の準備に忙しいリスには大助かりなようです。




ここ数週間のうち、ほぼ毎日リスのこのような姿を見かけています。ただ私が普段写真を撮影しているのは


スマートフォンなためここまでズームができないので、スーパーのチラシから拝借しました(笑)




スマートフォンで撮るとこんなんです。近づきすぎると逃げられますし…これは家から一番近い公園で撮ったものですが


実はリスが2匹写っています。1匹はわかりやすいですが、もう1匹は…何これ?状態。




ドイツに来て初めは「わ〜!リス!」とはしゃいでいた子どもですが、だんだん見慣れてきて「あーリスやな」みたいになってきました。


私は動物好きなので、未だに内心はしゃいでいます。冬眠してしまうと見かけられないのが寂しいですね。


では、長男に『栗ご飯はまだか』の呪いをかけられる前に、早く用意しようと思います。


今日はここまで。


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