旦那は初めて食べたらしく(グルテン入ってるのに…)、意外と美味しくてびっくりした!という感想だったので、私も早速買ってきました。
普段お昼ご飯は家で1人で食べているので、色々試せるのが1人ランチの良いところ。1袋2ユーロ弱でした。
パッケージには調理方法が3つ書いてあり、フライパンで炒める・スープで煮る・レンジでチンのどれでも良いみたい。
スープは今の季節めっちゃ汗をかきそうなので、フライパンで炒めることに。最後に卵も入れて絡めながら炒めるよう指示が。
めちゃくちゃ簡単に出来上がりました。むしろ失敗しようがない(笑)マウルタッシェンとは、マウル=動物の口元、タッシェン=カバン(複数形)の意味なのですが
私が買ったのは、スライスしてあるものだったためカバン感が全くありませんね。本来はラビオリ(イタリア料理)みたいにひき肉や野菜がパスタ生地に包まれています。
でもラビオリより大きく、1辺が8〜12cmもある四角い食べ物です。子どもたちは時々幼稚園の給食で食べているよう。
あとなぜマウルと付くのかはよくわかりませんが…スープに入れるのが一般的なようで、ちょっと水餃子みたいな感じです。(スープに入っているのはこちら)
パスタ生地にひき肉を入れるようになった経緯は、宗教的な理由で金曜日にお肉を食べられなかったものの
どうしてもお肉を食べたい!という人が生地の中に入れれば神様から見えないだろう…という発想からだそう。
そんな見えなきゃオッケー!っていう信者、どうかと思いますが(笑)肉食文化のドイツと、宗教色の強い南ドイツならではなのかもしれません。
ちなみにマウルタッシェンと呼ぶのは、私たちが住むシュトゥットガルトのあるシュヴァーベン地方だけで、標準ドイツ語ではタイクタッシェンと呼びますが
EUの原産地名称保護制度により2009年から保護対象となっています。例えば、シャンパンはシャンパーニュ産のもののみ、ゴルゴンゾーラはゴルゴンゾーラ産のもののみ
という風に、それぞれの地方原産でなければそれぞれの名称が名乗れないという制度です。
ソーセージやジャガイモだけでないドイツ料理、これからも探していきますね。
今日はここまで。
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