「どう?ドイツの生活は?」とか「ドイツと日本はどう違う?」とか聞かれるのですが、
違いすぎて一言で言い表せるはずもなく、いつも返答に困ります。不便でもあり、慣れてきた分いいなと思えるのが
日曜日に商店は全て閉まっているので、買い物以外のことをするしかないということ。
そしてそんな日曜日にみんな何をしているのかと言うと、何時間も森を散歩したり、サイクリングに出かけたりするのです。
我が家には5歳と3歳の息子たちがいるので、当然何時間も森を散歩するなんてできませんが
近所に森があることに変わりはないので、森利用率が結構高めです。そしてその森の近くで初めて見つけた虫のホテル。
デカデカと看板が立っているので、めっちゃ気になりました。どうやら虫が隠れられるように作られているよう。虫のホテルのアップがこちら。
デカい看板の説明によると、それぞれ部屋によってホテルを使用する虫が違うらしく
①テントウムシ ②ツツハナバチ ③スズメバチ ④チョウ ⑤ハチ全般 ⑥クサカゲロウ・テントウムシ
だそう。ハチ用の部屋が半分て…しかも肉食のスズメバチの部屋の真横がチョウの部屋ってどうなん!?
狙い通りに虫がそれぞれの部屋に行くのかは分かりませんが、自然保護の意味も兼ねているのでしょう。
でも森が豊かなのに、虫のホテルって必要ある…?という気もしますが。でも家の庭に置いているのも見かけたことがあります。
さらに、近所のスーパーでも売っていました。春はスーパーでもガーデニング用品が充実するのですが、虫のホテルもガーデニング用品の一種なよう。
これは結構小型だったので、設置しやすそうなイメージ。箱の裏面にはオススメの設置場所が書いてあり
地面から1.5m〜2mの高さに設置するのが良いそう。そして雨風の当たらない所。森の近くで見たのは、思いっきり雨風に晒される所でしたが…(笑)
あとは果樹の近くも良いようで、受粉率が上がるので収穫高アップが見込めるみたいです。
ただし漆の木の近くには置かないでと最後に注意書きが。庭に漆の木を植えている人なんているんか?と思いますが。
虫のホテル自体は、虫が観察できるので子どもにいいかなぁと思ったのですが、今の住まいはマンションで日本で言う5階ですし(ドイツの階の数え方はこちら)
地面から2mは余裕で超えているので諦めました。しかもハチばかりがホテルに滞在していると、安心して観察できませんしね。
もちろんホテルの部屋の形を希望の虫向けのみにする、という方法もありますが、そこまで虫のホテルに労力を使いたくないというのが正直なところ。
虫のホテルの肝心な中身を覗いてみたことがないので、今度見てこようと思います。
今日はここまで。
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