2017年6月1日木曜日

ドイツの春モノ

旬のものってビニール栽培などと違って、栄養が一番入っていると聞くので、特に子どもが生まれてからは


季節ごとに旬なものを食事に取り入れようと心がけています。そして春、と言うかもう初夏を迎えているドイツでは


スーパーに並ぶ野菜・果物にも冬と比べて変化が見られています。当然、そこは日本と同じですね。


ドイツの春といえば、ホワイトアスパラガスが有名です。イチゴと共に臨時スタンドが道端に出ます。


スタンドだけでなくごく一般的なスーパーにも売られており、家の近くに臨時スタンドがなかったため、私はスーパーで購入しました。


見ての通り太いので、先端部以外の皮を剥いて調理


旦那には、出始めすぐは美味しくないから少し待つよう言われましたよ。そして食べ方は、簡単に言うと柔らかくなるまで茹でて


オランデーズソースをかけて食べるのがスタンダードです。アスパラガス専用の縦長の鍋もあるようですが


我が家はそこまでアスパラ熱が高くはないので、めっちゃ普通にフライパンで茹でました。


春限定なのでいいですが、色味がないのが寂しい…


今シーズンは家で2度食べたのですが、息子2人にはすこぶる不評です(笑)付け合わせのじゃがいもはいいけどアスパラいらんとのこと。


幼稚園の昼食にも出たようで、他の子どもたちも同じような反応だったのかが気になります。


また、最近はさくらんぼも出回り始めました。日本ではアメリカンチェリー以外は高くて滅多に買いませんでしたが


100gが1ユーロ以下なので先日買ってみました。日本のさくらんぼに色は近いのですが、大きさや形はいわゆる


アメリカンチェリーとそっくりです。あまり濃い赤紫色ではないので、子どもの服についても取れやすそう、という印象。(主婦目線)


5歳の長男は赤い食べ物全般を小さい頃から嫌がる子で、特にトマトとイチゴは頑なに拒否していたのですが(次男は真逆)


我が家の方針は『食卓に出ているものは必ず全て1口は食べること』なので、トマトは最近食べ慣れてきたようです。


ドイツに来てからちょくちょく買うようになったラズベリーに関しては、本人も「好きじゃないけど食べ慣れてきた」と言い出したほど。


そして今回のさくらんぼも一応赤っぽい食べ物なので、嫌がるかな〜と思いきや「おいしい!ママありがとう」と言って食べていました。びっくり!




でも相変わらずイチゴはどうしても嫌なようです。1粒だけでも酸っぱさに身震いしながら、険しい顔で食べています。


そんなレモン食べてるみたいな顔せんでも…と思うのですが、酸味に敏感なのかもしれません。


そして最後に、今週スーパーで見かけたので買ってみた不思議な果物がこれ。一体何の果物だと思いますか?




正解は桃です。商品名はPlattpfirsich(プラット フュージッヒ:平たい桃)という見た目そのまんま。


日本語では蟠桃(ばんとう)と呼ばれ、和歌山や福島でごくわずかに生産されているそう。


日本では一般的な球体の桃とは食感が違って硬いのですが、甘みは強く、果汁は少なめです。


この座布団みたいな形がちょっと面白いですね。私はおやつに食べています。日本から出ると新しい食べ物に出会えるのが楽しい!


今日はここまで。


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