2017年6月23日金曜日

初めてヴィーガンの人を目の当たりにして気づいたこと

ドイツに来て気づいたのは、それぞれの信念を持って様々な食事スタイルを取っている人が多いこと。


ベジタリアンもその一つですが、ベジタリアンは様々なカテゴリーがあり、全員が全員野菜や果物だけで暮らしているわけではありません。


肉や魚は食べないけれど乳製品は摂る人や、肉は食べないけれど魚は食べる人など


細かく挙げていくとキリがないので…職場にいる2人のベジタリアン、中でもヴィーガン食を行っている方の話です。


ヴィーガンとは、ざっくり言うと肉・魚・卵以外にもラード、ゼラチン、肉エキスなども摂らない食事スタイルのことですが


食事だけに限らず、動物実験などをして開発した製品や、革・ウールなどの動物製品も使用しないという生活スタイルまでに及ぶ意味合いがあるそう。


職場の2人がどこまで厳格なヴィーガンなのかは不明ですが、職場の同じ空間を共有していてずーーーっと気になっていたことが1つ。


それは、2人ともヘビースモーカーなこと…ベジタリアンというとどうしても野菜果物からは切っても切り離せない食生活を送っているため


『たくさんの野菜=健康的』という勝手なイメージが私の中であったのですが、この2人は食用に動物が殺されることに反対しているので


『別に健康的な生活を送りたいからヴィーガンやってるわけじゃない』と今週いきなり気づいたのでした。


バラバラなパズルがピタッとはまってスッキリした感じです。それぞれのベジタリアンにそれぞれこの食生活を送ることに


決めた理由があると思うので、私の知っているヴィーガンの2人はこういう人、というだけの事ですが。


私は非喫煙者なので、外で喫煙した直後の臭いはとても気になりますし、そこまで食事に気をつけているのなら


健康にも気をつけてあげれば…と思うのですが(笑)それともヴィーガンであることを利用して


『このタバコの葉を作るのにこれだけの動物が犠牲に!』とか知れば禁煙するのでしょうか。


タバコを吸っている時点で、野生動物がたくさん住む大気を汚染していると思うのですが、


ヴィーガンの懸念対象となる動物って食用や実験動物だけなのでしょうか?全く知らないので、詳しく知っている方がいれば教えて欲しいです。


肉食文化中心のドイツでベジタリアンが増えてきていることから、スーパーにはヴィーガン食品も売られています。


私はグルテンの摂取量に気をつけているくらいで、肉の摂取量は気にせず生活していますが(かと言って積極的に食べているわけでもない)


日本でなら手軽に買えた大豆製品全般、特に納豆と豆腐が凄まじく恋しくなることがあり


先日ヴィーガン食品コーナーで見つけたものを試しに買ってみました。




ヴィーガン承認マーク入りの、ケールとスモーク豆腐のペースト!スモーク豆腐がとっても気になりますが


ドイツではベジタリアン食品コーナーによく置いてあり、大事なタンパク質源になっている模様。


真空パックされ、あまりにも硬そうなその外見に未だ買ってみたことはありませんが、そのうちチャレンジしてみますね。


さて、ケールとスモーク豆腐のペーストですが、味はなぜか懐かしい感じ…スモーク豆腐なのでちょっと


焼き豆腐を彷彿とさせる風味でした。ケールの味は特になかったかな。パンに塗って食べたのですが


ニンニクやハーブも入っており味つけがしっかりしてあったので、ディップソースにもできそうです。


でも残念ながらグルテンが入っていたため、旦那は食べられませんでした…さて、次は旦那も巻き込んでドイツの豆腐に挑戦かな!


今日はここまで。


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