2017年6月30日金曜日

いきなり目が痒くなってきたので、ドイツのApothekeへ行ってきた

今週初め頃から寝起きの目やにが多めで、目がやたらと痒い!目やには目が塞がって開けられない程酷くないものの


ものもらいかなーと思い、日本から持ってきていた抗菌目薬を2日間ほどさしていました。


でも痒みと目やには良くなることも酷くなることもなく、特に変化なし…しかもそもそも目も充血したりしていないし


もしや、花粉症?と思ってドイツの花粉症を調べてみました。こちらのサイトに分かりやすい花粉年間分布図(ドイツにスギヒノキは生えていません)が載っており


タイミング的にヨモギ?と思ったものの、昨日まで雨が降ったり止んだりで、花粉自体があまり飛んでなさそうな天気でした。


そもそも日本で花粉症ではなかったので、花粉症だとしても目にきた場合どんな症状なのか全く分かりませんし。


結膜炎は去年罹ったので、目やにの酷さや腫れた感じは分かるのですが…そんな症状とは違う感じ。


今昼間に目やには出ず(結膜炎の時は出た)、ゆる〜い痒さがずっとある。とりあえずApotheke(アポテケ:薬局)へ行くことに。


家で旦那に「薬剤師に何て説明するつもりか、今言ってみて」とドイツ語チェックされ、オッケーが出たので無事通訳の人(旦那)なしで買えました。




薬剤師のおばちゃんが、とりあえずこれ使ってみてと勧めてきたのがこちら。保存料無添加の目薬です。5ユーロ90セント。


パッケージにfür den Menschen(人間用)と書いてあるのがめちゃくちゃ気になります。動物用もあるのでしょうか。


あとAus der Natur(自然なものからできています)とも書いてあるので、ドイツ人お得意のハーブ系かな〜と思っていると




正解でした。説明書の裏面にいきなりデカデカと植物のイラストが。そもそもこの目薬の商品名がこの植物由来の名前なようで


この草何やろと調べてみたところ、アイブライト(和名:コゴメグサ)というものでした。ヨーロッパでは昔から目の万能薬として使われているよう。


効能は抗炎症作用・収れん作用で目の充血や炎症の緩和、目のかゆみ・鼻水にも有効、視力低下を防ぐ、殺菌作用、アレルギー症状の緩和。


えっめっちゃ目に万能ハーブやん!これ、ものもらいでも花粉症でも対応できるやん!とびっくり。


しかも1日1〜2回を各1滴させばいいだけ。私は普段コンタクトレンズを着用しているので、念のため薬剤師のおばちゃんに


「コンタクトレンズしてても使える?」と聞いてみると「目薬をさすときは外しておいて、1〜2時間経ったらレンズを入れてもいい」


とのことでした。朝起きてすぐさして、家出る前にレンズ装着すればいいし特に不便でもなさそうです。


「これで良くならなかったら、眼科へ行って」と言われたので、とりあえず5日分入っているし使い切ってみようと思います。


これを買ってから早速使ってみたのですが、特に変化なかったような(笑)また寝る前にも使ってみます。


今日はここまで。


2017年6月29日木曜日

2人の子どもがドイツの幼稚園に通って半年過ぎたので、日本と比較してみた

11月半ばにドイツへ引っ越してきて、気づけば半年を過ぎていました。なので、今の時点での感想を残しておこうと思います。


まず、日本では長男のみが年少で幼稚園へ入園し、1年半通っていました。日本で次男は保育施設未経験。


そしてドイツでは入国してすぐの数日後、長男次男揃って(当時各自4歳11か月と2歳7か月)幼稚園通いスタート。


初めは慣らし保育ということで、各親が各子どもについて1時間ほど園で過ごしました。長男は幼稚園経験者なのと


もともとの人見知りしない性格から、ものすごい早さで慣れていき、ドイツ語も話し慣れないものの


先生の言うことは理解できたようで、慣らし保育の時間だと短すぎる!と不満を言うほどに。


次男は担当の先生の判断で長男より長い慣らし保育期間で、ちょっと私たち夫婦もあまりの長さに辟易したくらい。3週間はかかったかな…


旦那は「これ、夫婦ともにフルタイムの親なら無理やん」と言っておりました。確かに。


無事2人揃って普通に通えるようになり、日本の幼稚園との違いに色々驚いたことを挙げていきます。


1.持ち物が何もない
日本の幼稚園ではリュックを背負い、中にお弁当・水筒・出席簿・タオル・コップ・天気によってはレインコートまで、


ぎゅうぎゅうに詰めて登園していましたが、今の幼稚園は持ち物が何もありません。今は暑い日もあるため、日よけ帽をかぶってくるよう言われている程度。


園には着替え一式、長靴、マッチホーゼを置いています。


2.朝食がある
これはドイツ人の習慣の1つな気もしますが、就業時間が早めなドイツ人は家で朝食を取り、オフィスでまた二度目の朝食を取ることがよくあります。


そんな背景もあり、幼稚園では朝食が用意されており、食べたい子どもが食べるというシステム。


ちなみに朝早い時間から来ている先生も、子どもの世話をしながら朝食を食べています。口をもぐもぐしながら『おはよ〜』と挨拶されることも(笑)


そして朝早い先生は、8時間勤務を終えると帰っていくので、朝会う先生にお迎えの時には会えません。


3.保育時間が長い
私の子どもたちは8:30〜16:30という保育時間の契約で、他の子はそれより前から園に来ている場合も。日本で言う幼稚園より、保育園のような保育時間です。


4.幼稚園でおやつを食べる
これは日本でも保育園ならあると思いますが、幼稚園はおやつの時間より前に帰宅するのがほとんどだったので、日本の幼稚園でおやつを食べる習慣はありませんでした。


5.赤ちゃんもいる
今の幼稚園は生後6か月の子から入園可能なので、まだハイハイの赤ちゃんもいます。長男は初め「ドイツの幼稚園にはな…赤ちゃんもおるねんで!」と驚いていました。


さすがにハイハイの子と歩ける子は活動部屋が分かれています。踏まれると危険ですしね。


オムツ交換台は高く、階段付き。先生の負担軽減。


6.クラスがない・担任もいない
それぞれの子どもに担当の先生というのが決まっていて、長男次男と別々の先生が担当なのですが


クラスがないので、3〜5歳の子どもたちが混ざって遊んでいます。誰かに分けられることなく、自然と年齢ごとに遊ぶ相手が決まっていくようですが。


遊びのレベルは幼稚園児くらいなら、理解度など年齢で結構大きな差がありそうです。なので、活動内容によっては年齢で分けることも。


7.やりたい遊びを自分で選ぶ
毎日2回、Kinder Konferenz(キンダー コンフェレンツ:子ども会議)、略してキコが行われており、3つほどある遊びの選択肢から


自分で手を挙げ選んでいます。もちろん、先生から誘導され最初の希望とは違う遊びに参加というパターンも。


外へ出る活動がある場合、あまりにも先生の言うことが聞けない子は、先生からストレートに「あなたはこういう理由で外には連れて行けない」と断られているのも見たことがあります。




私の息子たちお気に入りの遊びの一つ、『マニキュアを塗ってもらう』です。結構頻繁に塗って帰ってきています。


ちなみに塗ってくれるのは先生で、先日次男はペディキュアデビューしていました。性別関係なく人気の遊びらしいです。


8.遠足は少人数グループで行く
日本で言う遠足のようなものも時々あるのですが、クラスがないのである日突然上履き入れに『この日、ここへ、このメンバーで行きます』といったメモが貼り付けてあり


親は『あ、そうなんや〜』となります。先日は遠足の前日に知らされましたが、特に困ることはありません。


なぜなら遠足でも持ち物がない!ためです。初めて長男が遠足へ行った際は『ついにお弁当とかいる!?』と思ったら、持ち物は


『チャイルドシート』だけでしたし。拍子抜け。少し遠出をする時は、マイクロバスのような大きめの車をレンタルしているようです。場所によっては電車で行くことも。


なので、日本の遠足のように一大イベント感はありません。でもその代わり、ちょこちょこ色んな所へ気軽に遠足しています。


9.先生のタイプが色々
男性の先生も多く、外国人の先生もいます。皆ドイツ語を話しており、そもそも私も外国人なので気づかないパターンが多いです。


日本でまずいないのは、体のあらゆるところに大きいタトゥーが入った先生や、鼻ピアスをした先生。


日本で生まれ育ち、まだあまりタトゥーを見慣れていない我が子たちは「これ何?洗ったら取れる?」と無邪気にドクロのイラストについて


聞いたりしていましたが、めっちゃ優しく(そういう先生)「これは洗っても取れないよ〜それでこれは人の頭」


と教えてもらっており、その光景のちぐはぐさがおかしくて吹きそうでした。ドイツではタトゥーが入っているからという理由で


入場禁止されたり、職業に支障が出たりしないようで、薄着の今の季節は様々なタトゥーが見られますが


みんなイカつい感じの人というわけでは全くありません。もちろん、顔面に入れている等は仕事内容によっては支障が出ることもあるでしょうが…


10.先生がリラックスしている
先生がいっぱいいっぱいなくらい、必死!という印象がありません。もちろん、たくさんの子どもの世話を一日中するのは疲れる仕事でしょうが


途中でコーヒーを飲んでいたり、子どもたちが遊ぶ部屋の隅に座っていたり、先生もできるだけ小まめに休んでいるようです。


11.屋内でも体を動かした遊びができる
園庭もありますが、毎日が良い天気というわけにもいきません。また、ドイツ人にとって暑すぎる日もあります。


でも子どもたちはエネルギーを発散させずにいられない生き物なので、屋内でも体を動かせるのは廊下を走り回られるより断然良いと思います。




赤い矢印の所から入って、上に登れる
緑と水色の部分は赤ちゃんたちのおしゃぶりやお昼寝用ぬいぐるみ掛け


思いつくままに挙げていきましたが、思いの外長くなりました。計11項目でしたが、また半年後にでも振り返ってみようと思います。


幼稚園自体には、夫婦ともに概ね満足しています。そもそも、兄弟揃って同じ所に通うのは難しいと引っ越し前に


聞いていたので、同じ場所に毎朝送り届けられるだけでも大助かり。先生も常識のある人たちという印象です。


そしてここに挙げたのは、今通っている幼稚園と日本で通っていた幼稚園、2園を経験した上での感想なので


ドイツの幼稚園はみんなこう!なんていう風に受け取るのはやめてくださいね(笑)


今日はここまで。


2017年6月28日水曜日

ドイツに来てからよく食べるようになった物

パンやソーセージはわざわざ書くまでもないので…別の食べ物で。食べる頻度が増したのは、ずばりドネルケバブです。


ケバブは屋台のものが日本にも増えてきているので、食べたことがある方もいるのではないでしょうか。


よくあるのはピタパンに野菜やカリカリのお肉を挟んで食べるやつです。そして、ドネルケバブとはケバブ料理の一種で


長い串に味付けしたお肉をどんどん刺していき、筒状になったお肉の塊の表面をカリカリに焼き、焼けた部分をこそぎ落とすようにして


切り落とし、そのお肉をピタパンに挟んだり、ご飯に添えたりして食べる料理です。もともと中東付近の料理で、


その料理をなぜドイツで食べているのかというと、ドイツにはトルコ人移民が多いので、そこからドネルケバブが根付いたそう。


トルコ人移民の多いベルリンでドネルケバブが売られ始めたそうで、今やドイツ全体でとても一般的なファーストフード的な存在です。


私は日本の丸いピタパンに挟んであるドネルケバブしか知らなかったので、初めてドイツでドイツ流のドネルケバブを食べた時は


あまりの大きさに笑うしかありませんでした。なんせ自分の顔くらいのサイズ!ファーストフードの代表、ハンバーガーチェーン店の


ハンバーガーよりは、ドネルケバブの方が健康的な気はしますけどね。(挟んであるのが半分程刻んだ野菜なので)


そして、ドイツでDönerkebab(ドゥナーケバプ)、略してドゥナーと呼ばれているドネルケバブは、ピタパンタイプだけでなく


Döner Teller(ドゥナーテラー:ドネルプレート)という選択肢もあり、これはピタパンに挟まれているものと中身は同じで、


炭水化物部分をご飯かフライドポテトか選べるというメニューです。そしてグルテンフリーの食事をしている旦那としては


パン系じゃない選択肢は外食の点で貴重なようで、何だか気づくと食べる回数が多い…となったのでした。


あとは色んなところに店舗がある、という便利さも理由の一つとなっているでしょう。お店で食べるとこんな感じ。




多すぎって思いましたか?当然多すぎます。男の旦那ですらキツそうですし。お肉にかかっているのはニンニクのきいたヨーグルトソースで


ご飯にチラッとかけてあるオレンジのは、店員がただ『辛いソース』と呼んでいたので何なのかよくわかりませんが、


名前通り結構辛いのでかけるかかけないか、事前に聞いてくれます。ここのお店はお肉に牛肉か鶏肉かの選択肢があったので


夫婦揃って鶏肉にしましたが、正直言って2人で1プレートで十分でした。いつも食べ終わる前に後悔する私たち…


ドネルケバブ屋さんはファーストフード店の一種なだけあって、もちろんテイクアウトも可能です。





この間テイクアウトしてきたのですが、見た目が『お弁当屋買ってきた〜』みたいになりました。





チラッと見えているご飯と山盛りのお肉しか見えませんが、お肉の下にしっかり野菜も入っており、2人で1つで良かったなとまたまた後悔(笑)


子どもたちの通う幼稚園でも給食に出たことがあり、その時ちょうど慣らし保育中のつきっきり期間だったため私も給食でいただきました。





全然野菜、ないですけどね!!(笑)ドイツのファーストフードといえばベルリンのカリーヴルスト(カレー粉とカレー味のケチャップがかかったソーセージ)が


有名ですが、お腹を満たしたいのなら断然ドネルケバブをオススメします。カリーヴルストと違って、ベルリン以外でも美味しいのが食べられますし。


ドイツのドネルケバブはドイツで同時の進化を遂げたため、中東本場のケバブ料理とは全然違うようなので


是非、ドイツB級グルメとして味わってほしいです。私の同僚はドネルピザがオススメだそう。それ、めっちゃ胃に重たそう!


今日はここまで。


2017年6月26日月曜日

ドイツ、シュヴァーベン地方の郷土料理

昨日、旦那がシュトゥットガルトハーフマラソンに参加していたのですが、その会場で売られていたMaultaschen(マウルタッシェン)。


旦那は初めて食べたらしく(グルテン入ってるのに…)、意外と美味しくてびっくりした!という感想だったので、私も早速買ってきました。


普段お昼ご飯は家で1人で食べているので、色々試せるのが1人ランチの良いところ。1袋2ユーロ弱でした。




パッケージには調理方法が3つ書いてあり、フライパンで炒める・スープで煮る・レンジでチンのどれでも良いみたい。


スープは今の季節めっちゃ汗をかきそうなので、フライパンで炒めることに。最後に卵も入れて絡めながら炒めるよう指示が。




めちゃくちゃ簡単に出来上がりました。むしろ失敗しようがない(笑)マウルタッシェンとは、マウル=動物の口元、タッシェン=カバン(複数形)の意味なのですが


私が買ったのは、スライスしてあるものだったためカバン感が全くありませんね。本来はラビオリ(イタリア料理)みたいにひき肉や野菜がパスタ生地に包まれています。


でもラビオリより大きく、1辺が8〜12cmもある四角い食べ物です。子どもたちは時々幼稚園の給食で食べているよう。


あとなぜマウルと付くのかはよくわかりませんが…スープに入れるのが一般的なようで、ちょっと水餃子みたいな感じです。(スープに入っているのはこちら)


パスタ生地にひき肉を入れるようになった経緯は、宗教的な理由で金曜日にお肉を食べられなかったものの


どうしてもお肉を食べたい!という人が生地の中に入れれば神様から見えないだろう…という発想からだそう。


そんな見えなきゃオッケー!っていう信者、どうかと思いますが(笑)肉食文化のドイツと、宗教色の強い南ドイツならではなのかもしれません。


ちなみにマウルタッシェンと呼ぶのは、私たちが住むシュトゥットガルトのあるシュヴァーベン地方だけで、標準ドイツ語ではタイクタッシェンと呼びますが


EUの原産地名称保護制度により2009年から保護対象となっています。例えば、シャンパンはシャンパーニュ産のもののみ、ゴルゴンゾーラはゴルゴンゾーラ産のもののみ


という風に、それぞれの地方原産でなければそれぞれの名称が名乗れないという制度です。


ソーセージやジャガイモだけでないドイツ料理、これからも探していきますね。


今日はここまで。


2017年6月23日金曜日

初めてヴィーガンの人を目の当たりにして気づいたこと

ドイツに来て気づいたのは、それぞれの信念を持って様々な食事スタイルを取っている人が多いこと。


ベジタリアンもその一つですが、ベジタリアンは様々なカテゴリーがあり、全員が全員野菜や果物だけで暮らしているわけではありません。


肉や魚は食べないけれど乳製品は摂る人や、肉は食べないけれど魚は食べる人など


細かく挙げていくとキリがないので…職場にいる2人のベジタリアン、中でもヴィーガン食を行っている方の話です。


ヴィーガンとは、ざっくり言うと肉・魚・卵以外にもラード、ゼラチン、肉エキスなども摂らない食事スタイルのことですが


食事だけに限らず、動物実験などをして開発した製品や、革・ウールなどの動物製品も使用しないという生活スタイルまでに及ぶ意味合いがあるそう。


職場の2人がどこまで厳格なヴィーガンなのかは不明ですが、職場の同じ空間を共有していてずーーーっと気になっていたことが1つ。


それは、2人ともヘビースモーカーなこと…ベジタリアンというとどうしても野菜果物からは切っても切り離せない食生活を送っているため


『たくさんの野菜=健康的』という勝手なイメージが私の中であったのですが、この2人は食用に動物が殺されることに反対しているので


『別に健康的な生活を送りたいからヴィーガンやってるわけじゃない』と今週いきなり気づいたのでした。


バラバラなパズルがピタッとはまってスッキリした感じです。それぞれのベジタリアンにそれぞれこの食生活を送ることに


決めた理由があると思うので、私の知っているヴィーガンの2人はこういう人、というだけの事ですが。


私は非喫煙者なので、外で喫煙した直後の臭いはとても気になりますし、そこまで食事に気をつけているのなら


健康にも気をつけてあげれば…と思うのですが(笑)それともヴィーガンであることを利用して


『このタバコの葉を作るのにこれだけの動物が犠牲に!』とか知れば禁煙するのでしょうか。


タバコを吸っている時点で、野生動物がたくさん住む大気を汚染していると思うのですが、


ヴィーガンの懸念対象となる動物って食用や実験動物だけなのでしょうか?全く知らないので、詳しく知っている方がいれば教えて欲しいです。


肉食文化中心のドイツでベジタリアンが増えてきていることから、スーパーにはヴィーガン食品も売られています。


私はグルテンの摂取量に気をつけているくらいで、肉の摂取量は気にせず生活していますが(かと言って積極的に食べているわけでもない)


日本でなら手軽に買えた大豆製品全般、特に納豆と豆腐が凄まじく恋しくなることがあり


先日ヴィーガン食品コーナーで見つけたものを試しに買ってみました。




ヴィーガン承認マーク入りの、ケールとスモーク豆腐のペースト!スモーク豆腐がとっても気になりますが


ドイツではベジタリアン食品コーナーによく置いてあり、大事なタンパク質源になっている模様。


真空パックされ、あまりにも硬そうなその外見に未だ買ってみたことはありませんが、そのうちチャレンジしてみますね。


さて、ケールとスモーク豆腐のペーストですが、味はなぜか懐かしい感じ…スモーク豆腐なのでちょっと


焼き豆腐を彷彿とさせる風味でした。ケールの味は特になかったかな。パンに塗って食べたのですが


ニンニクやハーブも入っており味つけがしっかりしてあったので、ディップソースにもできそうです。


でも残念ながらグルテンが入っていたため、旦那は食べられませんでした…さて、次は旦那も巻き込んでドイツの豆腐に挑戦かな!


今日はここまで。


2017年6月22日木曜日

ドイツのコーヒーマシン、こんな感じです。

普段みなさんはコーヒー、よく飲みますか?私は日本でもドイツでも、毎朝飲んでいるのですが


日本で使っていたコーヒーミルをドイツにも持ってきたので、日本でしていたように豆を挽いて淹れています。


豆を挽くようになる前は、あの有名なネスカフェドルチェグストのコーヒーマシンを使っていたものの


コーヒーがあまり美味しくないことと、カプセルの値段が経済的ではない理由で、使わなくなりました。


ドイツにもドルチェグストは売られており、16カプセル入った1箱が5ユーロ弱くらいです。日本だと1000円弱した気が…





でもドイツで主流なのは、カプセルタイプではないのです。職場にコーヒーマシンがあるので、いつも使っているのがこちら。





薄紙に挽いたコーヒー豆が入っているパッドタイプ。カプセルと違って、使用後はこのまま薄紙ごと生ゴミとして捨てられます。




職場に置いてあるのはフィリップスのもので、シンプルに1杯か2杯かを選ぶだけなのですが


何より、このコーヒーパッドがフィリップス専用のものでなくても良いのです。色んなメーカーがコーヒーパッドを出しており


どこも同じ形、大きさなので好きな物を使えます。コーヒーメーカーもフィリップス以外に色々なメーカーがありますが、どこもコーヒーパッド用。


カプセルタイプはむしろドルチェグストでしか見たことがない…ドイツのコーヒーで有名なダルマイヤーもパッドタイプで売っています。




このパッドを保管する専用缶も売られており、パッドタイプならどのメーカーを買ってもサイズが同じというメリットは、ここでも生かされます。




みんな自分用の缶にそれぞれパッドを保管。右から2つ目は、売られている状態のまま置いている人です。でも蓋付きなので特に不便ではなさそう。


ちなみにコーヒーパッドは1袋20パッド入りで2ユーロ弱が多く、旦那が使っているのは1ユーロ50セントくらいのもの。カプセルと全然値段が違いますね。


この値段なら、パッド派が普及するのも納得です。ドイツ土産にコーヒーを買う方は、間違えてパッドのものを買わないよう気をつけてください。


今日はここまで。


2017年6月20日火曜日

ドイツで一番簡単に食べられる魚介類

スーパーの広告冊子を見ていたある日。「お!グルテンフリー食品のページがある〜」と少しテンション上がって(理由はこちら)見ていると


同じページを見ていた旦那が「これ!久々に食べたい!」というので、昨日買ってきました。





何って、白身魚のフライ(冷凍)です!胸を張って言うほどの食べ物ではありませんが、魚介類が高いドイツでは


これが一番安く簡単に手に入る魚介類なのではないでしょうか。15本(450g)入っていて1ユーロ50セントくらいでした。




そして、こちらが広告に載っていたグルテンフリーのフライ。衣部分に小麦粉を使っておらず、米粉・ひよこ豆粉・コーンスターチを使用。


12本(360g)で3ユーロ弱したので、一般的なフライよりは値が張りますが…残念ながらグルテンフリー食品ってみんなそうです。


調理方法は、オーブンで温めるかフライパンで揚げ焼きにするかの二択で、今回はフライパンを使用しました。箱を開けると




どーん!と冷凍フライが箱に直入り!日本の過剰包装慣れしている私としては『箱に直』に抵抗はありませんが、まだ驚きます。


グルテンフリーの方も当然直入りしておりました。こちらの方が色が薄いようです。




フライパンでそれぞれ両面焼いて、比較のために一応並べてみましたよ。




左が一般的なフライ、右がグルテンフリーフライ、真ん中のソースはタルタルソースです。


旦那はタルタルソースが大好きで、日本では白ご飯にかけて食べたりもしておりまして…


フライを買いに行った日、タルタルソースも一緒に買おうと思ったものの、ドイツ語で何て言うか分からなかったので


早速その場で調べ(よくやる)、Remoulade(レモラーデ)と言うことが分かったので、一緒に買ってきたのでした。


肝心の味ですが、久々に食べると美味しいけどそんなにしょっちゅうはいらない、という感じ。


そもそも冷凍食品は滅多に買いませんし、冷凍庫もガラガラなので、まぁたまにはいいかな…


特に長男はとても気に入ったようで、8本くらい食べていたような…気に入ると既に大人並みの量を食べるので


これティーンエイジャーになったらどんだけ食べるんや…と今から食費の心配が頭をよぎります。


ちなみにタルタルソースはTHOMY(トミー)という大手スイスメーカーのものを買ってきたのですが


ここのマスタードは日本に来る前から旦那のお気に入りで、日本に住んでいる時もちょくちょくお義母さんが送ってくれていました。




金属チューブに入っており、上がマスタード、下がマヨネーズです。歯磨きチューブではありません(笑)


金属チューブって、最後まで使いにくいと思うのは私だけでしょうか?


そして、タルタルソースを食べるなら牡蠣のフライと一緒に食べたかった…と思ったのは我が家で私だけでしょう(悲)


今日はここまで。


2017年6月19日月曜日

ドイツで見かける虫のホテル

ドイツに引っ越してきてから、気づけば7か月が経っていました。知り合ったばかりの人にはよく


「どう?ドイツの生活は?」とか「ドイツと日本はどう違う?」とか聞かれるのですが、


違いすぎて一言で言い表せるはずもなく、いつも返答に困ります。不便でもあり、慣れてきた分いいなと思えるのが


日曜日に商店は全て閉まっているので、買い物以外のことをするしかないということ。


そしてそんな日曜日にみんな何をしているのかと言うと、何時間も森を散歩したり、サイクリングに出かけたりするのです。


我が家には5歳と3歳の息子たちがいるので、当然何時間も森を散歩するなんてできませんが


近所に森があることに変わりはないので、森利用率が結構高めです。そしてその森の近くで初めて見つけた虫のホテル。





デカデカと看板が立っているので、めっちゃ気になりました。どうやら虫が隠れられるように作られているよう。虫のホテルのアップがこちら。




デカい看板の説明によると、それぞれ部屋によってホテルを使用する虫が違うらしく

①テントウムシ ②ツツハナバチ ③スズメバチ ④チョウ ⑤ハチ全般 ⑥クサカゲロウ・テントウムシ


だそう。ハチ用の部屋が半分て…しかも肉食のスズメバチの部屋の真横がチョウの部屋ってどうなん!?


狙い通りに虫がそれぞれの部屋に行くのかは分かりませんが、自然保護の意味も兼ねているのでしょう。


でも森が豊かなのに、虫のホテルって必要ある…?という気もしますが。でも家の庭に置いているのも見かけたことがあります。




さらに、近所のスーパーでも売っていました。春はスーパーでもガーデニング用品が充実するのですが、虫のホテルもガーデニング用品の一種なよう。




これは結構小型だったので、設置しやすそうなイメージ。箱の裏面にはオススメの設置場所が書いてあり


地面から1.5m〜2mの高さに設置するのが良いそう。そして雨風の当たらない所。森の近くで見たのは、思いっきり雨風に晒される所でしたが…(笑)


あとは果樹の近くも良いようで、受粉率が上がるので収穫高アップが見込めるみたいです。


ただし漆の木の近くには置かないでと最後に注意書きが。庭に漆の木を植えている人なんているんか?と思いますが。


虫のホテル自体は、虫が観察できるので子どもにいいかなぁと思ったのですが、今の住まいはマンションで日本で言う5階ですし(ドイツの階の数え方はこちら)


地面から2mは余裕で超えているので諦めました。しかもハチばかりがホテルに滞在していると、安心して観察できませんしね。


もちろんホテルの部屋の形を希望の虫向けのみにする、という方法もありますが、そこまで虫のホテルに労力を使いたくないというのが正直なところ。


虫のホテルの肝心な中身を覗いてみたことがないので、今度見てこようと思います。


今日はここまで。