2017年10月13日金曜日

ドイツの幼稚園で子どもがランタンを作ってきました

タイトル通り、昨日3歳の次男が幼稚園でランタンを作ってきたので、かさ張るなぁと思いながらも(笑)、持って帰ってきました。




一見ゴミ箱に見えますが、ランタンです。で、何でランタン?という感じですが、これは11月11日の聖マルティンの日(Martinstag)に備えているためです。


聖マルティンとは、キリスト教の聖人で、物乞いの姿をした半裸のイエス・キリストに自分のマントを半分裂いて与えたという


『マントの伝説』が有名ならしいですが、宗教教育をあまり受けてこなかった無宗教の旦那と、


同じく無宗教の私からしてみれば「誰やねんそれ」レベルですが、ランタンを作ってきたので一応調べました(笑)


そして11月11日がその聖マルティンの命日と言われていますが、埋葬日や誕生日という説もあるみたいで、何だかハッキリしません。


とにかくこの日は収穫祭で、冬の始まりでもあります。町の子どもたちはランタンを灯して、聖マルティンに扮した人を教会へ案内し


お礼としてパンをもらうという行事から『聖マルティンの日=ランタン』となっているのでしょう。


中に実際キャンドルを入れるのは不安極まりないので、LEDキャンドルを買ってきましたが




意外と綺麗だと思いませんか?次男はなぜか2つ作ってきたのですが、1つは長男にあげる!と太っ腹なことを言っていました。


幼稚園でも聖マルティンの行事を両親参加可でやるそうなので、どんなことをやるのか楽しみです。


ちなみに、これは上でも書いたように思いっきり宗教行事ですが、今の幼稚園に入る前に「宗教行事には参加させても大丈夫かどうか」の


確認がありましたよ。日本では確認されたことがなかったので、何だか新鮮だった思い出です。


今日はここまで。


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