何かもふもふした物が視界の隅に!思わず自転車を止め、よく見てみるとどう見てもうさぎ!野生のうさぎを見るのは初めてだったので、思わず写真撮影。
スマホではこれが限界…
結構離れていたので、あまりハッキリ写せませんでしたが、大きさからして野うさぎだと思います。
日本語だと、うさぎはどんなサイズでもうさぎと呼ばれますが、ドイツ語では野うさぎと穴うさぎで呼び方が違います。
そもそも全く違う生態なので、違う名前で納得なのですが…まず野うさぎはHase(ハーゼ)と言い、体が大きく筋肉質、耳も長い。
巣穴を掘らず、子どもも草の上にそのまま産み、生まれたての子うさぎは目が開いており体毛も生えています。
穴うさぎはKaninchen(カニンヒェン)と言い、体が丸く耳も短い。地面に巣穴を掘って暮らすのであまり外には出てこず、
生まれたての子うさぎは目も耳の穴も開いておらず、体毛もなし。ペットのうさぎは穴うさぎが多いのではないでしょうか。
そして一応野うさぎの写真を撮って満足したので、そのままスーパーへ行きました。そこで何気なくお肉コーナーを見ていると
うさぎ肉売ってました(笑)何か、お!また会ったな!的な。でもこちらは穴うさぎの方なので、私の見た野うさぎとはうさぎ違いですけどね。
パッケージには『新鮮なドイツの平飼い穴うさぎ 頭と肝臓は取り除いています』と書いてありました。確かに頭部はあまり見たくないかも。
1kgあたり12ユーロ90セントなので、他のお肉より断然高いですし、そもそも調理方法を知らないので買っていませんが。
ドイツではうさぎを食べると以前から知っていたので、とてもビックリ!はしませんでしたが、こんな普通のスーパーのお肉コーナーにサラッと
売っているとは思いませんでした。対人の肉売りカウンターに行かないと、買えないと思っていましたよ。
まだ日本に住んでいた頃、「日本のスーパーにうさぎ肉は売っていない」という話を旦那にしていて「いや、そんなわけない!」と旦那が言い出し
スーパーのお肉カウンターで当時まだ日本語が不自由だった旦那に代わり、私が「うさぎ肉置いてますか…」って聞きに行かされたのを思い出しました。
何の罰ゲームやねんって感じでしたよ。しかも店員さんも、普通にないと言ってくれればいいものの、わざわざ「少々お待ちください」
なんて言って奥に引っ込み、同僚たちに『こんなん聞いてきてる客がいる』的なのを話してみんなでクスクスしてから(カウンターから丸見え)
かしこまった顔で戻ってきて「すみません、うさぎの肉は置いてないんです…」と教えてくれました。いや、初めから知ってたよ!!
まだ食べたこともないのに、複雑な思い出のあるうさぎ肉。良いレシピがあれば食べてみたいな〜
今日はここまで。
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