2018年4月1日日曜日

次男が4歳を迎えたので、家族でお祝いしました。

3月31日、次男が4歳の誕生日を迎えました。この日がそもそも出産予定日だったのですが、


日本では予定日を言っても笑われ、誕生日を言っても笑われるという(学年でほぼ1番年下になるから)


日だったものの、ドイツに来てからは誰にも何も言われないという日々を過ごしています。





誕生日前日に子ども達にお手伝いしてもらい、次男希望の『チョコバナナカップケーキ』を焼き、




誕生日当日は朝にお祝い。プレゼントもすぐに渡しました。早速おもちゃで一通り遊んでからは




車でお出かけ!この日の行き先は家から40分程行ったところにある城塞です。




お城の部類が守りを固めるため、山の上や崖にあるのは日本もドイツも同じなんですね。


このテック城塞は、シュヴァーベンジュラ山脈のテック山の上にあります。標高773mなので、


ものすごい山登り!というより軽いハイキングレベル。半分近くまで車で行けますしね。




そして森の中を子ども達と登ること約30分。道は平らに均されていますが、結構急なので下りの方が脚は疲れましたね。




頂上には城塞が。山に近づいていった時点でこの三角屋根が見えるのですが、結構こじんまりした城塞です。




こちらは入り口の門。上にはそれぞれ統治した家の紋章が年代と共に飾られていました。


左上から古い順に、ツェーリンゲン家→テック公→ヴュルテンベルク家→シュヴァーベンハイキングクラブ


と書いてあります。現在はこの辺りシュヴァーベン地方のハイキングクラブが管轄になっているというわけです。


え?ハイキングクラブ?って感じですが、設立1888年のドイツで最も古いハイキングクラブの1つなんですよ。


そして、この門をくぐって反対側から建物を見るとこんな感じ。写真右下が先ほどの門です。




見た目で何となく気づいたかもしれませんが、中はレストランになっています。


この日はお祝いなので、ここでお昼ご飯を食べることに!中は意外と広くて、天井も高く解放的。




ウエイトレスのお姉さんに「Grüss Gott!」(グルース ゴット:南部ドイツでよく使われる挨拶)と迎えられ、


早速それぞれ食べたいものを注文。子ども達は待っている間窓からの景色を楽しんでいました。




 長男は定番のシュニッツェル(ドイツ版カツレツ)とフライドポテト


次男はこの日初めて好きだと教えてくれたレンズ豆、ソーセージ、シュペッツレ(この地方の卵麺) 


私は旦那に勧められた鹿肉のグーラッシュ(シチュー的なの)、シュペッツレ、クヌーデル(丸い団子的なの) 


旦那は七面鳥とパプリカのピリ辛ソースにクロケット(揚げたマッシュポテト)


ドイツのレストランは基本どこでもそうですが、とにかく量が多くて…でもほぼ全員完食しましたよ。


鹿肉はビーフシチューを彷彿とさせる味で、ジビエらしい獣臭さもなく、柔らかく煮込んであって


とても美味しかったです!子ども達はキッズメニューから注文したのですが、長男が完食できたのには


驚きました。フライドポテト好きなのは前から知っていましたが、これからもっともっと食べる量増えるんやろうな…


食後は城塞部分に上がって、しばし景色を堪能。こういう所にある望遠鏡が有料なのはドイツでも同じでした(笑)




こちらに書いたように、今次男は騎士にハマっているので、レストラン内の壁に盾や剣や戦斧が


飾ってあるのも、絵本で見たような石造りの城塞に行けたのも嬉しかったようです。


親としては楽しい誕生日を提供できて何より。4歳、おめでとう!もう4歳とか早い!!


今日はここまで。


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