設けるのですが、今回は誰かの発言で(誰か忘れた)テーマが日本食に決まり、単純に日本食と言えば寿司!となったのでした。
これが決まった時、ひねくれた私は「日本人なら誰でもお寿司が握れると思っている典型的な外国人の考え」だの
「新鮮で美味しい魚が求めやすい値段で売られていないドイツで、わざわざお寿司を食べる意味がわからない」だの
色々ネガティブな考えしか出てこなかったのですが、結果としては『みんなで一緒に何か食べると楽しい』という
食事の超基本に立ち返った経験となったので、やってみて良かったです。さて、お寿司と言えばドイツ人は
握り寿司か巻き寿司しか知らないので、今回は日本人が家庭で食べる気軽なお寿司と言えば手巻き寿司であることを説明し
各自お寿司に入れたいものと海苔を持参してもらうことに。ここ最近のお寿司ブームで焼き海苔はスーパーでも買えるのですが
何せ高いので、ここは各自持ってきてもらうスタイルにしました。(アジアスーパー:10枚入り3ユーロ、普通のスーパー:5枚入り5ユーロ)
そして炊飯器を持っているのが我が家だけなのと、日本代表(?)ということで酢飯は我が家で10合炊いていきました。
近所のアジアスーパーで寿司用のお米と書かれたものと、超簡単で助かる!すしのこを買って作りましたよ。
お酢で作っても良かったのですが、10合もあるので手軽さ優先にしました。(1袋1ユーロ50セント)
お米には『Shinode』と書いてありましたが、裏を見ると『日の出』と書いてありました。ヒノデって発音しにくいんやろうか…(1kg3ユーロ)
巻き寿司以外に、旦那のリクエストで季節でもないのに伊達巻も作ることになり、巻き簾も買いましたよ。(1つ3ユーロ)
何で伊達巻?って感じですが、旦那はお節料理全般が苦手で、唯一好きなのが伊達巻なのです。
そこでお寿司以外の日本食も食べて欲しい!と思った結果伊達巻にたどり着いた…ということなよう(笑)
ちなみに日本では伊達巻なんて手作りしたことなかったので、レシピを調べるとはんぺんを使ったものがたくさん出てきて…
ドイツにカニカマはあるのですが、はんぺんは未だ見かけたことがないので、カニカマで代用することに。
オーブンで焼くレシピを採用したのですが(簡単そうだったから)、焼いている間にめちゃくちゃ膨らんできて戸惑い…
え…何これ…感がものすごかったのですが、膨らんだ部分は包丁で刺すと凹んでくれたので、何とか形になりました。
でもドイツ人には『魚と卵が入ってて、味は甘い』と言うとザワザワしていましたよ。内心「何それキモい」って思ったんでしょうね(笑)
実際、半分は残って家に持って帰ってきましたし(笑)旦那も私が数週間前に言うまで、伊達巻に魚が入っていると
全く知らなかったので、めちゃくちゃ衝撃を受けていました。「自分が知ってる伊達巻の味!」と味は褒めてくれましたが。
生で食べられる魚は、中心街にある市場まで行かなければ手に入らなさそうだったので、今回は一切生魚無しの
手巻き寿司となりましたが、久々に魚の卵を食べられただけでめちゃくちゃ幸せでしたよー。
いくらとキャビアを買ったのですが、キャビア(2ユーロ)の方がいくら(5ユーロ)より断然安いドイツ…
他のドイツ人メンバーたちはアボカド、きゅうり、ツナマヨ、スモークサーモン、パプリカ、クリームチーズ、胡麻を持ってきていました。
包み方は私がレクチャーしたのですが、みんなどうしても具を入れすぎてしまうようで(特にご飯)
結局ミニ巻き寿司みたいに巻いた形で食べていました(笑)別に美味しく食べてくれれば、それでいいんですけどね。
職場のメンバーは当然ながらほとんどみんなドイツ人なので、次は何かドイツ料理をテーマにして欲しいなぁ〜
今日はここまで。
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