2017年10月3日火曜日

祝!ドイツ統一の日

本日10月3日は、ドイツ統一の日としてドイツ全土で祝日となっています。普段の祝日は、州によって違うので


カレンダーも表紙に対応州が書いてあるのですが、この日は州関係なくどこもお休みです。


Googleでもフォルクスワーゲンのビートル(西ドイツ代表)と、トラバント(東ドイツ代表)のイラストでお祝いしています。




今年で統一27年を迎えますが、せっかくなので東ドイツ出身の方に色々質問してみようと思います。


一番身近な東ドイツ出身者と言えば、何を隠そう私の旦那!普段は標準ドイツ語で話している旦那ですが


素を出せばものすごいベルリン訛りの元東ベルリンっ子。兄が1人いるのですが、兄弟間で喋ると途端にベルリン訛りです。


さて、そんな旦那にドイツ統一の日で一番印象に残っていることを聞いてみましょう。


旦那「え?個人的なこと?それなら西側に行けるようになって、初めて西側に出かけた時かな。走っている車、売られている果物、機械類も全然東とは違った。果物なんて見たことのない物ばかりで。」


−見たことのない果物って?


「色んな南国フルーツ。アボカド、パパイヤ、ココナッツとか。そもそも果物の名前が当時はわからなかった。バナナは東ドイツでも時々だけ食べられたよ。家族で初めてココナッツを買ってきて、開けるのにめちゃくちゃ苦労した末、ココナッツウォーターを飲んでみたら不味くて衝撃的やったなぁ」


壁が壊される前に見に行ったことはある?


「そもそも、壁の存在を知らなかった。8、9歳くらいやったし、その歳ではまだ学校でも習ってなかった」


壁がなくなって良かったこと、嫌だったことは?


「良かったことは、買う商品の選択肢が広がったこと、色んな場所や国に行けるようになったこと、自分が勉強したい分野に進めたこと。嫌だったことは、たくさんの東側の人が仕事を無くしたこと。地域の安全性も低くなったように感じた」


西側の人と話してみた時の感想は?


「初めて話したのはセールスマンやったし、自分がまだ子どもやったから特に思うことはなかった。ただ西ベルリン出身の人たちは、とっても極端な標準ドイツ語を話すから、東の話し方とは全然違った」


ベルリン訛りに関して何かエピソードは?


「大学に通い初めて、スペイン人の友だちができたけどとても上手にドイツ語を話す人で。外国人であんなに上手なドイツ語を話す人、他には知らないくらい。で、その彼とだいぶ親しくなってから、知り合ってすぐは実は何て言ってるか全く分かってなかったって言われて本当にびっくりした。そんなに訛ってた!?って」


東ベルリンと言えば何を連想する?


「自分の子ども時代」…当時はここが東ドイツって気づいてなかったわけですが。知らないって色んな意味ですごい。


有名なベルリンの壁は28年間存在し、東西の分断自体は45年間続きました。統一後も東西の経済状況は差が大きく、


ようやく近年(!)東側が西側に少しずつ追いついてきているようです。私は数年前どちらにも行ったことがあり


建物の作りなどは東側がシンプルな感じでしたが、最近のベルリンはアートの街として世界から注目を集めているので


また雰囲気が変わっていっているかもしれません。今のところ、行く予定は特にないので確認のしようがありませんが(笑)


今日はここまで。

2017年10月2日月曜日

ドイツでついに、同性婚も可能に!

今年の6月30日、ドイツで同性婚を合法化する法案が可決されましたが、ついに昨日の


10月1日から合法化されました。昨日は日曜日だったので、本来なら結婚の手続きを行う


窓口は閉まっているのですが、自治体によっては記念すべき初日のために開けてくれたようです。


ドイツでは2001年に生活パートナーシップ法が成立し、同性カップルにも結婚とほぼ同じ権利が保障されていますが


内容は一般的な夫婦が保障される権利とは違うところも多く(特に養子や税金関係)、成立後も改定を重ねていました。


日本ではオープンにしている人がドイツより少ない(気がする)せいか、身近に感じることのなかった*LGBTですが


*同性愛者の(L)レズビアン・(G)ゲイ、両性愛者の(B)バイセクシュアル、心と体の性が一致しない(T)トランスジェンダーの頭文字




私個人の身近な例では、息子たちが通う幼稚園の親です。ある男の子にはお母さんが2人いるのです。


片方のお母さんがよくお迎えで一緒になるので何度か話したことがあるのですが、ある日「私の奥さんが〜」と


言い出したので、『あ、同性カップルやったんか!』と気づいたのでした。もう1人のお母さんも顔は知っているのですが


『この時々来る女の人誰なんやろう…』と正直思っていたので。どちらもお母さんでしたね。


そのお母さんたちには子どもが3人いるのですが、生物学的なお父さんが誰なのかは聞いたことがありません。


そもそも、お母さんのどちらとも血の繋がりがない可能性もありますしね。とにかく『お母さんとお父さん』という


組み合わせでなくても、幼稚園側も他の親たちも変に気を遣って特別扱いしたり、後ろ指さしたり


なんて雰囲気が全くなくて良いなと思いました。オープンにするしないは、本人たちの考えによりますが


幼稚園児の親という立場上、隠すのは逆に無理なのではと思いますし。私はLGBTのどれにも当てはまりませんが


時代に合わない法律を積極的に変えていくドイツの姿勢には賛成ですし、日本もこれは見習って欲しいなぁと思っています。


今日はここまで。


2017年9月29日金曜日

普段ジュースは飲まないけど、気になったので買ってみた

ある日スーパーの飲み物コーナーですらない、青果コーナーに突然置いてあったこれ。




何でこんな所に?推しているのか…?と近づいてみると、抹茶と書いてあるではありませんか。


特別抹茶好きというわけではありませんが、何せドイツにいれば抹茶味に出会えることなんてまずないので買ってみることに。




もう1つのKURKUMAは買った時は何なのか分かっていませんでしたが、後で調べるとウコンでした。


パッケージは弓道部か?みたいなシルエットの人が描かれており、オレンジ色のクミンがスパークリングティー(白茶と柚子味)、


緑色の抹茶がスパークリンググリーンティー(梨と生姜味)と書いてあります。白茶はまたまた何なのか知りませんでしたが、中国茶の一つだそうです。




ロックなポージングの招き猫がある裏面の説明によると、クミンと柚子のコンビネーションが身体だけでなく、心にも良いそうな。


正直言って、柚子の風味はほぼなく、クミンのピリピリ感が喉にくるだけであまり美味しい!とは思いませんでした。




外国人が想像しそうな芸者風に髪を結ってるけど、そこから下は現代風な女性が描かれた裏面の説明によると


抹茶、梨、生姜で舌がピリピリするだけでなく、心にも…ってこの流れさっきも見たで。


こちらは梨の風味がほぼなく、生姜で喉がピリピリし(また)、炭酸入れたちょっと甘い緑茶という感じ。


柚子も梨もドイツでは貴重やから、そっちの果物の風味をどちらももう少し強くしてフルーツティーみたいな味にして欲しかったです。


でもそれだと、ごく普通の甘いお茶との差別化ができないのかもしれませんが。炭酸なので、夏の暑い日にはスッキリできて


良さそうですが、何せもうこちらは肌寒いのと、味が味なのでもう買うことはないかな…(笑)


今日はここまで。


2017年9月26日火曜日

思いがけず栗(?)拾い

週末はルートヴィヒスブルク城に遊びに行って来たことをこちらで書きましたが、お城に入る前、ごく一般的な歩道を歩いていました。


すると、少し前を行くおばあさんがちょこちょこ何かを拾っています。何をしているのか気になったので見ていると


なんと栗を拾っていました…!そして確かによく見てみると、芝生の間にツヤっと光る栗が見えます。(ドイツはあらゆる所に芝生あり)



この街路樹の下で拾いました


日本語で子どもたちに「ちょ、あれ見て。おばあさんじゃなくておじいさんも(恐らく夫婦)めっちゃ栗拾ってる…!」と言うと


子どもたちは嬉々として栗を拾い始めました。子どもって、どんぐりとか拾うの好きですよね。





イガ部分はこんなの
ドリアンみたい


旦那は城の入り口はまだかと若干イライラしておりまして、『のんびり拾ってないで!!』みたいな無言の圧をかけてきていましたが


おじいさんおばあさんに倣って拾いを始めたため、そのおじいさんまで子どもに協力し始めてくれたので旦那、言うに言えず!状態でした。


あまりに拾いすぎても荷物が増えるだけなので(子どもは持っててくれないし)、上着のポケットいっぱいになったら終わりとしましたが


長男が「この栗で栗ご飯食べたい!」と言うので、ネットで焼き栗レシピを検索してオーブンで焼いてみたところ





「何これ、めっちゃ苦ー!!」な焼き栗が完成しました。去年のクリスマスマーケットでは焼き栗を食べましたし、栗を食べないことはないはずなんです。


その後、これは栗の実ではなく、セイヨウトチノキの実であることがわかりました…焼き方の前に植物の種類をちゃんと調べるべきでしたね(笑)


じゃあ何であのおじいさんおばあさんは熱心に拾ってたのかって?そりゃ、飾りにしたりするためでしょうね(笑)


旦那はドイツの野菜果物、動植物については全くアテにならないほど詳しくは知らないので


「食べられへんのちゃう?」なんて曖昧で何の助けにもならないコメントしかしてきませんでしたからね。


長男の『栗ご飯食べたい!』という何とも日本人らしい願いは、先日私がたまたまスーパーで見つけて買っておいた




天津甘栗ならぬ、ヨーロッパ蒸し栗パックで作ろうと思っています。日本で食べる甘栗ほど甘くはないのですが、ちゃんと栗です。


ちなみにドイツも栗は日本と同じような細い針状のイガに入っています。ドリアンみたいなのには入っていません。


もう秋を迎えているドイツは木の実があらゆる所になっており、冬眠前の準備に忙しいリスには大助かりなようです。




ここ数週間のうち、ほぼ毎日リスのこのような姿を見かけています。ただ私が普段写真を撮影しているのは


スマートフォンなためここまでズームができないので、スーパーのチラシから拝借しました(笑)




スマートフォンで撮るとこんなんです。近づきすぎると逃げられますし…これは家から一番近い公園で撮ったものですが


実はリスが2匹写っています。1匹はわかりやすいですが、もう1匹は…何これ?状態。




ドイツに来て初めは「わ〜!リス!」とはしゃいでいた子どもですが、だんだん見慣れてきて「あーリスやな」みたいになってきました。


私は動物好きなので、未だに内心はしゃいでいます。冬眠してしまうと見かけられないのが寂しいですね。


では、長男に『栗ご飯はまだか』の呪いをかけられる前に、早く用意しようと思います。


今日はここまで。


2017年9月25日月曜日

ルートヴィヒスブルク城へ行ってきました

この週末はお天気に恵まれ、最高気温も20℃あるということで、車でお出かけすることに。


ドイツはお城や教会が色々な所にありますが、住んでいる側としてはわざわざ観光地!な所には行かないので


こんな近くに巨大なお城があるとは全く知りませんでした(笑)家からは車で40分程なのですが、何せお城周りの旧市街地が


渋滞、しかも駐車場もなかなか見つからない(週末のいい天気でみんなお出かけ)、で結構時間がかかりました。


バスや電車でも行ける場所にあり、お城自体大きいのですぐ見つかるとは思いますが、お城近くの一番大きい交差点の真ん中に




ちょっと意図はよくわかりませんが、蛇が引っ掛けてあるモニュメントがあるのでそれが見えればお城の近くだという目印になります。


入城料は大人9ユーロ(2017年9月)。城内見学はガイドツアー付きのみで可能で、ドイツ語と英語の2択です。9ユーロにガイド料金も含まれています。




私たちは、お城の中の庭に行きたかっただけなので、城内見学はしていません。大型観光バスはたくさん停まっていましたよ。




ルートヴィヒルブルク城の建造は1704〜1733年。建物は18棟あり、部屋数は452もあるドイツ最大のバロック宮殿で


郊外のベルサイユとも言われています。ウェディングフォトを撮っている人をたくさん見かけました。


さて、今の時期がちょうど世界最大のかぼちゃエキシビションの時期で(9月1日〜11月5日)とにかく庭はかぼちゃだらけでした。


 今年のテーマは『ローマ帝国時代』




 かぼちゃ販売


 かぼちゃ買わないけど遊ぶ


そこら中にかぼちゃアート 


これは私が個人的に気に入ったかぼちゃ鳥


人は多くてもぎゅーぎゅーしてない


そして、かぼちゃの展示をさらっと見てからはこの日お目当のメルヘンガーデンへ。メルヘンと言っても、


可愛いという意味はないので『おとぎ話の庭』といったような意味です。メルヘンガーデンの門に付いている




妙に脚の長いカエルがそもそも可愛くありませんしね。ドイツのおとぎ話といえばグリム童話は有名ですが


『ドイツの子どもが知っているおとぎ話と言えばこれ!』みたいなのはよく分からないので、ちょこちょこ旦那に解説を入れてもらいました。




中はこのような至って普通の公園もあるのですが、旦那が何も言わずズンズン進んで行ったのがこれ。




しかもめっちゃ人が並んでる…!ドイツでは珍しい光景です。だんだん進んで行くうちに見えたのが




このボート。どうやらこれに乗るためにみんな並んでいるよう。恐らく15分くらい並んで、やっと乗れました。




途中トンネルにいくつか入り、その中で何だか古い作りの人形(大体おじいさんかおばあさん)が一言二言喋るのですが


何のおとぎ話か分からない上に、やたら不気味な感じなので、子どもたちは怖がっていました(笑)


長男はここに一度、幼稚園の遠足で来ているのですが、それでも怖そうにしていました。




他にも千夜一夜物語のコーナーがあったり(人形の雰囲気はみんな同じ)、声をかけると人形や装置が反応するというものがたくさんありました。


「ラプンツェル!髪を下ろしてー」と言うと髪が下がってくる


人形たちはこんな感じ。これは赤ずきんちゃん。狼の顔がデカすぎた…


声をかける類のものは、子どもたちが恥ずかしがって全くやろうとしなかったのですが、そんなことより


場内がかなり広いのでみんな歩き疲れてきたため、夕方前には帰りました。真冬以外の1年を通して様々な展示イベントが


あるので、どの時期に来ても楽しめると思います。真冬の城内見学はとても寒いようなので防寒対策はしっかりと。


これからどんどん寒くなって日も短くなっていくドイツですが、気分がどんよりしないように楽しめるスポット探し、頑張ります。


今日はここまで。