宿泊先から徒歩で行きました。この日登ったのはヴァンク山。(Wank)標高1,780mで、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの
南西部に連なる山々の1つです。この日ばかりはさすがに長男も身軽で登山させようとなり、
家族4人分の食料や飲み物を私と旦那のリュックに詰めました。南ドイツはキリスト教の影響が結構強いので
家の壁にキリスト教関連の絵が描いてあったり、十字架に磔になっている像があらゆる所に掛けてあったりと
街の雰囲気がかなり違いました。私たち夫婦は無宗教なので、リアルな磔の像がチラチラ視界に入ってくるのは
ちょっと…という感じでしたね。十字架だけなら特に気にならないのですが。
登り口付近に到着すると地図があったので、また登山道の確認。まぁ毎回登山道の確認は旦那任せなので、
登山道の確認をしている旦那を私が側で確認しているだけなのですが(笑)
結構な坂から始まる登山口ギリギリまで民家があり、そこからすでに景色が良いのはさすがガルミッシュ=パルテンキルヒェン !
子どもたちの体力を考慮して小まめに休憩を取りつつ、どんどん登って行きます。道は歩きやすく
整備されていて木も多いので、よく晴れていたこの日もとても歩きやすかったですよ。
途中開けた所に出て、何やらデカイ糞が所々に落ちている…子どもたちと「何のうんこやろ?」と
言いながら進んでいくと突然牛登場。結構な数いるのに、みんな静かに草をもぐもぐしてて全然気づかなかった。
でも大きいカウベルを首にぶら下げているので、動くとカランカランと大きな音が鳴ります。
これこそまさに放牧…!しかも移動も山道やし、牛たちしっかり運動できそう。足元の糞には要注意ですが。
引き続き登っていると、小休憩中や後ろから追い抜かして行く登山客に声をかけられることが増え、
すれ違いの登山客「何歳なの?」
旦那「6歳と4歳です」
すれ違いの登山客「えっ…!?」絶句
という会話をしたり、「Super!」(ズーパー:すごい)と言われたりで、褒められまくる子どもたちもニヤニヤ。
でも頂上に近づくにつれ木陰が少なくなってきて、直射日光がだんだんキツくなってきました。
日光に一気に疲れながらも無事頂上の1,780mに到着。旦那は「4歳の次男はこの日徒歩で登った最年少なんじゃ!?」と
言っていましたが、確かにあり得るかも。というのも、ここまでロープウェイで上がることも出来るので
頂上地点には結構子どももたくさんいたのです。でも登山道では全く子どもに会わなかったという…
眼下に広がるガルミッシュ=パルテンキルヒェンの街
頂上には十字架が置いてある謎
山頂レストランがあるので、そこでお昼にしましたが、かなり混んでいてなかなか食事が運ばれて来ず、子どもたちは多少イライラ。
まぁ疲れていたので気持ちは分かりますけどね。それでも大声で騒ぐタイプの子たちではないので助かります。
せっかく南ドイツに来てるし〜と思い、名物の白ソーセージにしました。ソーセージより一緒に頼んだビールの方が美味しかったですが(笑)
帰りはさすがに疲れているので、ロープウェイで一気に下山。でもここでもまた直射日光に晒され、
かなり暑かったです…!早く到着してくれ!と願いながらの、座ったままなのに汗だくな下山となりました。
宿泊先に帰ってから、私はソファでひたすらゴロゴロ休憩してたんですが、ずっと遊びまわっている息子たちの底なしの体力…
今日はここまで。
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