2018年1月12日金曜日

ドイツのお風呂場での必需品

ドイツが硬水であることはブログ内で何度か書いたことがありますが、硬水対策にドイツの家庭では


大半がお風呂場に常備している物があるんです。ズバリ、それはT字ワイパー!





日本のお風呂場と違って洗い場がないため、湯船に浸かる・体や髪を洗うなどの全てを浴槽内で行うわけですが


大体湯船の端っこに置かれていることが多いように思います。なので、ドイツ人家庭にお泊まり


且つお風呂やシャワーも拝借ということがあれば、使用後はしっかり浴槽まわりの壁を水切りしてくださいね。


ドイツは空気が乾燥しているため水滴はすぐ乾き、お風呂にピンクや茶色の水カビが…ということは


あまり無いのですが、水滴を放っておくと、硬水内のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が


白い跡(石灰)になって残ってしまうのです。日本の水でも白い跡は残ることがありますが、


白さのくっきり具合と白くなるペースがドイツの方が断然早いと実感しています。


この石灰を綺麗にするには、お酢やクエン酸が有効なんですが、スプレー洗剤もたくさん売られています。





日本でもフロッシュの洗剤は売っていますよね。フロッシュはドイツの会社なので、こちらで買うと


日本より当然安いです。ちなみにフロッシュとはドイツ語の『カエル』。マークそのまま。


スプレーを探す際は『Anti』や『gegen』、さらに『Kalk』という単語で探してみてくださいね。


この単語が並んでいれば『石灰除去効果』を謳っている商品ということになります。




ちなみに我が家で今使っているのはスーパーREWE(レーヴェ)のプライベートブランドja!(ヤー)の


『Badreiniger』(バートライニガー:お風呂洗浄剤)なのですが、裏側の商品説明にちゃんと


『擦らなくても石灰除去が簡単にできる』と書いてあります。石灰はとても厄介で、放っておくと


ものすごく硬い塊になってしまうので、お風呂場だけでなく洗濯機や食洗機も定期的に石灰除去を


する必要があるのです。お風呂場に限った話では、シャワーヘッド内で石灰が溜まってシャワーの


穴が詰まってしまうことも…硬水厄介すぎる。というのも、以前住んでいたところのシャワーヘッドが


そんな状態で、残りの穴から水が頑張って出てくるせいでめちゃくちゃ水圧がすごい、むしろ痛い!(子どもは痛さで泣いた)


という経験があるので…(ゲストハウスだったのでシャワーヘッドの交換もできなかったし)


石灰はカビのように胞子を飛ばすこともないし、体に害はありませんが、カビも石灰もどっちも嫌ですね。


今日はここまで。


2 件のコメント:

きゅーぴー さんのコメント...

こんにちは!
同じくバーデンヴュルテンベルに住んでます!
と言っても、シュトゥットガルトと違ってすっごい田舎です笑
わたしが住んでる地域だと日本のシャンプーもガンガン泡立つし、シャワーも詰まったりしないし、水滴が白くなったりとかあんまりしないです。日本よりは白くなるけど、気が向いたら拭けばいい程度です!
なので、バスルーム借りてもワイパー置いてる家は見たことないです。
この点はすっごいありがたいです

MARINA.Hö さんのコメント...

きゅーぴーさん
コメントありがとうございました!今の今まで気づかず…返事が遅くなってごめんなさい。
きゅーぴーさんもBW州にお住まいなんですね!軟水寄りでホント羨ましいですよ〜我が家もシャワーヘッドが詰まったことはまだないんですが、乾いた洗面台やキッチンシンクを見るとどうしても「またこの白いやつが…!」となってます(笑)