2018年1月18日木曜日

子どもたちの日本語について

現在それぞれ6歳と3歳9ヶ月の息子たち。日本に住んでいる間はパパからのドイツ語を一方的に


聞いていただけでドイツ語の発語は2人ともほぼ無く、ドイツへ来てすぐ現地の幼稚園に通いだしてからは


急激にドイツ語がメキメキ伸び、今やドイツ語の方がスムーズに話せる、という状態になりました。


日本語文を話し始めたタイミングでドイツ入りした次男は、そこから日本語力はどんどん落ちて


現在日本語はほぼスムーズに話せません。日本語の発音自体がめちゃくちゃ難しい様子…


ドイツ語でも言いにくそうにしていることがよくあるし、私でも分かるレベルの文法間違いも多いので


『喋ること』自体が長男より苦手そう。長男はある程度の日本語力を保っていますが(しゃべくりやからかな)、


平日は朝8時半から夕方4時半まで幼稚園なので私と日本語で話す時間も少ないし、特に幼稚園直後は


ドイツ語ばかりが頭に浮かんできて切り替えに苦労している様子が見られます。(めっちゃヤキモキしてる)


長男は今年の9月から小学校に入学するため、ドイツ語はさらに伸びるだろうし私から教えることは


ドイツ語に関しては特にないので(笑)、一家の日本語担当として日本語に何かと関わらせています。


ドイツに来てすぐはポケモン図鑑にハマったため、ひらがなの前にカタカナを習得したのですが


カタカナの後にひらがなを教えるとカタカナを忘れる…という両者のバランスがなかなか難しいです。


子どもってすぐ覚える吸収力はあるけど、使わないとものすごい早さで忘れるんよね…


そして絵本を読むなり手紙を書くなり、基本はまずひらがななので、ひらがなの書き順練習を


3周終えた今は『お手本を見なくても文字を書けるように』を目指して練習中です。




ひらがなの書き順練習は日本で買った練習帳や、学習ホームページを印刷して使っていたのですが


たくさん印刷してみて「これはインク代バカにならんわ…」ということで私の手書きです(笑)


アメコミのスーパーヒーローが好きなので、イラストも添えてモチベーションを上げるのに


役立てています。「明日はスーパーマンにしてな!」などのリクエストもあるので、


小さな楽しみになってくれてるといいな…ひらがな練習は平日(ほぼ)毎朝、幼稚園へ行く前に


しているのですが、時々迷路などもさせるため次男も同じようにやりたがり、最近次男も始めました。


でもまだ3歳児なので文字ではなくひたすら運筆練習です。しかもまたまた私の手書きの(笑)












書いた後は(こっそり)捨てるだけですからね。私が描くの自体は10分もかからないし、毎日違った


運筆ネタを提供できるし、「今日はどんなん!?」「明日は迷路がいい!」など言ってくるので


作成者の私も反応が楽しみでもあります。ちなみにシュトゥットガルトには日本語補習授業校がありますが


夫婦で話し合った結果、今のところ通わせる予定ではありません。語学習得は周りの励ましも大切ですが


結局は本人がどこまで力を入れるか…にかかっているので、私としては一生懸命サポートするけれど


絶対ドイツ語と日本語のバイリンガルに!!と燃えているわけではありません。特に日本語の場合は


永遠に終わりが見えない気がする『漢字』があるので、将来日本語の読み書きが大人レベルに達しなくても


子どもたちの母国語になりつつあるドイツ語さえ年相応のレベルであれば(軸になる言語があるのが最重要)、


『日本語の読み書きは難しいけど口頭会話ならできる』レベルで花丸をあげたいくらいです。


今はまだまだ素直な年齢なので、「日本語でお手紙書こ!」と言うとノッてきてくれますが


それもいつまで続くかわかりませんしね(笑)現在子ども向けの運筆ネタはいつでも募集中です!


今日はここまで。


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