2017年10月12日木曜日

先日は旦那の誕生日でした

10月8日(日)、私の旦那が誕生日だったので朝からケーキでお祝い&誕生日プレゼントもすぐ渡すことができました。


旦那は小麦粉食品全般が食べられないため(理由はこちら)、誕生日ケーキはいつも手作りなのですが


今回はずっしりチョコレートケーキを焼いてみたら、お腹にずっしりすぎました(笑)


そして、肝心のプレゼントは日本へ行く前から『誕生日にあげるのはこれ!』と決めていた




メダル掛けです。日本に住んでいた時からランニングにハマり、フルマラソンの大会に出たり、トレイルランにも参加してみたり、


ハーフマラソンの大会に出たりと、しっかり何かしらに定期的に参加しており、『ただ時々走っているだけ』ではないのを知っているし


参加するたびにもらってくるメダルがだんだん増えてきたし(今後も増えるだろうし)


テキトーな所にジャラッとまとめて掛けてあったのを見るたびにモヤモヤしていたので。


そして、今の家に引っ越して家具やシステムキッチンなどを買った際、木材が結構余っていまして。


これでローテーブルやサイドテーブルは作ったのですが、まだ長い板状の物も数本あるので、その1本を拝借することに。


文字はペンキで書くか、文字を買ってくるか悩んだ末、この夏日本に一時帰国した時に100均で買いました(笑)


ドイツの1ユーロショップにこんなのは置いてない!!ドイツに持って帰る時は、見られないよう自分の服と服の間に隠し…


無事プレゼントを作成できたのでした。メダルを掛けるL字フックは、ドイツに戻ってから近所のホームセンターで買ったのですが


分厚い板にフックをねじ込むのにかなり苦労しました…よく見ると結構それぞれ歪んでいるんです。。


でも旦那本人はとても喜んでくれ、もらったその日にすぐ壁に取り付けていたので頑張った甲斐がありました。(ドイツの賃貸は壁にい穴開けオッケー)




ちなみに左側4つがランニング関係のメダルで、右側は日本へ来る前にやっていたケーゲルン(ボウリングのようなスポーツ)で取ったもの。


真ん中は長男が日本の幼稚園の運動会でもらったものです(笑)いつランニングだけのメダルでいっぱいになるのでしょうか。


今日は8時〜16時まで、マンションの電気供給が全て止められるのでお昼ご飯すら作れません。しかも忘れてた!!


今日はここまで。


2017年10月9日月曜日

ドイツで秋の味覚を調理してみた

以前、巨大かぼちゃをどのように必死で処理したかを書きましたが(記事はこちら)、


ちゃんと食べて美味しいかぼちゃもドイツにはある!という情報を得たので、懲りずに1つ買って来ました。


ちなみに情報源はこちら。
スーパーの冊子です。


また家にかぼちゃがあるのを見た旦那は「え、まだ食べ足りなかったん…?(困惑)」とちょっと引いた様子でしたが。




買って来たのは、Hokkaidoという日本人のみ対象のウケ狙いかなぁみたいな名前のかぼちゃです。


量り売りで、これ1つで1kg弱だったんですが90セントくらいでした。日本のように半分にカットとか、4分の1カットでは売っていません。


別に、丸々1つはいらなかったんですけどね…このホッカイドウかぼちゃは、日本語ではウチキクリというかぼちゃの


一種だそうですが、ウチキクリって絶対ドイツ人には発音しにくいと思うので、もうこのままホッカイドーでいいと思います。


スーパーの冊子によると、ホッカイドウは皮まで食べられると書いてあったので、まず皮付きのまま煮てみることにしました。






日本でよく見る、皮が濃い緑色のかぼちゃよりも甘みが少なく感じましたが、以前のデカイかぼちゃより断然美味しかったです(笑)


ちゃんとホクホク感もありましたし。あと半玉残っているので、あとはかぼちゃのケーキでも作ろうかな。


さらに、以前うっかり栗と間違えてトチの実を焼いてしまいましたが(記事はこちら)、長男の『栗ご飯食べたい!』要望を叶えるべく





ちゃんと栗ご飯も作りました。まぁパック入りの栗なので、お米と栗と調味料入れて、炊飯器のスイッチを押すだけなので


全くドヤァって威張ることでも何でもありませんが。ちなみに写真手前に写っているのは、相変わらずトチの実です。


道で見つけると、子どもたちは拾いたい衝動に駆られるようで…特に次男。別に拾うのは構わないのですが


家の窓辺にテキトーに放置されるのがなかなか困ります。すぐ捨てると気づかれますしね!(笑)


秋の味覚と言えばキノコも含まれますが、今のところドイツでは日本にもあるマッシュルームばかり買っていて


新しいキノコに挑戦していないので、そのうち買ってみようと思っています。ドイツ人は森でキノコ狩りをする人がいますが


先日ニュースで「フリーマーケットで売られていたキノコの毒にあたった人がいた」と言っていたので、ごく一般的なスーパーで買うつもりです。


今日はここまで。


2017年10月6日金曜日

ドイツで洗濯〜我が家の場合〜

みなさん洗濯はどんな頻度でしていますか?家族構成に大きく左右されると思いますが、我が家は4人家族。


うち半分が5歳と3歳の子どもたちなので、服のサイズは小さいですが1日1回以上着替えることもありますし


旦那はランニングが趣味の人なので運動着もあるので、絶対毎日洗濯しています。これは日本でも同じでした。


ただ、ドイツと日本では洗濯機自体なんだかちょっと違うので、引っ越してきてすぐは戸惑いましたよ。


まず、水温設定。ドイツは煮洗いの文化なので、白いタオルなんかは95度で洗う人も。私たちはそんな温度で洗いませんが





一般的な合成洗剤(Vollwaschmittel:フォルワッシュミッテル)には、対応温度が20〜95℃と書いてあります。


今ちょうど、1つがなくなりかけで2種類の洗剤が家にあるのですが、どちらも対応温度は同じです。




左がドラッグストアdm(デーエム)のプライベートブランド、Denk mit(デンクミット)のもので、


右がスーパーマーケットREWE(レーヴェ)のプライベートブランド、ja!(ヤー)のものです。


香りは少し違いますが、どちらも透き通った緑の液体で値段も1.5リットルで3ユーロ半くらいと似たり寄ったり。


そして、私は普段水節約モードで全部まとめてこの緑で洗っており、水温は勝手に40℃設定でかかる時間は1時間です。


初めは既視感からアリエールを買ったのですが、とにかく計量カップが使いにくすぎて、早くなくなれ!と思いながら使っていました。







この計量カップ、使ったあとこのまま置いておくしかないので(蓋ではないから)、カップの底に洗剤が溜まり、乾き、固まる…


を積み重ねるのでめちゃくちゃストレスでした。ちなみにこのカップ底に赤い物が付いていますが、


ゴムのようなシリコンのような素材でできており、洗濯前にちょっと汚れをこすり洗いするのに使ってね!というプチ洗濯板みたいな感じで使います。




使い方もイラストで描いてありましたが、いやいや使わんし!すぎました。そんな機能つけるより、計量カップと蓋一体化させてー。


子どもたちが赤ちゃんの時はベビー用洗剤で洗濯していましたが、特に誰かの肌がかぶれることもないので、いたって普通の洗剤を使っています。


もちろん、ドイツにもベビー用洗剤はありますよ。


ウールなどの素材は、また別の専用洗剤を使っており、これは20〜40℃対応。Wolle(ウォレ)がウール、Seide(ザイデ)がシルクです。




これは主に冬場に使うので、なかなか減りません(笑)去年の冬に買ったんですけどね。


そして最近買ってみたのが黒色・暗い色用洗剤。冬場になると暗めの色のインナーが何だか増えるので買ってみました。




普段は衣類を色分けして洗うことはないのですが、「この洗濯量なら2回に分けて洗うしかない」という日は色で分けています。


対応水温は30〜60℃で、洗剤自体の色は黒ではなく白です。色移りしにくいようになっていますが、実は色柄物用洗剤(ColorwaschmittelまたはBuntwaschmittel)という物もあり


そちらと効果は変わらないような気がしています。ちなみに色柄物用洗剤は買ったことがないのですが


ドイツ人は色別にきっちり分けて洗濯する家庭が多いと聞くので。しかも、その分けている色の洗濯物が洗濯機いっぱいに


なるまで洗わないそう。なので、赤なら赤の服がいっぱい溜まるまでずっと置いているんですよね。それって、汚れの中身によっては


置いておけば置いておく程落ちにくくなるんじゃ…?と思いますし、めちゃくちゃ衣装持ちじゃないとできない洗濯の仕方だと思います。


緑の服はこの1着しかない!なんてパターンはどうするのでしょうか。


それぞれの洗剤は、容器裏面に使用量の目安が書いてあり、汚れの度合いと水の硬度がそれぞれ3段階あり


それに合わせて決める仕組みになっています。大半の液体洗剤には硬水軟化剤が入っているため、水の硬度も知っておく必要があるのです。


水の硬度はこちらで住んでいる場所の郵便番号を入れると調べられますよ。今私が住んでいる所は、


少しだけ軟水寄りの中硬度と出てきました。地域によって大きく差があるので、こればかりは運としか言いようがありませんね。


そして、肝心の洗濯機ですが、洗濯機を設置できる洗面所があまり大きくないので小さめのものを買ったのですが


何と縦型!日本はあんなにドラム式が流行っているのに、わざわざドラム式がもともと主流のヨーロッパに来て縦型!?


なんて思っていましたが、中のドラムは縦型ではなく、いわゆるドラム式と同じでタイヤのように縦回転をするものでした。





洗濯方法はこだわり出すとキリがないし、それぞれの独自洗濯ルールがあると思うので特にここは譲れない!とかあれば聞いてみたいなー。


今日はここまで。


2017年10月3日火曜日

祝!ドイツ統一の日

本日10月3日は、ドイツ統一の日としてドイツ全土で祝日となっています。普段の祝日は、州によって違うので


カレンダーも表紙に対応州が書いてあるのですが、この日は州関係なくどこもお休みです。


Googleでもフォルクスワーゲンのビートル(西ドイツ代表)と、トラバント(東ドイツ代表)のイラストでお祝いしています。




今年で統一27年を迎えますが、せっかくなので東ドイツ出身の方に色々質問してみようと思います。


一番身近な東ドイツ出身者と言えば、何を隠そう私の旦那!普段は標準ドイツ語で話している旦那ですが


素を出せばものすごいベルリン訛りの元東ベルリンっ子。兄が1人いるのですが、兄弟間で喋ると途端にベルリン訛りです。


さて、そんな旦那にドイツ統一の日で一番印象に残っていることを聞いてみましょう。


旦那「え?個人的なこと?それなら西側に行けるようになって、初めて西側に出かけた時かな。走っている車、売られている果物、機械類も全然東とは違った。果物なんて見たことのない物ばかりで。」


−見たことのない果物って?


「色んな南国フルーツ。アボカド、パパイヤ、ココナッツとか。そもそも果物の名前が当時はわからなかった。バナナは東ドイツでも時々だけ食べられたよ。家族で初めてココナッツを買ってきて、開けるのにめちゃくちゃ苦労した末、ココナッツウォーターを飲んでみたら不味くて衝撃的やったなぁ」


壁が壊される前に見に行ったことはある?


「そもそも、壁の存在を知らなかった。8、9歳くらいやったし、その歳ではまだ学校でも習ってなかった」


壁がなくなって良かったこと、嫌だったことは?


「良かったことは、買う商品の選択肢が広がったこと、色んな場所や国に行けるようになったこと、自分が勉強したい分野に進めたこと。嫌だったことは、たくさんの東側の人が仕事を無くしたこと。地域の安全性も低くなったように感じた」


西側の人と話してみた時の感想は?


「初めて話したのはセールスマンやったし、自分がまだ子どもやったから特に思うことはなかった。ただ西ベルリン出身の人たちは、とっても極端な標準ドイツ語を話すから、東の話し方とは全然違った」


ベルリン訛りに関して何かエピソードは?


「大学に通い初めて、スペイン人の友だちができたけどとても上手にドイツ語を話す人で。外国人であんなに上手なドイツ語を話す人、他には知らないくらい。で、その彼とだいぶ親しくなってから、知り合ってすぐは実は何て言ってるか全く分かってなかったって言われて本当にびっくりした。そんなに訛ってた!?って」


東ベルリンと言えば何を連想する?


「自分の子ども時代」…当時はここが東ドイツって気づいてなかったわけですが。知らないって色んな意味ですごい。


有名なベルリンの壁は28年間存在し、東西の分断自体は45年間続きました。統一後も東西の経済状況は差が大きく、


ようやく近年(!)東側が西側に少しずつ追いついてきているようです。私は数年前どちらにも行ったことがあり


建物の作りなどは東側がシンプルな感じでしたが、最近のベルリンはアートの街として世界から注目を集めているので


また雰囲気が変わっていっているかもしれません。今のところ、行く予定は特にないので確認のしようがありませんが(笑)


今日はここまで。

2017年10月2日月曜日

ドイツでついに、同性婚も可能に!

今年の6月30日、ドイツで同性婚を合法化する法案が可決されましたが、ついに昨日の


10月1日から合法化されました。昨日は日曜日だったので、本来なら結婚の手続きを行う


窓口は閉まっているのですが、自治体によっては記念すべき初日のために開けてくれたようです。


ドイツでは2001年に生活パートナーシップ法が成立し、同性カップルにも結婚とほぼ同じ権利が保障されていますが


内容は一般的な夫婦が保障される権利とは違うところも多く(特に養子や税金関係)、成立後も改定を重ねていました。


日本ではオープンにしている人がドイツより少ない(気がする)せいか、身近に感じることのなかった*LGBTですが


*同性愛者の(L)レズビアン・(G)ゲイ、両性愛者の(B)バイセクシュアル、心と体の性が一致しない(T)トランスジェンダーの頭文字




私個人の身近な例では、息子たちが通う幼稚園の親です。ある男の子にはお母さんが2人いるのです。


片方のお母さんがよくお迎えで一緒になるので何度か話したことがあるのですが、ある日「私の奥さんが〜」と


言い出したので、『あ、同性カップルやったんか!』と気づいたのでした。もう1人のお母さんも顔は知っているのですが


『この時々来る女の人誰なんやろう…』と正直思っていたので。どちらもお母さんでしたね。


そのお母さんたちには子どもが3人いるのですが、生物学的なお父さんが誰なのかは聞いたことがありません。


そもそも、お母さんのどちらとも血の繋がりがない可能性もありますしね。とにかく『お母さんとお父さん』という


組み合わせでなくても、幼稚園側も他の親たちも変に気を遣って特別扱いしたり、後ろ指さしたり


なんて雰囲気が全くなくて良いなと思いました。オープンにするしないは、本人たちの考えによりますが


幼稚園児の親という立場上、隠すのは逆に無理なのではと思いますし。私はLGBTのどれにも当てはまりませんが


時代に合わない法律を積極的に変えていくドイツの姿勢には賛成ですし、日本もこれは見習って欲しいなぁと思っています。


今日はここまで。