2018年2月1日木曜日

ドイツの歯医者で歯磨き指導

ドイツでの歯科は日本人歯科医のいる所へ行く人も多いようですが、私はこちらこちらで書いたように


ごくごく普通のドイツ人歯科医がやっている所へ通っています。そして今日は歯のクリーニング兼


歯磨き指導の日でした。所要時間が1時間と聞いていたし、歯科衛生士から英語を話しているのを


聞いたことがないので(歯科医は英語も話せる)、1時間ドイツ語かぁ…とちょっとドキドキしながら行ってみたものの


私がドイツ語ネイティブじゃないと分かるや否や、めちゃくちゃハッキリ且つ早すぎないドイツ語で


分かりやす〜く説明してくれて大助かりでした。虫歯治療とかではないので、「こんな所にこんな詰め物された!」


なんて不安はないものの、せっかくお金払って歯磨きについて教えてもらうんですから、ちゃんと理解したいですしね(笑)


最後、歯磨き指導とクリーニングをしてくれた歯科衛生士のおばちゃんに、ちゃんと感謝を伝えたくて


「ゆっくりハッキリ話してくれてめっちゃ分かりやすかったです!ありがとう」って言ったら


「えっ分からない点あった!?」と逆に戸惑わせてしまいました。『おばちゃん、もしや意識して


ハッキリ喋ってたわけじゃないのか…?』と思いましたが、日本で何度も旦那から聞いている


『ドイツ人的解釈』を思い出しました。この『ドイツ人的解釈』とは、手放しで褒められると


むしろ皮肉を言っているのでは…?と思ってしまうドイツ人に多い解釈の仕方です。


日本で、旦那は知り合いからも赤の他人からも褒めちぎられる場面に何度も遭遇していますが(白人に憧れがある人が多いせいかも)


その度に『ドイツ人的解釈』で


  • シュッとしてる!→実はお腹が出てると言いたいのか…?
  • 鼻が高い!→実は鼻がデカすぎってことか…?(そもそもドイツで鼻が高いって風に褒めない)
  • 見た目が若い!→大学院卒業後もひたすら学生と間違われて良い事なし
  • 奥さんが若い!→妻を年齢で選ぶ浅はかな男と思われている…?


などなど、とにかくどう褒められても捉え方が何だか後ろ向き(笑)とりあえず疑ってかかるドイツ人。


そして今回、歯科衛生士のおばちゃんにストレートに感謝を伝えた私ですが、ドイツおばちゃんの解釈では


とても分かりやすかった!→実はドイツ語めちゃくちゃ分かりにくかったのか…!?


と思ってしまった様子でした。でも「本当にちゃんと全部分かったし、話し方が良かったって言いたかっただけ」と


説明したら笑顔に戻ってくれたので良かったです。歯磨き指導中は「歯磨き粉、今は何でも良い」と3回以上


言ってきたにも関わらず、「これ、プレゼントね」とちゃっかりオススメ歯磨き粉を渡してきたおばちゃん。良い人やった!


大事に使います。


「クリーニング後の今日1日は色の濃い食べ物、飲み物禁止ね」と言われたのですが、禁止の飲食物の例えに


コーヒー、紅茶、赤ワインは分かりますよ。でも赤ビートって。そんな食べへんやろ!?日本やったらカレーかなぁ。


今日は寒いので暖かいお茶を飲みたいところですが、おばちゃんの指示に素直に従って、大して好きでもない白湯を飲んでおります。


今日はここまで。


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