2019年1月17日木曜日

ドイツでゲルバーザックを手に入れる!

日本は自治体指定のゴミ袋がありますが、大まかに言うプラスチックゴミは、私の住むシュトゥットガルトでも指定の袋があります。


袋の色が黄色なので、名前もそのままgelber Sack(ゲルバーザック:黄色い袋)と呼ばれているのですが、我が家はマンションなので


マンションのゴミ捨て場に捨てることになっており、ゲルバーザックでなくても回収してくれない、などはなかったんです。


でも捨てに行く度に『みんなは指定のゲルバーザックなのに我が家は違う…そもそもゲルバーザックがどこにも売ってない!


みんなどこで入手してるん!?』ってずーっと思ってたんですよね。そう、約2年間も(笑)


ちなみに個人宅や、小さめの集合住宅の場合は、ゴミ収集日に家の前にぶら下げてある様子をよく見かけます。




いつもいつもスーパーで適当な大きさのゴミ袋を買っていたのですが、ある日気になる気持ちが高まりすぎたので


まずは隣町に住んでいる友人に聞いてみると、近所のスーパーでもらっていると言うので、同じ系列のスーパーで聞いてみたところ


「ここにはないわ。」とあっさり言われてしまったので、ネット検索。すると市のホームページ上でゲルバーザックがもらえる場所の地図を発見!


(参考元:https://www.stuttgart.de/gelber-sack シュトゥットガルト市のHP)


この地図で家の近所を見てみると、見事にスーパーには置いてない!どうりでもらってる人見たことないわけやん。


どうやら個人商店に絞られているようで、パン屋、ケーキ屋、八百屋などには置いてあってよく行くスーパーにはびっくりする程全然置いてない。


隣町に住む友人は大型スーパーでもらっているので、同じシュトゥットガルト内でも町によって違うようです。


そして、やっともらってきたゲルバーザック!今回はお気に入りのケーキ屋さんに行くついでにもらえるか聞いてみました。




「もちろんあるよ!」と渡してくれたのがこれ。念願のゲルバーザック!しかも無料でもらえます。タダです!!


今までゴミ袋をわざわざ買ってたお金が無駄でしたよ…旦那もちょっと安いのかな?程度に思っていたらしく


まさかの無料にめちゃくちゃびっくりしていました。そりゃタダならみんな使いますよね(笑)


全ての袋が繋がっていて、くるくると巻いてある状態でもらうのですが、袋1枚ずつは点線部分で簡単に千切れます。


トイレットペーパーみたいな感じですね。ドイツのゴミ袋は今のところこのタイプしか見たことがありません。




袋を広げるとこんな感じ。ゲルバーザックには何を入れるかがイラストと文字で書いてあります。


ゲルバーザックは基本的に梱包に使われる物を捨てる用で、金属製・プラスチック製・複合材料製の物が対象です。ガラス製や紙製の物を入れてはいけません。


イラスト部分を訳していくと


缶・飲み物のフタやキャップ・アルミの皿やフタ・アルミホイル・牛乳などのパック・密閉袋・パウチ・洗剤やボディクリームなどの容器・ヨーグルトやマーガリンなどの食品容器・発泡スチロール


です。捨てる際には綺麗にして、中身のない状態で捨てること!となっています。ゴミの例が具体的で分かりやすくないですか?


他には古紙、生ゴミ、瓶、その他と分別されていますが、無料の袋がもらえるのはゲルバーザックのみ。


まぁあと実際に袋が必要なのはその他のゴミだけなので、ゲルバーザックがもらえるだけでもすごい!と思うんですが


ゴミの分別はドイツでも自治体によって様々なので一概には言えません。日本、ドイツ問わず皆さんの自治体ではどんな分別方法ですか?


以前職場のドイツ人に日本の牛乳パックの正しい捨て方(洗って、乾かして、切って開く)を説明したところ


「面倒くさすぎ!!!そんなん誰もやらんやろ!!」と引かれました。日本に住む人たちも漏れなく面倒と思っているでしょうが。。


今日はここまで。


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