今日の晩ご飯を家族で食べている際の出来事。長男(4歳)が何の前触れもなく、「小学校に行く時には注射せなあかんねんて」と話し出して、注射は予防接種のことかな〜と脳内変換しつつ聞いていました。
注射が大嫌い、というか痛みにやたら弱い子なので(笑)、注射は嫌だと言い出しなぜか急に半泣きに。「小学校行くために注射するんじゃなくて、◯◯歳になったら△△の注射をするって決まってるんやで。罹るともっと大変な病気にならないために、注射するんやで」とざっくり説明。
そこから「ドイツには小学校ないん?」という質問が始まり、ドイツにも小学校はあると言うと、次には「ドイツの小学校じゃなくて日本の小学校に行きたい」と言い出した。長男曰く「日本の小学校の方が楽しいから」だそう。
そこで旦那が私に「日本の小学校とドイツの小学校、どっちが楽しい?」って質問(何やその質問内容)してきて、私が正直に「ドイツの小学校は行ったことないからわからんけど、どっちも楽しいと思う」って答えたら、
向かいに座ってる旦那に脚を蹴られ、更に目で『ドイツの方が楽しいと言え!!!』と圧をかけられたので(笑)、「でもパパの話聞いてると、ドイツの小学校の方が楽しそうやけどな〜(多分棒読み)」って言ってみたけど
「だってドイツ語話せないから…」と言う長男。そう、まさに今彼をひたすら悩ませているのは、“ドイツに行ったらドイツ語を話さないといけない”プレッシャー。ドイツ行きが決まってから今までに、何度かすでに「ドイツの幼稚園には行きたくない。ママと家にいる」と言ってきています。
パパに対しては生まれてこのかた、ドイツ語で話しかけることしか許されてなかったけど、育ってきたのは日本。ママは日本人で友だちも大多数が日本人。お陰で日本語(関西弁)はネイティブやけど、ドイツ語は明らかに話しにくそうにしてるし、まず知ってる単語数がはるかに違う印象。
でも大人の私から見てみると、ドイツ語のベースは生まれた時からパパに話しかけられて培ってるし、大方の聞き取りはできてるから、あとは場数を踏んでドイツ語で話すことに慣れればすぐにペラペラになるんやろうな〜と思っています。
それでも本人はそんな楽観的に捉えてない様子やし、何を勘違いしているのか、ドイツにはドイツ語以外の物全て持ち込めないと思っているふしがあって、「これは日本語の絵本やから持って行かれへんな」とか言ってくることがあります。
ドイツ関連以外の全ては禁止!!て鎖国じゃないんやからとツッコミたいところやけど、“ドイツに行ったらドイツ語を話さないといけない”と強く思っているがためにそういう理解になるんかなーと思ったので、
「ママには日本語で話していいんやで」「ドイツ人は日本語わからないから、秘密の話は日本語でしよな(笑)」と夫婦で言ってみたら少し表情が和らぎました。今日は幼稚園で担任の先生から、クラスのみんなにドイツへ引っ越す話をした、と長男本人から聞いているし、
「ドイツに行くから〜」とお手紙をもらったり、送別会をしてもらったりしているので、普段は見せないけど心の中は結構ナーバスなのかなと思いました。見るからに家の中も物が減っていっているし、じわじわ攻められてる感じなんやろうか…
ドイツへ行くことを楽しみにしてほしいので、長男と同い年の従兄弟に会える!とか、ドイツには◯◯がある!とかポジティブな情報をちょこちょこ教えてるけど、長男の緊張感はなかなか拭えそうにないな…
今日は長め且つちょっと暗い内容。今日はここまで。
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